【「福」を招き入れたいニャ~🐱】


今日9月29日
「来る(9)福(29)」の語呂合わせで
『招き猫(まねきねこ)の日』😸☝ 

皆さんご存知の
『招き猫』は前足の片方を挙げて
座った焼物の猫の人形……

「左手」を上げているものは、
「人」を招き入れ……

「右手」を上げているものは、
「金」を招き入れる
と言われています……

また
「白いものは開運」
「黒いものは厄除」とも……


色々な素材で、
『招き猫』は
作られていますが……

特に
「常滑焼の招き猫」は
とても人気が高く、
全国で販売されています……

この『招き猫』の由来には
いくつかの説がありますが、
2つほどご紹介します……
⬇⬇⬇

ひとつの説は……

『彦根藩主「井伊直孝」が
猫に誘われるようにして、
世田谷の「豪徳寺」の境内に
入りますと突然雨が
降ってきました……

猫のおかげで
雨に濡れずに済んだ
「井伊直孝」が
その出来事以来……

猫を大事にしたのが
発端ともいわれ……

またこれを縁に
井伊家が
ここを菩提寺とすることになり、
「豪徳寺」がその話を元に
猫を描いた御札を出したのが
招き猫の原型である』との説……

その豪徳寺には
猫塚も作られたそうです……


彦根藩主ということは、
あの彦根城のゆるキャラの
「ひこにゃん」は
『招き猫』だったんですね……
 



もうひとつの説は……

「薄雲(うすぐも)」
という遊女の話……

『「薄雲」は信州埴科の
百姓の清左衛門の娘でしたが、
身売りして遊女になり、
かなりの美人だったため
京町一丁目の
三浦屋四郎左衛門の
お抱え太夫となって
吉原でも1、2を争うほどに……

この「薄雲」が大の猫好きで
いつも猫を抱いて
道中していたのですが……


ある時可愛がっていた猫が
化け猫と間違えられて
殺されるという事件がありました……

この猫は盛大なお葬式をして
「道哲寺」(正式名:西方寺)に葬り、
その塚が関東大震災の時まで
残っていたそうです……

気落ちしていた
「薄雲」を慰めようと
馴染の客で日本橋で
唐物屋をしていた者が
長崎から伽羅の名木を取り寄せ、
それで彼女の愛猫の姿を
彫らせてプレゼントしました……

「薄雲」は大層喜んで、
その猫の人形を
いつも抱いていたとのことです……

これが評判になると、
それを真似して猫の人形を
彫る者が相次ぎ、
それが水商売の女たちに
人気になって全国的に売れたそう……

そしてこれが「招き猫」の
原型になったという』説……

どちらの説も
なかなかロマンチックな
素敵なお話だニャ~💕🐱

ここ数年は……
「なめ猫」以来の
猫ちゃんブームだそう……


猫ブームにあやかって
僕も素敵な「福」を
招き入れたいものです✨

素敵な一日をお過ごしください😃