【ファッションアイテムのお話✨】


今日は2月10日で
『ニットの日』☝

「2(ニッ)・10(ト)」の
語呂合わせ☺

では『ニット』という定番の
ファッションアイテムの
深イイお話😍

実は……

『ニット(KNIT)』の語源には
『編む』という意味以外に……

『団結する』とか
『人と人を結び合わせる』
という意味もあります……


母から子に……
妻から夫に……
彼女から彼に……
家族から愛犬に……
手編みのニットの贈り物……😍

編み手のぬくもりを、
身につける人へ……

愛や優しさを届ける
アイテム『ニット』……

そんな古くから
数多くあるニットの種類の
ひとつである
『フィッシャーマンズニット』……


『フィッシャーマンズニット』の
元祖はイギリスと
フランスの間の
チャンネル諸島の
ガーンジー島で
長く編まれてきた
『ガーンジーニット』です……


そして
『ガーンジーニット』をルーツに
アイルランドのアラン諸島の
漁師が漁に出るときに着用した
『アランニット』……

日本だと
『アランニット』の方が
有名ですよね☝


『アランニット(セーター)』は
まさしく字のごとく、
アイルランドのアラン諸島の
女性たちが手で編み、
彼女たちの夫である
「フィッシャーマン(漁師)」が
着ていたニットです………

6世紀の頃から、
母から娘へと
永年伝承された
ニット編み技法は
各漁師の家庭で
引き継がれ……

あえて
脱脂をしないウールを
(ウールは通常は
製品化する前に
脂を洗い落とします)

丁寧に、
伝統的に代々伝わる
家の家紋と同様に
オリジナルの
『縄目模様』を編みこんで、
漁に出る夫の豊漁と
無事の祈りを込めて
編んだニットなんです……


脱脂していない
ウールですから、
もちろん編みずらいし……

臭いもするし、
着てみても重いし、
堅く着心地は悪いのですが……

脱脂してない分、
防水性や保温性は高く、
しかも耐久性も高い……

ゆえに厳しい
真冬の漁においても、
漁師の身体も心も、
妻が思いを込めて編んだ
ニットは力強く
彼らを守りました……


しかし、
不幸にも漁で
遭難してしまっても……

そのニットは
「家紋」と同様で、
その家代々の
オリジナルの
『網目模様』が目印となり……

ご遺体として、
陸にあがった時も、
必ず家族のもとに
帰ることができたそうです……


古くから
現在まで残ってる
数々のファッションアイテムの
ディテールというのは……

ただの
『デザイン』だけではなく、
『生活の知恵』、
『機能』や『人の思い』が
必ず込められてるものなんです✨

 昨今はある意味
「機能的」??な
『童貞を殺すニット』と
称される不謹慎な……😍
ニットもあるようですが……😅 


このニットなら
童貞だけでなく、
九分九厘
初老のオッサンも
昇天します😂

そんな今日は
『ニットの日』🎶


ニットに秘められた
『人と人との絆』
素敵なお話でした………

素敵な一日をお過ごしください✨