大人になってワカル良さ | 日刊つぶやき新聞

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子供の頃、メヌケって食べれなかった。

食わずギライだった。
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だって、皮が金魚みたいではないか・・。


 ところが、食べれない物を

食べれるキッカケに

なるような事はある。


 メヌケの場合は何かの拍子で

メヌケ好きの叔父さんが、

メヌケのウマさを力説した事に始まる。



 その場所にメヌケはなかった。

別に僕に対して

メヌケを食べよと言う指図もなかった。

しかし、その話の表現力に

「それは食わねば・・。」と思った。


 叔父さんのアツい語りは下記のような

感じだったと思う。


 「メヌケはウマイ!煮込んでいるうちに、

出しジルにジワ~っと脂が浮いてくる。

しばらくすると、白い身は、

だんだんと茶色く煮詰まり、

プリっとした身をほうばる・・。

 脂が甘くて御飯が

すすむ事、すすむ事! 

皮もまたトロリ~んとして

ウマいんだよな~。そしてその

シルを御飯にかけるのも、またウマい!」


 叔父さんは宙を見ながらうっとりと

メヌケ回想にヒタっていた。


 そして、食べてみたら

まさに叔父さんの表現通りだった。


メヌケは高級魚。

 

今日、帰宅したらオカンがメヌケを煮ていた。


感謝!感謝!


いい具合に荒熱も取れ、味が染み込んでいる。


 大人になってワカル良さってある・・。


 どうっすか!このプリプリ具合(^^)


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