【『 Тедди(плюшевый мишка)』の日😅】


ロシア語じゃ読めんかッ!?😂

今日10月27日は
『テディベアの日』🐻

皆さんは
『テディベア』の由来はご存知??😅

「テディ」とは
アメリカ合衆国第26代大統領
「セオドア・ルーズベルト」のこと☝🗽


120年前の1902年の秋、
セオドア・ルーズベルト大統領は、
ミシシッピ州へ趣味である狩猟に……

しかし、
獲物を仕留めることが
できなかった……

同行していた
ハンターが気を使い、
傷を負った
子熊を追いつめて、
最後の一発を
大統領に頼んだが……

彼は
「瀕死の熊を撃つのは
スポーツマン精神にもとる」
として撃たなかった……

このことが美談として
同行していた記者によって
ワシントンポスト紙に
掲載されました……


この漫画はタイトル
『ミシシッピで一線を画す』として……

ルイジアナ州とミシシッピ州の
州境論争を解決しようという
ルーズベルトの
試みを暗示したものだという
話もあります……


一方、
その漫画をみた
ニューヨーク州の
ロシアからの移民の雑貨商の
「モリス・ミットム」が……

妻ローズの作ったベアに、
大統領のニックネームである
「テディ」にちなんで、
「テディベア」という
ラベルをつけて自分の店で
販売したところ大当たりしました……

それが『テディベア』の
由来になったと
伝えられています……🐻

そして
大統領の誕生日である
10月27日は
「テディベアの日」
とされました🐻👍

さて
『テディベア』の
ぬいぐるみと言えば……


1880年に
「マルガレーテ・シュタイフ」が
創業したドイツの
有名な『シュタイフ社』……


シュタイフ社の
テディベアは、
一つ一つが職人による
手作りで作られるために……

完全に同一のものは
存在しないそうですね……

製品には
ボタンとタグが
埋め込まれているのが
特徴だそう……


ちなみに
この添付した画像⬆の
テディベアは
1905年頃
シュタイフ社テディベア
ブーツボタンアイ 
木毛 FFボタン 50cm
というタイプのテディベアで
なんと980,000円(税抜)だそう……😅

テディベアは
スゴく可愛いけど……🐻💕

値段は……
スゴく可愛くない😂

しかしながら……
シュタイフ社のテディベアは
コレクターズアイテムとして
世界的に人気ですよね……

ところで、
熊のイメージが強いロシアでは、
『テディベア(Тедди)』のことを
「плюшевый мишка」
(プラッシュ素材のクマさん)
とも呼んでいます……

そう言えば、
モスクワ・オリンピックのマスコット
「ミーシャ」ちゃんも小熊……
 
『テディベア』が生まれる
ずっと以前からロシアにとって
「熊」という動物は身近な存在……

ロシア語で「熊」は一般的に
『медведь(メドヴェーチ)』
といいますが………

これは実は「熊」そのものを
指す言葉ではありません……

『медведь(メドヴェーチ)』とは
「мёд(蜂蜜)+есть(食べる)」が
語源で「蜜喰い」という意味……

また
「мёд(蜂蜜)+ведать(知る・管理する)」
が語源という説もありますが……

つまり、
熊の「あだ名」なんですね……☝

でも何でわざわざ、
「あだ名」で熊を呼ぶかというと……

ロシアでは昔は熊は
聖なる動物とみなされていて、
本当の名前を呼ぶことが
タブー視されていたからなのです……

ロシア語を含む
スラヴ語には
「熊」の本当の名前は
なんと残されていません……😅

それから、
もし本当の「熊」の名前を
呼んでしまうと……

熊が🐻
「えっ??呼んだ??」
とばかりに熊が現れて、
猟師たちを危険にさらすことが
あったからだそうです……

ほんまかいな??😅

といっても、
熊もそこまで馬鹿では
ありませんから……

そのうち
「медведь(メドヴェーチ)」が
自分のことではないかと
気づき始めます……😅

そこで猟師たちは
「медведь」と呼ぶことすら禁止して、「косолапый(内股野郎)」とか、 
「бурый(茶色いやつ)」とか、
人名っぽく 、
「Михайло Потапыч
(ミハイロ・ポタープィチ氏)」とか、
「Мишка(ミハイロの愛称)」、
「хозяин(ご主人様)」などと
呼んでいたようです……😰

そんな感じで、
ロシアでは熊は
人の先祖だという伝説があるほど、
身近な動物なんです🐻👍

今日はそんな『テディベア』に
まつわるお話でした………

素敵な一日をお過ごしくまさい🐻😂