ヤバいから気をつけた方がいいゾ・・。」
・・・と昔、友人が言っていた。
僕が「あ、そう」と流したら、
「お前、信じてね~だろ?!
俺の兄貴がスケート場で並んでいた時に
目の前をクロネコが横切った人がいて、
見ていたら、その人は、その後フェンスに激突して
救急車で運ばれたんだゾ!!」と、
・・友人は眼を血走らせながら力説した。
そこまでムキになって
「タタりサイド」に加担する必要もなかろう・・。
・・と思ったが
「で?どうすれば、いいんだ?」
・・と聞いてみた。
友人は気分を取り直し
「うん、そうゆう時はな・・。
こっちが横ムキになれば、いいんだ(^。^)
そうすると、クロネコが、
前を通った事にならね~だろ」
・・・と、得意げに言った。
「こっちが、縦ムキだろうが横ムキだろうが、
前を横切った事に変わりはないのでは・・?」
とも、思ったが、その時の会話はそれで終わった。
その後、1年も経たなかった頃だろうか・・、
その友人とは違う友人を車で、どこかへ
送る時、20m先位をクロネコが横切った・・。
友人が「あっ!帰り道!気をつけろよ」・・と言う。
「迷信は知人中に浸透しているんだぁ・・」
・・と思った。
ところが、友人を送った帰り道・・。
前方車の急ブレーキにより、
僕は追突をしてしまった経験がある。
事故処理中は何も考えなかったが、
「クロネコ横断後・要注意」・・の標語が僕の
どこかに焼きついたようだった。
歩いていても・自転車でも・車でも、
前方を、クロネコが歩いていた場合、
「どうか、横切らないでくれ」的ジンクスが、
漠然と心の片隅にあった・・。
・・・が、最近
「クロネコ横切り頻度」は、めっぽう増え始める。
それは、近所の野良猫が増えた事と比例していた・・。
当然クロネコ率も高い・・。
横切りは、増えてあたりまえなのだった。
何回も横切られ、その後、ナニゴトも無い事で、
近所のクロネコくんは「迷信呪縛」を解いてくれた。
歩いていると、一匹の「クロ」が横切る。
そしてもう一匹・・。
近所の半径50m以内に、おそらく5~6匹ほどは
クロネコがいる事と思われる。

