【恋する気持ちって💕今も昔も同じ🥰】
今日5月27日は
『百人一首の日』✨
古来から
日本の遊具
「小倉百人一首」ね☝
昨今は
「ちはやふる」が
映画化されたり……
「名探偵コナン」の
題材にされたり……
「超訳百人一首 うた恋い」の
コミックなどが人気だったり……
ところでなぜ??
今日が
『百人一首の日』かというと‥‥…
「藤原定家
(ふじわらのていか)」の日記である
『明月記(めいげつき)』の
1235(文暦2)年5月27日の項に……
「藤原定家」が
親友の
「宇都宮入道蓮生(頼綱)」の
求めで和歌百首を書写……
これが嵯峨の
「小倉山荘(嵯峨中院山荘)」の
障子に貼られたと記されていまして……
これが
『百人一首』の
初出ではないかと
考えられたことに
由来してるそう……
なるほど‥‥
だから「小倉(おぐら)」って
頭に付くんだね……😅
なんら
アンコにもアズキも
関係なかったんですね……😂
(当たり前かッ?!😅)
突然ですが‥‥‥
多くの楽曲の中に
「会いたい」系の歌詞が多い
「西野カナ」は‥‥‥
長い期間、
なかなか会いたい人に
会えなかったのに……
無期限活動休止し……
ご結婚されましたし……
(そんなことどーでもいいかっ?😂)
いやいや……
「西野カナ」なんて
まだまだ甘いんです😅
平安歌人たちは
もっともっともっと
「会いたい」を
たくさん歌に詠んでました……
『小倉百人一首』には
恋の歌もたくさんあります💕
その中でも特に
「会いたがっている」歌を
7つほどご紹介しますね‥‥…💖
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
【夢の中でいいから会いたいの‥‥】
藤原敏行朝臣
(ふじわらのとしゆきあそん)
平安時代前期の歌人
三十六歌仙の一人……
『住の江の 岸による波 よるさへや
夢のかよひ路 人めよくらむ』
訳:「夢の中なら、会っても
誰にもわからないのに
あなたは夢にも出てきてくれない‥‥
そんなに人目が気になるの??」
平安時代の貴族たちにとって、
夢には特別の意味が
あったんでしょうね……
恋する相手が自分の夢の中に
たくさん出てくるほど、
相手が自分のことを好きなのだ、
と思われていたようです……
【人目を忍んで会いたいの‥‥】
三條右大臣
(さんじょうのうだいじん)
平安時代前期から中期にかけての
貴族・歌人……
『名にしおはば 逢坂山のさねかづら
人にしられで くるよしもがな』
訳:「誰にも知られず、あなたのところへ
会いに行けたらいいのに‥‥」
人目を忍ぶ恋を詠んだ歌‥‥
ゲス不倫かっ!!😂
誰にも知られないように、
恋しい相手と連絡を取る方法が
欲しいというわけです‥‥…
当時はLINEなんかなかったしね‥‥😅
【ずっと君といたい‥‥‥】
藤原義孝
(ふじわらのよしたか)
平安時代中期の公家・歌人
『君がため 惜しからざりし 命さへ
ながくもがなと 思ひけるかな』
訳:「いつ死んでもいいと思っていた‥‥
君に会うまでは‥‥ しかし君に会えた今、
いつまでも君といられたらと
僕は願っている‥‥」
逢瀬が叶うまでは、
この恋のためなら命を捨ててもいい、
と思っていたけれど……
一度、相通ずればより一層、
想いが募り、今度はこの女性を
愛するためになるべく
長く生きていたいと願う‥‥…
「さっき会ったばかりだけど、
もう会いたくなっちゃったよ!!」
って、感じなのかな??😅
恋の願いが叶った後に、
自分の心境が大きく変わり、
生きることへの喜びが
生まれたことに気が付く歌です……
泣けるなあ~😢
【別れても、また必ず会おう‥‥】
崇徳院
(すとくいん)
第75代天皇
父(鳥羽上皇)に疎まれ、
政治の場から遠ざけられるなどして
不満を募らせ、保元の乱を起こす
乱後、讃岐へ配流された‥‥
『瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ』
訳:「岩にぶつかった川の流れが
一度二手に分かれても
また一つになるように、
私たちも今は別れても必ず再び会おう‥‥」
「離れてもいずれはきっと君と
一緒になる!!」
と堂々と宣言した歌です……
「障害を乗り越えても必ず逢おう」
という気持ちが込められており……
激しく燃えさかる情熱と、
強烈な決意のようなものが
感じられます‥‥‥
素晴らしいっ!!😍
【あなたに会えない人生なんて‥‥】
伊勢
(いせ)
平安時代の日本の女性歌人
三十六歌仙の一人
『難波潟 みじかきあしの ふしの間も
あはでこの世を すぐしてよとや』
訳:「私はあなたを愛してる
だからあなたに会えない人生なんて
まっぴらなの
こんなにも恋したっているのに、
ほんのわずかばかりの時間も
逢ってくれないあなた
このまま人生を逢えないまま、
過ごしてしまえと
おっしゃるのでしょうか!?」
逢いたいのに、なかなか逢えない……
いえ、逢ってくれない恋人に、
なんて言ったら嫌われずに
気持ちを伝えられるでしょうね……
現代も昔も悩みは同じのようです😅
【あなたに会えないのなら死んでもいい‥‥】
元良親王
(もとよししんのう)
平安時代中期の皇族、歌人
『わびぬれば 今はた同じ 難波なる
みをつくしても あはむとぞ思ふ』
訳:「会わぬか死ぬか選べと言うなら
死んでもいい‥‥
あなたのいない世界で生きるなんて
僕には無理だから‥‥‥」
この歌は、
作者元良親王が時の宇多天皇の愛妃、
京極御息所との不倫が発覚したときに
詠んだ歌‥‥…
また不倫‥‥…?😅
不倫の事実が露見して
もうどうしていいか分からない……
今となっては同じ事だ‥‥
この身を滅ぼしても逢いに行こう
と思っているよ‥‥…
「文春砲!!炸裂かっ!?」😅
【これは究極!!
死ぬ前に一目会いたい‥‥!!】
和泉式部
(いずみしきぶ)
平安時代の代表的な歌人
恋多き女性として有名……
『あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふ事もがな』
訳:「死ぬ前にもう一度だけ
あなたに会いたい‥‥
愛したあなたの思い出を抱いて
この世から旅立ちたい‥‥」
作者の心情を
ストレートに表現した歌……
もう今や自分が死にかけている
荒い息の下から
「あなたにもう一度逢いたいのです!!」
と叫んでいるのです!!
そうそう……
ここ十数年近く……
僕は思っているのですが‥‥…
昨今の
日本の女性ボーカルの楽曲は……
歌詞の中で、
相手の男性のことを
『君(きみ)』という
人称で呼ぶ歌詞が
多いと思いませんか‥‥…😅
昭和の昔の頃の
楽曲の歌詞では
相手の男性の人称は
『貴方(あなた)』で
歌っていたものでしたが‥‥…😓
男女平等万歳なのか!!😆
女性が強くなったのか!!😵
それとも
男性が弱くなったのか?!😂
素敵な一日をお過ごしください✨