【も~♪いくつ寝ると~♪お正月~🎍】


早くも……
あと3つ寝たら
お正月っす!!😅

お正月に
食べる料理といえば……
やはり『おせち料理』😋

僕は……
黒豆、栗きんとん、
錦玉子が大好物!!😍

そろそろ…… 

皆さんのお宅でも
『おせち』のご準備ですよね☝

そんなこんなで今日は
『おせち料理』について
掘り下げてみました👍

今ではお正月に食べる
お祝いの料理を
『おせち料理』といいます……

『おせち料理』の起源は
かなり古く、なんと
弥生時代といわれています……

当時の人々は、
作物の収穫を季節ごとに
神様に感謝し日々の生活の
節目をつけていました……

自然の恵みや、
収穫に感謝して、
神様に供えたものを
「節供(せっく)」といいます……

また……

供えたものを料理して、
大漁や豊作を願い……

自然の恵みに感謝して
食べた料理を
「節供(せっく)料理」といいます……

この「節供料理」が
『おせち料理』
の始まりなんです……

時代の流れの中で、
中国から節句の行事が伝わると……

宮中では、
元旦や五節句の
宮中行事の際に
「節会(せちえ)」と言われる
宴が催されるようになります……

「節会」で神様に供えたり……

振舞われた料理を
「御節供(おせちく)」と言い、
その後、略されて
「おせち」と言われるように……

「御節供(おせちく)料理」が
『おせち料理』と
「く」を除いて
呼ばれるようになったのは、
第二次世界大戦後のこと……

それまで
家庭で作るのが
当たり前だった
『おせち(く)料理』……

その『おせち(く)料理』が
百貨店などで
市販されるようになった時に
「く」を省略して
『おせち料理』として
販売してから
「く」除きが一般的に
なったようです……

江戸時代になり、
庶民が宮中行事を
生活に取り入れるようになると
『おせち料理』は
全国的に広がっていきました……

一年の節目で
一番大切な
お正月に食べる料理を
『おせち料理』と
呼ぶようになったのもこの頃……

ちなみに……

節句とは、
一年に5回ある
季節の節目の日のこと……

1月7日(人日)、3月3日(上巳)、
5月5日(端午)、7月7日(七夕)、
9月9日(重陽)を指していいます……

洋食や、
中華料理などの
『おせち』も
目に付くようになった
今日この頃ですが……

やはり『おせち料理』は、
もともと日本にある行事食……

重箱に詰められている
料理や素材のそれぞれに
意味や由来を持っています……

それでは……

『おせち料理』を
わかる範囲で思いっきり……


毎度のごとく
掘り下げてみました……😅
⬇⬇⬇

一般的な三段重の場合……

《一の重》


お屠蘇(おとそ)を祝うための
【祝肴】
(数の子、田作り、黒豆、たたきごぼう)
【口取り】
(かまぼこ、伊達巻、栗きんとんなど)
を詰めます……

【祝肴】の品々の由来
⬇⬇

◎数の子

数の子はニシンの卵
ニシン(二親)は卵が多い
(たくさんの子がでる)ので
子宝や子孫繁栄を願う
縁起物として食べられます

◎田作り

その昔、田植えの肥料に
乾燥したいわしが
使われていました
田作りという名前は、
田を作るというところに
由来しています

また、
いわしの肥料を使った
田んぼが豊作だったところから、
別名ごまめ(五万米)とも
呼ばれています

豊作を祈願する食べ物です

◎黒豆

黒色は道教で魔除けの
色とされています

この一年まめ(まじめ)に働き、
まめ(健康)に
暮らせるようにと
邪気を払い、無病息災を
願った食べ物です

「黒く(真っ黒に
日焼けするほど健康に)
まめに暮らす」
という語呂合わせから
という説もあります

◎たたきごぼう

ごぼうは、
地中深く根を張るので
家(家族・家業など)が
その土地にしっかりと
根を張って安泰にという願いが
込められています

また、
その色や形が
黒い瑞鶏(豊作の象徴)に
似ていることから
豊作を願って食べられました

たたきごぼうは、
別名「開きごぼう」ともいわれ、
運が開くという意味も持っています

【口取り】の品々の由来
⬇⬇

◎紅白かまぼこ

かまぼこの形状(半円状)が
初日の出の形に似ていることから
用いられます

赤色は魔除けを、
白色は清浄・神聖を表します

また紅白で縁起が良いとされています

◎伊達巻

伊達巻の「伊達」は、
華やかさや派手さを表す言葉で
華やかな卵焼きという意味で
伊達巻という名前がついたとか

伊達政宗が魚のすり身に
卵を混ぜて焼いたものを
好んで食べたなど、諸説あります

伊達巻の形が巻物に
似ていることから
文化の発展または、
学問や習い事の成就を願う
食べ物です

◎栗きんとん

きんとんは
漢字で「金団」と書きます
その字の通り金の団子
つまり金銀財宝を意味し、
金運を呼ぶ縁起物です

《二の重》


口代わりの酢の物と
焼き物を詰めます……

一の重に
詰め切れなかったものや
煮物を詰めても大丈夫……

【酢の物】品々の由来
⬇⬇

◎紅白なます

紅白の色は水引を表しており、
平安と平和を願う縁起物です

◎ちょろぎ

ちょろぎは
「長老木」「長老喜」「千代老木」
「長呂貴」といった
おめでたい漢字が当てられ、
長寿を願う縁起物として
食べられます

◎酢蓮

レンコンは、
仏教で仏様のいる
極楽の池にあるといわれており
穢れ(けがれ)の無い
植物とされています

沢山の穴があることから
将来の見通しがいい
(先見性がある)
という縁起を担いだ食べ物です

◎菊花かぶ

旬のかぶをおめでたい
菊の花に飾り切りし
紅白の酢の物にしたのが
「菊花かぶ」
長寿を願う縁起物として
食べられます

また、
武家社会では、
かぶは頭に通じることから、
頭(かしら)を目指すようにと、
縁起のいい食べ物として
広まったとも……

【焼き物】の品々の由来
⬇⬇

◎海老

海老の姿にたとえて
腰が曲がるまで
長生きしますようにと
長寿を祈る食べ物です

赤は魔除けの色
と言われていますが
それとは別に、
海老の朱色が晴れやか
であることから
おせち料理に
用いられるという説も

◎ぶり

ぶりが成長と共に名前が変わる
出世魚であることにあやかって
出世を願って食べられます

◎鯛

祝いの席には
つきものの鯛ですが
「めでたい」の語呂合わせから
用いられています

◎うなぎ

おせち料理に
うなぎが入るようになったのは、
ごく最近のことです
うなぎのぼりにあやかって、
出世を祈願するものです

《三の重》


筑前煮や煮しめなど、
季節の野菜をたっぷり使った
煮物を詰めます……

◎昆布巻き

こんぶは養老昆布=よろこぶで
不老長寿とお祝いの縁起物です
「子生(こぶ)」の字をあてて、
子孫繁栄を願うものでもあります

また、
巻物に通じることから
伊達巻同様、文化の反映や
学問成就の意味も持っています

◎煮しめ

根菜を中心とした野菜などを
一緒に煮た煮しめには
家族が仲良くいっしょに
結ばれるという意味があります

煮しめに入る具材も、
それぞれ意味を持っています

・里芋    
親芋にたくさんの
小芋が付くことから
子宝に恵まれますようにという
願いが込められています

・くわい 
最初に大きな芽が出ることから
「めでたい」にかけて、
出世(芽が出る)を願った食べ物

黄色に色づけ(クチナシで着色)
することで財を表し、
お金や豊かさを祈願します

また、
昔の仮名遣いで「か」を
「くわ」と書いたことから
くわい → かい → 快 で
一年を快よく過ごすことが
できるようにという説もあります

・陣笠椎茸(椎茸)
椎茸の笠を
陣笠に見立てたもの
神様へのお供えとして
珍重されていた椎茸は、
元気、壮健への願いが
込められています 

・楯豆腐(豆腐)
煮含めた高野豆腐に
焼き目をつけて楯に見立て
家が守られるようにという
祈りを込めたものです

・手綱こんにゃく
こんにゃくを
手綱に見立てたもので
手綱を締めて心を引き締め、
己を厳しく戒め戦いに備える心を
養うということを意味しています
武家社会の名残があります

また「結び目」が
「円満」「良縁」に
通じることから
縁を結ぶという縁起を
担いで用いられます

・梅花にんじん(にんじん)
梅は、花が咲くと
必ず実を結ぶことから
縁起ものとされています

また、
にんじんの赤色は
寿をあらわすとも
言われています

ちなみに……

円くかたどった
にんじんは
日の出にんじんと呼ばれます
まんまるは良縁を意味するそう

・たけのこ
たけのこは成長が早いので、
子供がすくすく育つように願った
天に向かって伸びるので、
立身出世を願った
その成長する様子を家の繁栄に
たとえたなど、様々な説があります 

一言で
『おせち料理』といっても、
地域によって違いがあります……

皆さんの中には、
えっ!!アレがない!!

と思う料理も
あるかもしれませんが
そのあたりはご勘弁を……😅

それにしても、
重箱の中には
沢山の願いや、
家族に対する愛情が
込められているものです……

選り好みをしないで、
重箱の中のものを
全種類制覇したくなりますね🎶


そんな
「おせち料理」の由来を
ご家族でお話ししながら、
お正月の準備をするのも
楽しいし、大切ですよね……❤

さて今年も
あと3日間!!😅

素敵な一日をお過ごしください🎶