色々な出逢いがあり、きっかけがあり
聖福寺さんでのお茶のお稽古に参加させて
いただきました。
かれこれ3回目になります。
日本最古の禅寺、聖福寺さん。
夫の職場でよくして頂いている方が
この裏千家茶道の志村宗恭先生の元で
お茶をお稽古されていたり、
聖福寺の老師様が私と同じ長野ケンミンだったりと
いうことが重なり、ご贔屓頂いていたのです。
誰から見てもA型とは信じてもらえない
ガサツな私。
この私がまさかお茶のお稽古?
わからないものですね。
でもそこには、安心して無になれる環境が
あったのです。
こんな私ですが、実はヨガ講師をしています。
こちらは教える身で、自分も平和になれる。
でも自分のためのものではない。
毎朝の、2時間弱に及ぶセルフ・プラクティスは
正直、苦行です。
よく毎朝乗り越えられるな、と自分でも
感心するくらいです。
でもここでは純粋に無になれる。
初心者だから。
未知の世界だから。
先輩たちに身を任せることができるから。
出来なくて当たり前だから。
これから学んでいく楽しみがあるから。
ひとりじゃない、という安心感があるから。
色々な作法を先輩方に教えて頂いたけれど
わたしの作法について
「やっぱり今の若い方は…」
と注意を受けたのですが
え???わたしって、若いの???
48歳ですが。
こういうの、新鮮です。
1番下っ端という安心感。
無知といういここちのよさ。
これから学ぶという楽しさ。
わたしにとって、いちばんのヨガの時間です。
どこまで続けられるか、どうなるか
わからないけれど。
この環境を暫く楽しみたい。
安心して身を委ねられる場所を
見つけた気がしました。