【3月17日は『春の彼岸の入り』🌸】


「暑さ寒さも彼岸まで」
と言うように……
日々春めいてくる
今日この頃☺

最新情報だと
都内は3月22日に
ソメイヨシノの
桜開花予測🌸

満開は
3月31日らしい🥰

さて
「お彼岸」と言えば「おはぎ」💕

では添付画像⬇どちらが
「おはぎ」or「ぼたもち」??😅


最近では、
お彼岸のスイーツ
『おはぎ』は……

大きさの
「大・小」

あんこの
「つぶあん・こしあん」

季節の
「春・秋」関係なく……😅

どれも
『おはぎ』と言っている
お店も地域も
多くなりましたが………😰

でも
本来の由来からの
正解は……
添付画像⬆の

右奥↗にある「こしあん」が
『ぼたもち』

左手前↖の「つぶあん」が
『おはぎ』なんですよ☝

3月春のお彼岸に
食べるのは、
『ぼたもち』

9月秋のお彼岸に
食べるのが
『おはぎ』なんです👍


その由来や
理由は後半で……☝

ところで……

『お彼岸』という言葉は、
よく知ってるけど……

そもそも
『お彼岸』って何??って

なかなか
大人となった今では、
今さら聞けないなぁ~??😅
という方もいたり……

という事で……

今日は
『お彼岸』というものを
簡単に掘り下げてみました👍

『春のお彼岸』とは、
毎年「春分の日」を
中日(ちゅうにち)として、
前後3日間を合わせた
7日間の期間のこと……

お彼岸に入る日のことを
「彼岸の入り」

お彼岸が終わる日のことを
「彼岸の明け」

お彼岸の中日である
「春分の日」は
「二十四節気」のひとつで……

地球と太陽の
位置関係で決まるので
毎年、日にちは
多少変わります……

今年2024(令和6)年
『春のお彼岸』の期間は……

<お彼岸の入り>
明日3月17日(日) 

<お彼岸の中日>
3月20日(水・春分の日)

<お彼岸の明け>
3月23日(土) 

そして秋にも
『秋のお彼岸』がありまして……

その期間は……
「秋分の日」を中日として、
前後3日間を合わせた7日間……

今年2024(令和5)年
『秋のお彼岸』の期間は……

<お彼岸の入り>
9月19日(木)

<お彼岸の中日>
9月22日(日・秋分の日) 

<お彼岸の明け>
9月25日(水) 

となります……

春のお彼岸の中日である
『春分の日』は……

「自然をたたえ、
生物をいつくしむ」
という意味があり……

『秋分の日』は……

「祖先をうやまい、
亡くなった人々を偲ぶ」
という意味があります……


春秋いずれの
お彼岸とも
季節の境目の
春分·秋分の日を中日として
前後3日間の7日間が
お彼岸の期間です



昔から
「先祖崇拝」や
農耕民族として
「豊作」に感謝してきた
日本らしい文化が影響してます……

先ほども書きましたが、
「春分・秋分」とは、
ともに「二十四節気」のひとつで、
太陽が春分点・秋分点に達した日……


この両日は
太陽は天の赤道上にあり、
ほぼ真東から出て、
ほぼ真西に沈みます……

古来仏教においては、
『お彼岸』の時期に真西へ沈む
夕陽の向こう側にある
「此岸(しがん)・浄土(じょうど)」
の先祖を偲び、夕陽を拝み
供養してました……
 
『彼岸』という言葉は、
サンスクリット語の
「パーラミター」の
漢訳「到彼岸」の略である
と言われてます……

仏教の用語で、
「煩悩(ぼんのう)に満ちた
現世である此岸(しがん)を離れて
修行を積むことで煩悩を脱して、
悟りの境地に達した
世界(彼の岸)に到達する」

という意味なんです……


僕らが普段使っている
「お彼岸」という言葉は、
修行を経て悟りの世界に
達したというよりも……

「お彼岸」の期間に
寺院で行われる
「彼岸会(ひがんえ)」と
呼ばれる法要や
先祖供養の意味となってます……

また
「お彼岸にお墓参り」という文化は、
仏教徒が多い他国と比べても、
日本だけの独特の風習なんです……

そうそう……

冒頭の
『おはぎ・ぼたもち』の件ですが……

春、秋のお彼岸時期に
食べるものというと……
「おはぎ」「ぼたもち」ですが……

昨今はどちらも
『おはぎ』って呼んでるようです……

まあ、
それでもいいんですが……😅

本来の
「おはぎ」と
「ぼたもち」の違いなんですが……

「ぼたもち」は
『牡丹餅』と書き……

「おはぎ」は
『お萩』と書きます……

そして……

ちと大きめの
「こしあん」が『ぼたもち』


ちと小ぶりの
「つぶあん」が『おはぎ』


小豆(あずき)の
収穫時期は秋なので……


冬を越して
春の小豆の皮は
固くなってるので
『春のお彼岸』に食べる
「ぼたもち」は
「こしあん」にします……

小豆を収穫して間もないので、
小豆の皮も柔らかい
『秋のお彼岸』に食べる
「おはぎ」は
「つぶあん」なんです……

そして、
『牡丹(ぼたん)』の
花の季節は春……


『萩(はぎ)』の
花の季節は秋……


だから……

今のこの時期の
『春のお彼岸』に食べるのは……
「こしあん」の『ぼた餅』……

『秋のお彼岸』に食べるのは……
「つぶあん」の
『おはぎ』なんですね……

『ぼたもち』『おはぎ』は
似て非なるものなんです……

さらには……なんと……

春の「ぼたもち」、
秋の「おはぎ」の呼び方の他に‥‥

夏は「夜船(よふね)」
冬は「北窓(きたまど)」
と呼ぶのはご存知ですか??😉
 
実は、
夏と冬にも
それぞれの
呼び名があります‥‥

「ぼたもち」は、
餅と言いながらも、
杵(きね)や臼(うす)を使って
本格的な餅つきをする必要がなく、
静かに作れることから……

こんな粋な風情ある
言葉遊びで名付けてます‥‥‥

【夏の呼び名】

(餅なのに)
いつついたのかわからない
(夜の闇で)
いつ着いたのかわからない
だから「夜船(よぶね)」


【冬の呼び名】

(餅つきをしなくてもいいので)
つきを知らない
(北向きでは月が見られないため)
月を知らない
だから「北窓(きたまど)」


春は「牡丹餅(ぼたもち)」
夏は「夜船(よぶね)」
秋は「御萩(おはぎ)」
冬は「北窓(きたまど)」と……

四季それぞれの呼び名が
「小豆餡の餅菓子」にあるとは‥‥‥

恐るべし「日本人」😂

3月17日から23日までは
『春のお彼岸』
ご仏壇、お墓参りなど
ご先祖を偲び、
ご供養したいですね……

素敵な一日をお過ごしください✨