【 2024年6月21日05:51(日本時間)】


今日はこの上記時間⬆
黄道(太陽の通る道)にある
太陽黄経90度の「夏至点」を
太陽が通過します☀

カレンダーに
書いてありますが
今日6月21日は
『夏至(げし)』👍

まさに
『夏至の極み!!』


『夏至の極み乙女。』😂


「一年で一番、
昼の時間が長い日」☀

『夏至』は
「夏に至る」と漢字で
書きますよね……

英語では、
「the summer solstice」

「solstice」は
太陽が赤道から
北あるいは
南に最も遠く離れる
「至点」を表す単語……

英語でも、
日本語の『夏至』と
同じ意味で表記されるんです……

「夏に至る」と言っても、
実際は夏本番の少し前……

まさに
まだまだ
梅雨の時期……🐸☔

『夏至』と言う言葉は
よく耳にはするけど、
誰かに説明するとなると……😅

今ひとつ知識も
浅かったりするもんで‥‥‥😂

今日は
『夏至』について
あれこれと
掘り下げてみました👌

まず『夏至』とは
どんな日なのか、
どんな意味があるのかについて‥‥‥

『夏至』は、
「二十四節気」のひとつで、
太陽黄径90度「夏至点」を
通過する日のことを言います‥‥…


太陽が北回帰線の
真上に来るために、
日の出ている時間が
一年で一番長い……

反対に
「冬至(とうじ)」は
太陽黄径270度となり、
一番昼が短い日となるわけ☝

「冬至」と『夏至』の
昼の時間の長さはなんと、
4時間50分位もの差があります……

一日24時間の
約5分の1も差が
昼夜にあるんです……

『夏至』の日の
昼の時間は
約14時間35分で、
夜は約9時間25分……

「冬至」の日では逆転して
昼が約9時間45分、
夜が約14時間15分となります……
(これは東京の場合ね☝)


また……

北へ行くほど、
つまり北海道では
もっと差がつきます……
(札幌の『夏至』は昼時間が
約15時間23分もあります😆)

ちなみに……

北半球が『夏至』の日は
南半球の昼時間は
一番短くなります……
(それは当たり前かっ😅)

また、
『夏至』は「二十四節気」で
次の「小暑(7月7日頃)」までの
期間を指す意味もあります……

『夏至』は、
ほぼ毎年6月21日頃……

4年に1度程度は誤差の分で
6月22日となるときもあります‥‥‥

ところで……

「冬至」は、
柚子湯に入ったり、
カボチャを食べますが……

『夏至』にも決まった
風習がある地域があるようです‥‥

しかし……

「冬至」のように
全国的な風習として
各地にあまり根付いてはいません‥‥…

これは古来より、
農耕民族である日本のお国柄で、
『夏至』の時期は
田植えの忙しい時期でした……

ゆえに……

『夏至』の風習が
根付かなかったとも
言われてます‥‥‥

日本はハッキリとした
四季があるがゆえに……

どうしても寒い冬で
また年末に近く……

さらに
夜が一番長くなる
「冬至」を境に昼の時間が
長くなり始めるわけで‥‥‥

春の訪れを慈しむ
「冬至」風習の方が
強く根付いたんでしょうね‥‥‥

例えば……

東京・早稲田の穴八幡宮の
「一陽来復(いちようらいふく)」の
御札や、柚子湯やカボチャの風習など、
「冬至」のイベント性の方が
日本全国的には根付き方は強いかも……

ただ今でも、
各地にいくつか残っている
『夏至』の「食の風習」ですが……

これも
『夏至』だからと言うよりは……

この時期の「田植え」を終えた
労いで食べられてきたという
意味合いもあるようです‥‥‥

今も名残のある地域の
夏至の「食の風習」を
ご紹介しますと‥‥
⬇⬇⬇⬇⬇

🔘小麦で餅を作り、
神にお供えしたり、
焼餅にして食べた(関東地方)

🔘稲がタコの足のように
しっかりと根付くようにと願い、
タコを食べた(関西地方)

🔘うどんを食べた
(讃岐・香川県)

🔘イチジクを焼き、
田楽味噌をつけて食べた
(愛知県) 

などなど‥‥


こうして見ると、
それぞれ地域の特産物であったり、
旬のもので栄養のあるものを食べ、
「田植え」後の疲れを癒したという
意味合いがやはり強いみたい……

また、
夏本番を前に、夏バテ予防の
意味もあったのかも知れませんね……

『夏至』を祝う
お祭りとして……

「夏至祭」という
言葉がありますが、
日本ではそれほど
馴染みが無いかも……

北半球高緯度の、
暗く厳しい寒さが長い期間続く
「白夜」がある北欧などの地域では、
『夏至』を盛大に祝うお祭りが
各地域で行われています……

本当は太陽に
物凄く弱い人種なんですが、
太陽の有り難みを
喜ぶんでしょうね……

太陽に弱い人種って体質的に
メラニン色素が少ないわけで‥‥…

余談ですが‥‥‥

南半球の
オーストラリアは
イギリスの
植民地であったことから……

今でも多くの
イギリス人の血やDNAが
多少なりとも
多い地域なわけですが‥‥‥

オーストラリア原住民だった
アボリジニ達には
問題のないレベルの紫外線が、
イギリス人達の体質には
ダメージが強いのか……??

今はオーストラリアの
「皮膚がん」発症の多さは
大きな問題になってます‥‥…

さて
話を戻しますが‥‥‥😅

日本ならではの
『夏至祭』として有名なものは、
三重県伊勢市二見町にある、
二見興玉神社の
『夏至祭』あります……


二見興玉神社は二見浦の
『夫婦岩・めおといわ』
で有名な神社👍
(添付した画像ね☝)

『夏至』の時期には
ちょうど二つの奇岩の間から
朝日が昇るため……

一年で一番溢れる日の
エネルギーを浴び、
禊(みそぎ)を行うという
神事が催されています……🌅

それに似た「夏至祭」として、
世界的に有名な遺跡
「ストーンヘンジ」……
(添付した画像ね☝)


イギリスの巨石遺跡です……

4000~5500年前のケルト人が
作ったとされる遺跡ですが、
『夏至』の日の出の瞬間に
中央の祭壇の巨石(ヒールストーン)に
太陽と一直線に並んだりします……

やはり
僕達人間は生きていく上で
古代から太陽の動きが重要であり……

太陽の有り難みに
感謝をしていたんでしょうね‥‥‥‥  

あの世界的な一大イベント
「クリスマス」だって……

キリスト教信者が
なんと言おうが……

キリストの誕生日より
歴史は古くは……

ケルト人の
「冬至祭」が由来ですし…… 

その話は
長くなるので……
また冬にね……

僕は日本では、
「冬至」から
「夏至」の期間が好き🎵

日々、
昼が長くなっていく様や、
気候的にも
一番過ごしやすくて好きです💕

今日は『夏至』について
色々と書いていきましたが‥‥…

日本では
まだまだ梅雨の時季ですし、
蒸し暑いシーズンです☔😵💦

この時期は
体調管理しっかりとして
夏本番を迎えるよう心掛けましょう🎵

素敵な一日をお過ごしください😉