【「ド~♪はドーナツのド♪」🎹】


今日6月24日は
『ドレミの日』🎵

由来は999年前の
1024年6月24日
イタリアの修道僧
「グィード・ダレッツォ」が
[ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ]の
「6音階名」を初めて定めたそう🎶👍


もちろん……

僕には
「絶対音感」など、
全く無く……😅

周囲の空気も
全く読めず……
女心も掴めずの
「絶対鈍感」の持ち主ですが‥‥‥😂

ただ‥‥‥
「絶対音感」の持ち主って
一般人では0.1%以下……


音楽家でも
10%以下らしいです……😓

と言うことは‥‥‥

ほとんど誰しも
「絶対音感」など
持ってないわけで……

もし……
「絶対音感」を
持っていたとしても…… 


「ドレミ音階」が
この世に存在しなかったら、
その検証すら出来ないわけ‥‥‥😅

そんなこんなで
「ドレミ音階」を定めた
『ダレッツォ』さんって、
エラいし、スゴいっす!!✨

この『ダレッツォ』さんは、
教会音楽の指導者でした‥‥‥

子供達の聖歌の練習を
効率よく教えられるようにと、
音階名を考案したと
言われています……


人間以外の動物には
音楽という文化は
ほぼ見られません‥‥‥

鳴き声で、
威嚇したり、求愛したり……

羽音やモノを叩く音で
コミュニケーションをとる
動物も中にはいますが‥‥‥

しかし、
個々の感性によって
音階とリズムを
組み合わせて
何かを表現する……

または、
表現されたものを
鑑賞する……

ということが
できるのは……

やはり、
人間だけと
言われてます‥‥‥‥

音楽は、
人類すべてに
共通するもので……

地球上の
何処で発祥した文明にも
必ず音楽があります‥‥‥

初めは……

自然の驚異を追い払う
手段だったのかも
知れません‥‥‥

また、
集団の気持ちを
鼓舞し、行動を統率し……

喜びを分かち合うために
歌や打楽器などが
使われたのでしょうね……

社会の発展に伴って、
音楽文化も
発達していきました‥‥‥

西洋の古代音楽史の
研究は記録がほとんどなく、
現在もあまり解明されていません‥‥…

宗教が
大きな影響力を持った時代は、
祝祭や儀式のための音楽は
とても重要視されました……

旋律を奏でる楽器が
徐々に発達するに従い……

口伝えや、
見様見真似だけでは
伝承が困難になっていきました‥‥‥

実は古代ギリシャで、
既に音階のひとつひとつの音の
呼び名が付けられていました‥‥‥
⬇⬇⬇

•「ド」=“パリュパテー・ヒュパートン”
•「レ」=“リカノス・ヒュパートン”
•「ミ」=“ヒュパテー・メーソン”

みたいな感じ……😅

これでは音階を歌いながら、
音を覚えていくわけには
いきませんでした‥‥‥

中世の初め頃には、
簡単な楽譜が記録されるように……

直接やってみせなくても
音階を伝える術が
少し整いました‥‥

しかしながら、
複雑な旋律や奏で方を
伝えるには不十分……

楽譜が読める人も、
一部の人間に限られました‥‥…

今日の中心人物
「ダレッツォ」さんが行った、
後世に名を遺すほどの
偉業は3つあると
伝えられています‥‥…
⬇⬇⬇

1番目は……
『6つの音階にドレミの
呼び名を付けたこと』

これで旋律を音階で歌って
覚えられるようになりました……

2番目は……
『音の高さを視覚的に
把握しやすいよう
横線が4本ひかれた
楽譜(今の五線譜の基)を
作りました』


3番目は……
『左手の指の関節を
指し示すことで
音の高さを説明する
方法も取り入れました』

 それは
「グィードの手」
と呼ばれる図で、
楽譜が読めない人や
子供達にも分かりやすく
伝えるために役立ちました………


少々、
余談になりますが……

鍵盤楽器が発明されると
「グィードの手」は
あまり使われなくなって
いきましたが……

その理念は形を変えて
他の音楽家に
引き継がれました‥‥‥

20世紀初頭に
ハンガリーの作曲家
「ゾルタン・コダーイ」が
改良を加えたものがあります……


皆さんも
ご存じかも知れませんが……

スティーブン・スピルバーグ監督の
代表作の映画
『未知との遭遇』での
ラストの名場面✨


友好的な宇宙人と
交信する方法として
使われましたよね👽💕👉


「チャ♪チャ♪チャ♪チャ♪
チャーン♪」😅
これでは伝わらんかっ?!😂

さて話を戻しますが‥‥‥😅

これらのアイデアにより、
聖歌隊の子供達は……

それまで、
10年かかって
覚えていたことを
2年で覚えられるように
なったらしい😅

そして奇しくも……

今日6月24日は、
キリスト教信者にとっては、
大事な記念日
『聖ヨハネの日』✨


聖書に出でくる聖人の中でも、
「ヨハネ(キリストを洗礼した人)」は
別格扱いで重要視されています‥‥…

「ヨハネ」はキリストの
半年前に生まれたされているため、
クリスマスの12月25日の
半年前6月24日を
『聖ヨハネの日』と定め、
ミサや祭が行われています……

その時に歌われる
「聖ヨハネ賛歌」が……


実はなんと……
「ドレミの音階名」のもとに
なっています……

「聖ヨハネ賛歌」は、
6行のラテン語の詩の歌‥‥‥

各節の最初の音が、
丁度音階の順番で
1つづつ高くなっていく
曲なんです……

その最初の音にあたる
文字を抜粋すると……

•ウト
•レ
•ミ
•ファ
•ソ
•ラ

となっており、
そのまま
「音階名」にしたんですね……

この時代は
6音音階が基本で
「シ」は使われなかったそう‥‥…

17世紀に入り、
「ウト」が「ド」に変わり……

7番目の音階が、
使われることが標準になり、
「聖ヨハネ賛歌」の
最後の言葉の頭文字をとって
「シ」という音階名が
1670年頃に追加されました……

ところが
「聖ヨハネ賛歌」には、
実はもう6行、
2番の歌詞があります‥‥…

もし「ダレッツォ」が
2番の歌詞の方を
気に入っていて、
そこから文字を採ったとしたら‥‥‥

•ヌ
•ヴェ
•テ
•フォ
•ノ
•セ
•オ
•ヌ

という音階に
なっていたかも
知れないわけ……😅

「グィード・ダレッツォ」は、
音楽教師の僧侶でしたが、
とても頭が良くて
斬新な発想をする方だったんですね😍

今では、
「音階名」が無いなんて
考えられませんが……

人類は4000年以上もの間、
楽譜も音階名もないままに……

人から人へと音楽を直接、
見聞きし伝えてきたわけです……

それはそれで、
人間の伝承する力には
驚かされます……

日本でも多くの人が、
「ドレミ音階」のおかげで……

幼稚園児の頃から、
ちゃんと楽器の演奏も
教えてもらって、
そんなに苦もなく
覚えてきました……

『絶対鈍感』の持ち主の僕は
楽譜はまともに覚えられず……😂

大太鼓、小太鼓、トライアングル、
カスタネットと打楽器の
プロフェッショナルでしたが……😂

でもこんな僕でも……
「もしもピアノが弾けたなら~🎶」


カッコいいんだけどね……😅

やっぱ無理やろな~😂

素敵な一日をお過ごしください🎶