【距離走るのも、距離測るのも大変😅】


今日9月12日
『マラソンの日』👍 

マラソンの起源は
「マラトンの戦い」で
勝利したことを伝えるため
「フェイディピデス」という
完全武装の兵士が
「マラトン~アテナイ」を走り続け、
到着して「喜べ!!勝った!!」と叫び、
そして息絶えたという
故事が起源なんです☝


その起源とされる
故事によると……

その出来事が、
紀元前450年9月12日に
起こったそう……

ゆえに
その故事に由来して……

今日が
『マラソンの日』なんです🏃

昨年は
東京オリンピック、
バラリンピックで
マラソンを見る機会も
多かったですよね🏃🏃🏃🏃💨

今日は
『マラソンの日』にちなんで
「マラソン」をあれこれを
掘り下げてみました🏃

前述の
マラソンの起源となった
「マラトン~アテナイ」間の
距離は実際は
36.750㎞しかないそう‥‥‥


距離が現在の
42.195㎞になったのは、
1908年に開催された
ロンドン・オリンピックの
記録によるものだそうです‥‥‥

オリンピックの
「マラソン」は……

1921年までは
約25マイル前後で、
開催地の都市の状況に
合わせて微妙に
違っていました……

1921年の
国際陸上競技連盟の会議で
「ロンドン・オリンピックのときの
距離を正式な距離として採用する」
と決定されたそうです‥‥‥

そして、
第8回パリ・オリンピックの時から
この「ロンドン・オリンピック」での
実際に走った距離
42.195kmが固定されました‥‥‥ 

この距離の
基準になった
「ロンドン・オリンピック」では、
マラソンは
「ウインザー城」から
「ホワイトシティ・スタジアム」
までの約26マイル走ることに
なっていたのですが‥‥‥

当時のイギリスの女王
「アレクサンドラ」が
以下のようにワガママな
横ヤリを入れたそうです‥‥‥😓


「私はスタジアムの
ロイヤル・ボックスで、
ゴールの瞬間を見ます!

子供たちや孫たちには、
ウインザー城でのスタートを
見せてやりたいと思います!

子供たちが、
ウィンザー城の窓から
スタートの瞬間を見られるように、
スタート地点を城の
芝生の上まで延長しなさい!」

だってさ‥‥‥😰

こうして
女王の命令どおり、
スタート地点を
移動したために……

この年の
マラソンの距離は
26マイル385ヤード
(約42.195㎞)と
ちと中途半端な
距離になったとそうです‥‥‥😓 
(1マイル=約1609.3㍍)

さて……

今では一般的な
「女子マラソン」‥‥

女性のマラソンへの
初参加は1967年‥‥

この当時、
女性にマラソンの
参加資格は
ありませんでした‥‥

キャスリン・スウィッツァー
(当時20歳)は、
イニシャルのみを使って
“R.V. Switzer”として
「ボストンマラソン」に
エントリーし、
初めてゼッケンを付けて
マラソンに参加した
女性となりました‥‥

しかし、
走っている途中、
競技主催者の
ジョック・センプル氏に
無理やり引きずり
出されそうになりました‥‥

「私のマラソンから消えろ、
そしてゼッケンを返せ」と
叫んだと言われています‥‥‥😰

ところがその時に
一緒に走っていた
スウィッツァー選手の
ボーイフレンドが、
センプル氏を突き飛ばしました‥‥

それが
この添付した
一枚のモノクロ写真
⬇⬇⬇


当時のメディアの
ヘッドラインを飾りました‥‥

その事件から
5年後の1972年に、
女性もボストン・マラソンに
参加できるようになり、
センプル氏はそれを強く
支持・支援したそうです‥‥‥

その後にセンプル氏と
スウィッツァー選手は
和解しています……

ところで……

マラソンコースの
42.195kmの測り方って
気になりませんか??😓

『長距離競走路ならびに
競歩路公認に関する細則』に
細かく記載されてるのですが‥‥‥
⬇⬇⬇

「コースは道路の端から
30cm中に入った部分を測る」

「S字に屈曲している部分は、
屈曲部の内側から30cm中に
入った部分の頂点を結ぶ最短ライン」


したがって……

コーナーなどは
30cmより内側を走れば
それだけ
実走行距離は短くなるし、
外側を走れば長くなります‥‥‥

計測方法は、
『陸上競技審判ハンドブック』
に説明されていました‥‥‥

ワイヤーロープを用いるか、
自転車にカウンター計を
取り付けて計測するそう‥‥‥

現在の日本での計測は、
ワイヤーロープが主流です……

直径5mm、50mの
鋼鉄製のワイヤーをメジャーとし、
尺取り虫のごとく測ります……

42.195kmとなると……
50mのメジャーだと844回、
1回5分で済んだとしても、
でも70時間もかかるわけ‥‥‥😂

この作業に必要な人数は、
ワイヤーロープの場合、
約30人と車両3台が
必要だとのことで
かなり大変な作業なんです‥‥‥😓


最後の仕上げに陸連に公認して
もらわなければなりませんし……

検定をパスして合格すると
公認料を払います‥‥

フルマラソンコースの場合、
新設時に216,000円(税込)、
2年ごとの継続時に
108,000円(税込)が必要‥‥‥

58年前の
1964年東京オリンピックの頃は
50メートルの竹ひごを使って計測‥‥

その後
竹ひごではなく、
ワイヤーによる計測に
変更されたそうです……

30人ほどで
50メートルごとに
印を付けて進んだらしい‥‥‥😅

現在は、
メーターをつけた
3台の自転車で測り、
その平均値を採用するそうです……


所轄の警察関係者が
測ったりすること多いよう👮🚓

マラソン距離の
『許容誤差』は
マイナスは一切認められず……

公式大会では
+0.1%の誤差……

ようするに
+約42mの誤差ならOK

以下のような計測や、
距離においての
主なルールは以下の通り……
⬇⬇⬇⬇⬇

①コースを測り直して、
距離が不足していないこと

『誤差=プラス0.1%以内
フルマラソンの場合42m
これは42.195km
プラスマイナス42mではなく、
プラス42mまで』

したがって
42.195kmを
1mでも不足していれば
その大会記録は公認されません

このために、
どのマラソンコースも
リスクを避けるために、
42.195kmより
少し長めにしているのが一般的
 
上記の条件を満たすべく、
距離の測定にあたっては
1001m をもって
1000m=1km と
しているそうですよ

②スタート地点と
ゴール地点標高差が
0.1%以上下っていないこと

『42m以上下っていないこと』

実は過去に、
市民が参加する
東京マラソンが
フルマラソンの部は
公認レースなのに、
10kmの部が
非公認だったりしたのは
この理由のためなんです

③スタート地点と
ゴール地点との距離は、

『直線で競技距離の2分の1以下』

一本道の直線に近いコースでは
気象条件によっては
常に追い風になる可能性があるため

長い距離の競技だけあって
マラソンの公認コース設定は
かなり大変なんですね‥‥😅

今日はそんなマラソンの
お話でした……🏃🏃🏃

マラソンは
走るのも大変ですが‥‥
測るのも大変と言うことが、
よく理解できましたよね‥‥‥😅

朝晩はそこそこ
涼しくなりました☺

体調管理を万全に☝

素敵な一日をお過ごしください🎶