こちらの続きです。


散歩から戻って、お楽しみの家族風呂タイム。

家族風呂ってご存知ですか?

この辺ではメジャーなのですが、いわゆる貸切風呂のことです。

宿泊はできない家族風呂のみの施設もいっぱいあって、

1時間もしくは2時間制で、その度に清掃、湯船を変えてくれます。

1時間2,000円で、受付で4枚の500円に両替してもらい、風呂外のボックスに投入。すぐにお湯が出始め、最初の30分くらいは掛け流しでした。


こちらでは槍露天が5室、岩露天が6室、

岩風呂が6室と、宿泊者は無料の大浴場露天があります。

私たちは寝湯ができると言うことで槍露天に。


この景色!




目の前は深い深い自然のみ。

左側が寝湯になっています。


独特のホワイトブルーの湯です。

なんて贅沢…

1時間たっぷり堪能しました。


汗活後は、一番搾りで乾杯。

食事は出ませんが、大きな食堂があって、食器類、調理器具は使い放題とのこと。

あまりいいグラスがなくて、焼酎か日本酒が入っていたであろうくまモンで。


この辺で、家族風呂と合わせて人気なのが

地獄蒸し!

温泉の蒸気で食材を蒸して食べるもの。

外に釜が幾つも並んでいます。



こちらは宿泊者専用。

もくもく…


食材は受付でも変えます。

鶏の脚、丸鶏、ソーセージ、卵…

わたしたちは道中、玖珠の道の駅やスーパーで

食材を調達してきました。


釜の蓋をとって…


この中に専用のザルに入れた食材を入れて蒸します。食材による目安時間も書いてあります。


枝豆、紅はるか、スペアリブ、玖珠で買った巨大な椎茸、大分の芋焼酎、甘太くんのソーダ割で。

たまごが最高に美味しかった。

温泉たまごとも別物で。


こういうの楽しくて自由で縛りがなくて、すき。

旅館で至れり尽くせりもいいけど、庶民の行ける

旅館の夕食って、推し並べて美味しくない。

作り置きの冷たい味のしないものばかりで

申し訳程度に小鍋があったり。

縛りも多いですよね。

夕食17時からとか18時からとか、

小学生じゃないんだから。

ま、それはそれで楽しいですけどね。


殺風景な食堂。

こういうのも、すき。

しばらくすると、宿について食材を冷蔵庫に入れに来た15時頃、すでに飲んで食べていた夫婦がやってきました。大きなクーラーボックスを2つも持っていて、お酒も食材も満載。
また豪快に呑んで食べはじめました。
最初は挨拶程度でしたが、ご主人が話好きな方で、すぐに打ち解け合いました。
というか、お酒の力って凄い。

4人で盛り上がって終盤、もうひと組、ご夫婦が
やってきました。ご主人の方はかなり年配ですが、
すでにかなり出来上がっていました。
楽しそう笑われる。
こちらも楽しい気分になります。

この広い食堂、使っていたのは3組の
呑兵衛のみでした。