【将来は日本も移民移住を受け入れ??】


6月18日は
『海外移住の日』✈🚢👜🏡

『海外移住の日』は
1966(昭和41)年に
当時の総理府(現:内閣府)によって制定☝

なぜに??
今日6月18日が
『海外移住の日』になったのか??😅

その理由は
116年前の
1908(明治41)年の
今日4月28日に遡ります……

場所は
兵庫県神戸市……

その日に
ブラジル移住の
最初の団体781人を乗せた
移民船「笠戸(かさと)丸」が、
ブラジルのサンスト港に向けて
出発しました……🚢


その船はなんと、
50日もの日数をかけて……

神戸港→シンガポール→
南アフリカのケープタウン→
というルートで航海し……🚢


「1908(明治41)年6月18日」に
ブラジルのサンスト港に
無事に入港しました……🚢

その後……

1973年までの65年間、
この航路は定期航路として活躍……

13万人もの日本人を
ブラジルに運びました……🚢

そうなんです……
「最初のブラジル移民が
サンスト港についた日」を記念して……


今日6月18日は
『海外移住の日』
と定められました……

そして……

ブラジルでは
6月18日を
「日本人移民の日」
として定められています……

今日6月18日は
日本とブラジルの2つの国で
同じ日本人の移民を理由で
記念日になってるんですね✨


当時は今とは全く違って
「海外移住」とは……

二度と戻ってくることが出来ない
「片道切符」という
イメージがあったそうです……😱

何十年も経って
結果的に日本に戻って
来れた方々もいますが……

ほとんどの人たちは、
いったん海外の地を踏んだら最後……

日本に返ってくることは
出来なかった時代だったんです……

1970年代までの間に、
北米やハワイ、中国などに
40万人とも50万人とも言われる
日本人の移民を送り出した神戸の地は……

その人たちにとっては、
「二度と戻れないかもしれない
最後の日本の地」となったわけです……


当時の日本人が、
海外に移住するのと……
現在の日本人が
海外に移住するのでは、
あらゆる考え方が
全て違っていました……

当時の人たちは、
ほとんどの人が自分の意思で
海外に出るわけではなく……

もちろん、
自分のお金で
海外に行くわけも
ありませんでした……

もともと……

国同士が条約を結んでいて、
人が足りていない
ブラジルなどの国へ……

人が余っている
日本人を労働力として
送り込むという要素が
強かったそうです……

ブラジルに移住した
日本人の彼らは
「現地で行うコーヒー栽培で、
一攫千金も夢じゃない?!」
というような
謳い文句(煽り文句??)に踊らされ……😰



夢を見て海外へ渡りますが……

移民の多くの人たちには、
酷く安い賃金と、
奴隷と変わらない過酷な
労働環境が待っていました……



しかも……

集団移民は
「働き手が3人以上いる家族」が原則

そうすることで、
1回の事務手続きで
複数人の人を確保できるという
事務的な理由以外にも……

1人で移住したら
1人で逃げてしまう
おそれがある……

しかし……
家族連れなら家族を残して
1人だけ逃げたりしないだろうし……


家族という大所帯で
逃げ出すことは難しい……

そんな逃げ場がない状態までを
作り出しての移住政策の時代でした……


そんな当時と今とでは、
いろいろと違いますけど……

そして今でも同じ
「移住」という言葉を
使っていますけど……

当時の移住は
「奴隷として遠くに送られる」
という非常に過酷な
片道切符だったのは事実のようです😱

一方……

今の移住は日本にいる人と
メールやFacebook、
Skypeなどのテレビ電話で
いつでも連絡をすることが出来るし……

あらゆる情報を
インターネットを通して
得ることができるし……

「もうやーめた」と思えば、
いつでも日本に帰ることが出来る……

当時とは、
もちろん時代が違って、
社会が違って、交通事情も違って、
あらゆるものが違いますけど……

でも、
当時それほど大変な思いをして
移住した人がいたことを思うと……

今すでに
海外に移住している人や、
これから海外で移住をしたいと
思っている人にとって……

なんとなくですが……

励みになるような
気もします……

僕もあと
10年以内目安に……

年金を頂けるようになったら、
日本とお別れして
海外移住も検討してるし……✈👋

冒頭でお話しした……

1908年4月28日、
日本から初めての
ブラジル移民781名を乗せた
笠戸丸が神戸港を出港し……


同年6月18日に
ブラジル・サンパウロ州の
サントス港に到着してから……


今年で116年
経ちました……

移住後の
彼らの苦難は想像を
絶するものがあり……

たゆまない
努力の結果……

今日のブラジルでは
海外最大の
日系人(190万人)を数え……

さらには、
日本人移民(日系移民)の功績が
高く評価されています……

現地ブラジルでは
6年前2018年は、
サンパウロやパラナ州、
リオデジャネイロ州などで
大規模な110周年記念式典が
行われましたし🎉✨😆✨🎊


さて現在……
少子高齢化が大問題の日本……

これから将来、
以前の豊かで元気な
日本の復活を
真剣に考えるなら……

もしかすると……

今度は
日本が海外からの
移民移住を受け入れて……

海外からの移民を
積極的に受け入れて
若い生産人口を
増やすような政策も
真剣に考えるようにるしないと
ならないのかも知れませんね……

とは言いながらも
あーだこーだの
入管法改正案が
強引に可決されたり😥

この先の日本の行く末が
心配な今日この頃😢

素敵な一日をお過ごしください🎵