『滝』ー滝ってどうして存在してるのだろう? | くうのメッセージ

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トラウマ開放の過程などで過去を遡って行くと、『あれっ?! こんな所でこんなわだかまりがあったのか』と気づく事がよくあります。
真実は深く、全ての体験に意味がある。そう思える瞬間です。
感じた事、伝えたい事を更新していけたらなと思います。

はじめまして。
感じた事を綴った気まぐれなブログです。
よろしくお願いします。


大滝のエネルギーってすごい。


落差とその速度から生み出されるエネルギーは莫大なものだろう。


『いったいこのエネルギーは、世界に何をもたらしてくれるのかな?』


滝って『大暴落』に例えられる。


滝への川の流れは様々だ。


中心部は流れが急で、大量の水を一つの方向へと引き寄せて行く。


そして、時には乱雑に渦巻いていたり、同じ動きを何度もくり返したり、停滞していたりすることだってある。


川の流れへと惹き寄せられると、


人々は舞い踊ったり、華美な生活に酔いしれたり、さらに得するようエネルギーを注いだり。


そんな流れに、突然現れてしまう滝。


滝は乱雑さのエネルギーを吸い込んで、水は一気に落差の中を駈け落ちて行く。


この後って、いったいどうなるのだろう?


そう思って、滝壷近くの水辺を訪れてみる。


そこには、まるで大きなショックを与えてしまうような落差なんてなかったかのように、


ただ静かなせせらぎがあるだけだった。


どうして?


あんな膨大なエネルギーはいったいどこへ行ったの?


滝は無駄な動きや乱雑なエネルギーを打ち鎮め、整然とした流れへと変えてしまう。


そうか、滝って『流れを変える役目』を担っているのだ。


株価が大暴落する時、多くの人が大損してしまう。


その膨大なお金はどこへ流れたのだろうと考えてみる。


もしかしたら利益を得た人がほんの一握りいるかもしれない。


誰かがうまく巻き上げて、ぼろ儲けをしたのだろうか?


そうじゃないみたいだ。


どこへ行ったわけでもない。


元々まるでなかったみたいに、幻のごとく消えてしまったのだ。


こんな時、なかには絶望のあまり、悲惨な行動へ身を投じてしまう人もいる。


だけど、大抵の人々はなんとか踏みとどまれる。


そしてこの後、社会は再び本来あるべき忠実な生活を送るよう人々をうながしてくれる。


ならば、魂が成長し行き着く目標って、もしかしたら、


どんな状況でも、酔うことなく、舞い上がることなく、力に溺れたりすることもなく、淡々と受け止める強さを持つ事なのかもしれない。


流れにのまれない強さ。


好景気だろうと不景気だろうと、バブルだろうと、人の興奮や不安の渦に巻き込まれることのないそんな強さ。


目の前の自分のやるべきことにきちんと身を投じている人って、そんな流れ飲み込まれることなく、きっと高い上空からちらりと川を眺めているのじゃないのかな。


だから、どんな事が自分の身にふりかかろうとも、動じることなく淡々と乗り越える強さを、そんな強さを持てるようになりたい。


だけど、例えば。


もし君が滝壺へ落ちてしまったら。


滝壺の中の乱雑な水の動きにしばらくもみくちゃになるだろう。


自分が今どの方向を向いていて、どこへ向かっているのかだってわからない。


泡だらけの水の中で、水面がどっちで、水底がどちらかも判断できやしない。


だけど、この状態が苦しいからと言って、『なんとかしなくちゃ』と、もがかないでほしい。


なんとか生き延びようと、大事な決断をあせったりしないでほしい。


ただもう少しただじっと待って!


そうしているうちに、流れがふいに君を水面へと押し上げてくれる。


そうすればもう大丈夫。


視界が開け、静かな流れが君をきっと連れて行ってくれる。


君がたどり着くべき場所へと。