ピクリともしない竿先を見ていたが、
久々に見事な夕日が見れるだけでも来た甲斐がある..。
・・・ふと、背後を見ると
月が昇り始めている..。
水面が月明かりに照らされ始めた。

昇りはじめは、こんな感じでボンヤリ。

松島と月..。風流だ。
そういえば「月の松島」という日本酒があったナ..。
検索をしてみる..。
うっ「雪の松島」だった..。惜しい(ノ゚ο゚)ノ

この酒、日本酒度(+20)と言う超辛口!
水のようにグビグビ飲める。
日本酒度が+(辛口)になれば、なるほど
酒の味が薄い。
それを知らない頃、日本酒というのは
辛口(+)になるほど味が濃いと思っていた..。
僕は日本酒の味が濃い甘口(-)は
飲めないが、辛口になるほど好きだった..。
い・いかん( ̄□ ̄;)!! 禁酒中だった..。
しかも、話が思い切り脱線してるし(汗)
・・・あっ、そういえば今日は皆既月食の日。
つ・月が欠け始めている(@Д@;)

当然なのだが、ここまで如実に欠けてくるのを
見るのは生まれて初めてかもしれない。
僕「Sさん(先輩)!月食ですよ!
ほら、さっき満月だったのが、欠けてますよ!」
・・・先輩、西向きの竿先を凝視し、
・・振り向きもせず。
「あっ、そう」
僕は西の竿先と東の月を交互に振り返って見る。
更に月は欠けてきた。

僕「Sさん!半月みたいになってますよ!」
先輩「釣れね~ナ~..」
・・振り向きもせず。
そして僕はまた月を見る

僕「Sさん!三日月のようになりました!」
先輩「案外ロマンチストなんだナ」
・・と振り向きもせず( ̄∀ ̄)..。
・・ロマンチストじゃ無いにせよ、
3年に一度、雲ひとつ無い、
このシチュエーション
だったら、月も見るっちゅうの( ̄_ ̄ i)
それ以来、月に関しての事を
先輩に話すのはヤメにした。
先輩の釣りへの集中力と
執念はスサマジイ( ̄ー ̄;
しかし、この広い天空で、
月と太陽と地球が一直線に並び、
あの月に写る影に自分が
いると思うと不思議な気持ちになる..。
月はほぼ消えた...。

先輩は変わらずに「一匹ぐらい釣れね~かな」
・・・と西側の竿先を見ていた..。
その後、帰宅して空を見るとほぼ隠れた月が
また出始めていた..。

作詞:下田逸郎、作曲:桑名 正博

