【「儚さや    夏の想い出     遠花火」🎆】


先日「俳句の日」の投稿で
ゲスな俳句を詠んだ
反省も兼ねて😂

今日は「花火」で
一句詠んでみました☝

花火大会も全国的に
開催されたり、
またこれから
開催されるところも多いよう🎇


今日は……
夏の夜空を彩る
『花火』のお話を‥‥‥🎆
 

【「ひゅるひゅるひゅる〜」の音】

森昌子の
「越冬つばめ」
ではないです……😅

あの音は花火が
空に打ち上げられて……

そのスピードで
空気が切り裂かれ、
鳴っているような
イメージありますが……😅

実は……
花火に備え付けられた
「笛」の仕業で
あの音をわざと
鳴るようにしてます‥‥‥


親玉が開花する前に
小花を開かせたり……

音を出させたりするために、
本体と同時に打ち上げる
付加物があるものを
「曲導(きょくどう)」と呼ぶそう……

その「曲導」の
上昇中に音を出すものを
「笛」と言います‥‥‥

あの効果音のおかげで
花火が開花するまでの
期待感がさらに高まる
職人さんのこだわり
なんですね‥‥‥😍

【花火の値段】

少々、
下世話なお話ですが‥‥…

あの打ち上げ花火って
How much??

意外に打ち上げ花火の値段って
想像つかないですよね……

開花したときの
直径が100mとなる
3号玉で4000~5000円

150mの5号玉で
1万5000円



もちろん、
花火大会となると、
花火の値段の他に
打ち上げのための
設備、人件費、警備など
の経費がもちろん必要‥‥‥

大体、
1万発の花火大会の規模で
1億円ほどがかかるようです……😅

ゆえに最近では
コスト面で開催が
危ぶまれたり、
中止になるところも
あるそう😥

ちなみに
隅田川花火大会の
総トータルコストは約1.5億円 

隅田川花火大会は、
約2万発だから……
単純計算で平均すると1発7500円

長岡まつり大花火大会の
コストは1.8億円 

こちらも
約2万発なので、
平均1発9000円

個人的に規模の
小さい花火だと……

52発の打ち上げ花火を
諸経費込みで15万円という
プランもあるそう……

単純計算で
一発3,000円ですね……

ここ一発のサプライズとして、
52発のプレゼントは素敵かも🎵

【海外と日本の花火の違い】

日本は
丸い花火玉を
打ち上げますが……

ヨーロッパは
筒型のシリンダータイプが多い‥‥…


アメリカ、
ヨーロッパ
(イタリア、スペインなど)、
オーストラリア系の
花火は必ずしも
丸くは開きません‥‥…


下から見ても
横から見ても
ちなみに上から見ても

どこから見ても
丸い日本の花火は
なぜ海外では少ないのか??


やはり……
技術やコストが
丸い花火の方が
はるかに
高くなりますからね……

なにより……

日本と海外の花火が違う
最大の理由は
「目的の相違」なんです‥‥‥

海外では、
花火を上げるのは
何かの記念日や、
イベントがあるときです……

花火よりも、
そのイベント自体が
メインですから‥‥…

海外では、
花火はあくまでも
そのイベントを
盛り上げる「脇役」

それに対して……

日本では、
「花火そのもの」が
イベントのメインの
「主役」ですから……

日本は
『花火』がイベントの
盛り上げの役割ではなく……

『花火』自体の
芸術性を目的に
極めてるんですよね……

【「た〜まや〜」の掛け声】

「た〜まや〜」とか、
「か〜ぎや~」の
掛け声ありますよね‥‥
 


この掛け声は、
両国川開きで人気を競った
「花火師の屋号」
ようするに
「花火のメーカー名」……


「鍵屋」の弟子で
後発の「玉屋」は
人気あったんですが‥‥‥

江戸で大火事を起こして
追放されてしまった「玉屋」……

 でも後発で、
干されたのに
「た〜まや〜」の方が
なんとなく
掛け声が多かった‥‥‥

こんな
狂歌があります‥‥‥

『橋の上 玉屋玉屋の声ばかり 
なぜに鍵屋と いわぬ情なし』 

これは実力があったのに
たった一代で
花火のように消えた
「玉屋」への愛情を示したもの‥‥

「鍵屋」はその後も
様々な花火を開発して
日本の花火界をリードし……


現在は女性当主が
「鍵屋」15代目として
活躍中です……

【花火を見るのにいい距離とは??】
 
それぞれ人の好みですが‥‥‥

僕はあまり近くない方が、
花火全体の姿も
見えて良いかなと‥‥

花火が光ってから、
1秒ぐらいして「どーん」と、
音がするぐらいが目安かな‥‥‥

およそ、
300〜400mくらい
離れたあたりが
僕的には大好きな
ベストポジション☝

昔から
『遠花火(とおはなび)』
という風情ある
言葉があります……


花火が光って、
音が何秒した後から
聞こえてくるような離れた場所で
ゆっくりのんびりと
「花火」を楽しむことを
指している言葉‥‥‥

雑踏や、
雑音に邪魔させず……

大切な人と
『遠花火』を愛でながら、
夏の想い出を
二人で語り合う……💖

夏の想い出を
二人で語り合いてぇ~😂

話を戻しますが……😅

実は……

昔は「花火」は
秋の季語でした‥‥‥

なぜかといえば……

京都の毎年8月16日の
「五山送り火」と同様に
「お盆の送り火」と
同じの意味だったから‥‥‥

でも今では、
「花火」は夏の季語‥‥‥

しかし、
『遠花火』は
今でも秋の季語です‥‥‥

7月から始まった
夏の夜空を焦がす
花火大会も……

夏が終わりに
向かうに連れて
寂しいけど
少なくなってきます‥‥‥

『遠花火』は、
目の前で賑やかな音とともに
繰り広げられる花火とは違い……

遠くの夜空に音もなく、
浮かび消えるもの‥‥‥‥

想い出深い夏、
輝いていた夏、
出会いの夏、
そして別れの夏‥‥‥

そのような
想い出深い夏を過ごした人ほど、
夏の終わりは物想うもの‥‥‥

そんな夏の終わりに
『遠花火』は相応しい‥‥‥ 😍

今年は沢山の
思い出に残る花火が
夏の夜空を舞いますよーに✨

素敵な一日をお過ごしください☺