おかんと、懇意にしているおばさんの
会話でよくある光景。
「そう、そう、そうあの人でしょ!(芸能人)」
「そうそう、あの人」
「なんてったっけ、あの人」
「のどもとまで出てるんだけど・・・」
「顔は浮かぶんだよね」
「そうそう」
「でも、何てったっけあのひと」
「あ~!じれったい!」
二人で 会話の中断、約2分。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
名前を思い出せない、もどかしさと
自分が最初に思い出して、
勝ち名乗りを上げたい気分が
混在している。
「やっぱり出てこないね」
「なんかすっきりしないね」
「こうゆうのって、ふいに出てくるんだよね」
「そうそう」
二人で
更に会話の中断約2分。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「やっぱり出てこないね」
「まぁ、いいか」といいつつ
二人「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
こうゆう展開の場合、
話しにあまり参加したくない・・。
その晩20:00にそのおばさんから
電話があった。
「桂米助さん!!」
そのためだけの電話だった。
軍配はおばさんに上がった。
「となりの晩御飯の人」
の為に二人は
対話時間を約20分は浪費していた。
オカンが返答する
「ああそうだったね・・。」
電話は約30秒で終わった。
おかんの表情にに心なしか
悔しさが、垣間見えた。

