【イギリス式??フランス式??😅】


今日7月12日は
『洋食器の日』🍴

洋食器のひとつ
「ナイフ」の語呂合わせが
「7(ナ)1(イ)2(フ)」になることから……
「日本金属洋食器工業組合」が
今日7月12日を
『洋食器の日』と制定しました☝

ナイフ・フォーク・
スプーンなどの
洋食器のことを
「カトラリー(cutlery)」
と呼びます‥‥🍴

ただ、
カトラリーの語源は
「カット(cut)」なので……

厳密には
刃のついた
ナイフ状のものを
指すのですが……

日本的には、
ナイフ・フォーク・
スプーンの全てを
「カトラリー」と呼んでます🍴


正式には……

スプーン・フォークは
「フラットウェア(flatware)」

また、
ピーラー・トングなど
キッチン用品は
「ユーテンシル(utensil)」
と呼びます……

【ナイフとフォークのルーツ】 

まだ動物に近かった
古代人の食生活では
黒耀石(こくようせき)や
非常に硬い石の破片を用いて
野菜や肉を切ったり、
突き刺したりしていました‥‥‥


中世に入ってもナイフは
個人で携帯する習慣があり……

その目的は
食事用の他に
護身用などの
道具でもあったため……

現在の
テーブルナイフよりも
鋭く刃先の尖った形でした‥‥‥

食事の際は、
あらかじめ
切ってあったものを
手で食べるか……

皆で共有する
肉料理の場合は
一本のナイフで切り取り、
刃先に肉を突き刺して、
口元まで運んでいたという
ワイルド作法でした‥‥‥😅

今では
肉をナイフで切る間、
もう一方の手に持った
フォークで動かないように
押さえるのが普通なのですが……

まだ中世時代には、
両手に二本のナイフを
用いるのが主流
だったらしいですよ……😂

しかし、
ナイフは押さえるのに
適した形状ではないので、
やがて二股のフォークが
登場したわけです☝

【フォークの歴史は新しい? 】

単に食材を突き刺す
棒状のものを含めた
調理用のフォークの原型は……

先史時代から
使われていたはずですが……

私たちに
馴染みのある
テーブルフォークのルーツは、
どうやら7世紀の中東であり……

さらに時代が進んで
1100年ごろにイタリアへ
伝わったようです‥‥‥

1608年
イギリスで出版された
文献を紐解いてみると‥‥‥

「イタリア人、
およびイタリアに
居住している
ほとんどの外国人は、
食卓で肉を切る際に必ず、
小さなフォークを使用するのだ。

彼らは、
一方の手に持った
ナイフで大皿の肉を
切って取り分ける間、
反対の手に握った
フォークでその肉塊を
皿に押さえつけている。

(中略) 

なぜ彼らが
こんな奇妙な食べ方を
するのかというと、
皆が皆、手を
清潔にしているとは
限らないと考えていて、
自分の料理に
他人の指が触れるのを
極度に嫌うからである。」

と書いてあります……

イタリアに
フォークが伝わった当初も
ナイフ1本での食事が
定着していたので……

このイギリス人の著者が
記したように
当時は「奇妙な食べ方」と
受け取られたのでしょうね‥‥‥😅

その著者は
イギリスに帰国後も
フォークを用いた食事を
自ら実践したようですが‥‥‥

キザな作法として
嘲笑されることの方が多く、
一般的になるのは
17世紀頃となりました……🍴

【フランス式vsイギリス式】

さて、
「マナー」のお話です☝

洋食器と言うと
「テーブルマナー」😅

テーブルマナーは
元々は16世紀のフランスに
起源をもちます‥‥‥

そのため歴史上
長年フランスが
テーブルマナーの理論や
テクニックを
リードしてきました‥‥‥

しかし……

フランスと歴史的に
ライバル関係にあるイギリスは、
それに対抗して
独自のテーブルマナーを
生み出してきました‥‥‥

【英仏テーブルマナーの違い①】

イギリスの
テーブルマナーでは、
フォークを使う際には、
フォークの背中に
料理を乗せて食べます……


ちなみに……

フランス料理の
テーブルマナーでは、
フォークの背中に料理を乗せると、
恥ずかしい思いをするらしい……😅

イギリスの
テーブルマナーでは、
フォークを
右手に持ち替えては
いけませんが……

フランス料理の
テーブルマナーではOKです👍

料理を食べ終わった時には、
ナイフ・フォークを
縦に並べるのが、
イギリスのテーブルマナー……

しかし……

フランス料理の
テーブルマナーでは、
3時の方向、
または右斜め下に
柄が来るようにします……


【英仏テーブルマナーの違い②】

フランスとイギリスの
テーブルマナーの違いで、
もう1つ注意が必要なのが、
スープの飲み方……

出されたスープに対し、
手前から奥にスプーンを
運ばせるのがイギリス……

スープの量が
少なくなってきたら、
皿の手前側を少し浮かせて
飲みやすくします……

しかし、
フランス料理だと、
このマナーが完全に
反対になります……

フランス料理の
テーブルマナーでは
スプーンを奥から手前へ運び、
スープの量が少なくなったら
皿の奥を少し浮かせます……

【イギリスのマナーと日本】

日本で公式的な
晩餐会などが開かれた場合は、
イギリスのテーブルマナーが
公式マナーとなってます……

これは歴史的に
日本がフランスよりも、
イギリスと国交を重ねる
機会が多かったためのよう‥‥…

そうは言っても、
フランス料理を食べる時に
イギリス式の
テーブルマナーを使うと、
場違いな行動となります……

ただ、
最近はかなりカジュアルに
なってきてるし……

どちらかと言うと……

若い方々は、
フランスマナーが主流に
なってきてるのかも??

僕が小学生の頃は
イギリス式マナーが主流で
ライスをフォークの背中に載せる、
スープのスプーンは手前からと
学校で教えられてましたから……😅

まあ要は、
ケース・バイ・ケースで、
臨機応変に対応すれば良いし……

何よりも気軽に
美味しく食べるのが
一番ですからね👍

今日はそんな
テーブルマナーについて
掘り下げてみました☺

素敵な一日をお過ごしください😉