【『一月睦月』仲睦まじく過ごす月✨】


年明けて1月4日🎍
毎年4日は官公庁や
金融機関なども
お仕事始め👔

一年の始まりである
一月を旧暦では
『睦月(むつき)』と呼びます……

この『睦月(むつき)』に
どんな意味や由来があるか
ご存知ですか??


旧暦の1月には
『睦月』の他にも
多くの別名があります……
 
そこで今日は、
『睦月』の意味や由来とともに、
旧暦1月の別名などご紹介します……
 
『睦月』は 旧暦1月を
意味していますが……

新暦でも
1月の異名として
使っていますよね……

3月「弥生(やよい)」
5月「皐月(さつき)」などなど……

お子さまの
誕生月の旧暦の異名を
お子さまに命名する方も
多いですよね……

1月に生まれた
お子さまに、
『睦美』『睦夫』…… 

またストレートに
『睦月(むつき)』
と命名する方も
多いと思います……

ただ……

『睦月(むつき)』を
お子さまに
命名しようとしてる方……

もし、
貴方ご自身の姓が、
貴女や、奥方の旧姓が
または、
お子さまが、
女の子だった場合……

その女の子が
ご結婚する男性の姓が……
「近藤(こんどう)」
だったしたら……

または万が一、
離婚されて
奥方の旧姓が「近藤」
だったとしたら……

絶対にやめた方が
いいと思います……😅

「近藤 睦月
(こんどう むつき)」……

多分……

この名前を耳にすると、
また区切るところ間違えると……

「避妊具付き」ですか??
といじられる可能性が
ありますから……😂

さて……

お話を本題に
戻しますね……😅

『睦月』の意味や由来には
いくつかの説があります……

現在、
有力視されている説は……

年始の1月には、
家族、親類が一堂に会して、
身分や年齢を越えて
仲睦まじくする月というもの……


『仲「睦」まじく』の
「睦」からの説です……

他には、
稲の実を
水につける月のことを
「実月(むつき)」といい、
それが『睦月』に
転じたという説もあります……

さらに、
1月は新年のはじめとなるため、
元になる月、
つまり 「元月(もとつき)」が
転じたという説もあります……

1月を表す言葉は、
『睦月』の他にも
意外と沢山あります……

そこで、 
1月の『睦月』以外の
別名をご紹介します……
⬇⬇⬇

・霞初月(かすみそめつき)
・暮新月(くれしづき)
・太郎月(たろうづき)
・年端月(としはづき)
・子日月(ねのひづき)
・初春月(はつはるづき)
・初空月(はつぞらづき)
・早緑月(さみどりづき)
・諏月(すうげつ)
・正月(しょうがつ)
・端月(たんげつ)
・嘉月(かげつ)
・華歳(かさい)
・発歳(はつさい)
・甫歳(ほさい)
・始和(しわ)
・本の月(ほんのつき)
・萌月(もゆつき)
・王月(おうげつ)
・元月(げんげつ)
・むつび月(むつびづき)
・建寅月(けんいんげつ)
・初月(しょげつ)
・眤月(むつき)
・陬月(むつき)
・泰月(たいげつ)
・三微月(さんびづき)
・初春(しょしゅん)
・新春(しんしゅん)
・孟春(もうしゅん)
・子春(ししゅん)
・上春(じょうしゅん)
・王春(おうしゅん)
・開春(かいしゅん)
・献春(けんしゅん)
・首歳(しゅさい)
・初歳(しょさい)
・肇歳(ちょうさい)
・開歳(かいさい)
・方歳(ほうさい)
・芳歳(うさい)
・献歳(けんさい)
・主月歳(しゅげつさい)
・年初(ねんしょ)
・歳首(さいしゅ)
・歳始(さいし)
・甫年(ほねん)
・青陽(せいよう)
・孟陽(もうよう)
・正陽(せいよう)
・初陽(しょよう)
・孟陬(もうすう)
・履端(りたん)
・大簇(たいそう)
・解凍(かいとう)
・月正(げっせい)
・実月(むつき)
・孟月(むつき)
・初見月(はみづき)
・祝月(いわいづき)
・歳首月(さいしゅづき)
・陬月(すうげつ)
・元つ月(もとつつき)
・生月(むつき)
・萌月(もえつき)
・最月(もつき)
・本月(もとつき)
・陸まし月(むつましづき)
・睦びの月(むつびのつき)

スゲー
沢山ありました……😅

流石!!
「年の始めの月、めでたい月」
といったものも多いです……

また、
なんとなく「ああ、わかる」
というものもありますけど……
 
「この字はどういう意味??」
というものも
含まれていますよね😅

上記の
いくつか意味が
理解しにくいのを
調べてみました……
⬇⬇⬇

🔘諏月(すうげつ)
「諏」には、
「集まって話し合う」という
意味があるそうです……

親戚や友人、
知人が集う月ということを
意味する言葉です……

🔘華歳(かさい)
年の始めを華やかに
表現したものですよね……

 🔘甫歳(ほさい)・甫年(ほねん)
「甫」には
「苗を育てる平らな畑」という
意味があるそうです……

稲の栽培を
始める月ということ……

🔘本の月(ほんのつき)
この「本」は書籍ではなく、
「もと」を表しています……

🔘建寅月(けんいんげつ)
昔の中国では、
北斗七星の取っ手の先が
北を指す11月を 
「建子月(けんしげつ)」と呼び、
十二支の最初としていました……

その順番でいうと、
12月「建牛月」
1月が「建寅月」になります……

🔘泰月(たいげつ)
 「天下泰平」の「泰」です……

🔘孟春(もうしゅん)
「孟」には
「はじめ」という意味があり、
「孟秋」や「孟冬」という
言葉もあります……

🔘献春(けんしゅん)・献歳(けんさい)
「献」には「進む」という意味があり、
 春や歳が進み来るということ……

🔘肇歳(ちょうさい)
「肇」にも
「はじめ」という意味があり、
その年のはじめを指しています……

🔘大簇(たいそう)
「簇」には
「集まる」という意味があり、
 字の形からみると
「一族が集まる」と
 いうことのようです……

まとめてみますと……

上記の数多くの
1月の異名は、
下記のようなことを表す
場合が多いようですね……
⬇⬇⬇⬇

・「一年の始まりを祝う」
・「春が来たことを喜ぶ」
・「みんなで集まって旧交を暖める」
・「稲の栽培に着手する」 

やはり、
新年のスタートの
1月『睦月』は特別感は
満載ですよね……

ついでに……

英語だと1月は
『January(ジャニュアリー)』


『January』の名称の由来は……

 『January』は
一年の入り口であり、
ラテン語の
「janua(扉)」から
派生したらしいです……

また、
英語の1月というのは、
ローマの神である
ヤヌスに捧げられた月と解釈され
「januarius(ヤヌアリヌス)」
から派生したという説もあるそう……

今日は、
そんな特別感満載の
1月『睦月』のお話でした……

1月は
一年の扉であり……


そして、
ご家族・ご親戚など
「仲睦まじく」過ごす月🎶

素敵な睦月をお過ごしください🎵