くうのメッセージ

くうのメッセージ

トラウマ開放の過程などで過去を遡って行くと、『あれっ?! こんな所でこんなわだかまりがあったのか』と気づく事がよくあります。
真実は深く、全ての体験に意味がある。そう思える瞬間です。
感じた事、伝えたい事を更新していけたらなと思います。

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イルカはなぜジャンプをするのでしょう?



高く跳べば、水中で泡がたくさん生じます。

この泡がたくさんなほど『かっこいい!』という象徴になるらしく、メスに見てもらうためでもあります。



でも、それだけではないのです。

イルカの体は流線型。
しかも体表は滑らか。



水中ですばやく動き、泳ぐことに適しています。

ところが、この体に貝や寄生虫といった付着物があると、水の中で邪魔な『抵抗』が生じてしまいます。



これでは、サメなどに追っかけられた時にスピードが落ちて危険です。



そうならないように、イルカはジャンプして体表に付いた汚れを海面へぶつけ落としているのです。

迅速な動きができるように



つまり自分らしく行動するためにジャンプが必要なのです。

こうした事を、人間のトラウマに少し当てはめてみたいと思います。

虐待、DV、いじめ、恐怖などから生じたトラウマは『心の汚れ』ともとらえています。

人は、自分では受け止められないほどの精神的な衝撃を受けた時、思わず『自分を維持』するためその時の感情を感じないようにしてしまいます。

無意識に、心の奥へ隠してしまうのです。

たとえば、こんな状況をイメージしてみれば、理解できると思います。

日常的に親からひどい虐待を受けている幼い子どもの場合…

親がたびたび激しく浴びせてくる否定的な言葉に対しいちいち深くダメージを受けていては、自分を保つことすら困難です。

そこで、自分で処理できないほどの感情を感じないようにして、何も無かったかのようにふるまったりします。

そうやって切羽詰まった状況を切り抜けることができたわけですが、こうした事は本当の意味で『乗り越えた』と言えるわけではないのですね。

では、感じないようにじてしまった、封じ込めてしまった『本当の気持ち』や『感情』はどうなってしまったのか?




ネガティブな感情は心の奥深くに押し込めて、蓋をしてしまっています。



そして、この潜在意識の奥へ溜まったままの感情は、不思議なことですが、どれほど時間が経過しても消えてなくなる事はないのです。

心の奥深くへ封じ込めてしまったものは『心の汚れ』となって、やがて本人の感情や思考、行動などに影響を与えるようになります。

これがトラウマです。

トラウマは私たちが生きてゆくうえで『抵抗』を生じさせるわけです。

だから、受け止められる時期が来たら、きちんと蓋を開け、感情を外へ出してあげなくてはならないわけです。

イルカのジャンプのように、汚れを取り除いて、自分らしさを表現し生きてゆくために。

次回は、『トラウマの形』についてとなります。

8月20日〜9月4日までの期間、ヒプノセラピーセッションおよび心理カウンセリングの申し込みおよび受付を都合によりお休みさせていただきます。この間、申し込みいただいても、メールの確認ができない可能性がありますことどうぞご了承ください。m(_ _ )m



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数年前、まだまだセラピーを行う事に慣れていなかった私は、その時 同居していた認知症の義母(M子さん)に練習台になってもらったことがあります。

初めてでどきどきでしたので、社交的な義母にお願いしてしまったといったところもありました。(;^_^A

ここで、その時の『認知症の人へのヒプノセラピー』の内容をお知らせします。

認知症というと、新しい記憶が消えて、『古い記憶』つまり子どもの頃の記憶などはよく残っていることが多いことが知られています。

M子さんも、まったくそのとおりです。

嫁である私のことは介護職員だと思ってくれていますし、本人にとっての配偶者のことは同居する前からすっかり『知らない人』になっていました。

自分の息子のことも、初めの頃は認識できましたが、今はひじょーに怪しげです。

そして、ずっと昔に亡くなっている自分の両親はまだ生きていると信じている様子もみられ、自分の年齢はまったく検討もつかないといった具合です。

そして、認知症のもう一つの特徴として、その人のキャラクターに変化が起こることが多くみられるようです。

ただキャラクターの変化といっても、その人がもともと持っていたけれど隠れていた一面が出ているのかなという気がします。

例えば、M子さんはもともと身近な人に対して被害妄想が激しく、癇癪持ちで、攻撃的な人でしたが、認知症がかなり進行してからはずいぶん変わりました。

もう信じられないくらい明るく、素直で、人を笑わせるのが得意なある意味サービス精神旺盛な人になっていたのです。

晩年は良い部分が現れたので、こうしたところ介護する側としてはラッキーでした。

そんなM子さんでしたので、ヒプノセラピーの練習台になるのも、即 OK してくれました。

もちろん、むすっとしてせん妄などが激しい時はセッションは避けたほうがよいでしょう。

そして、できるだけ、頭の調子の良い、つまりクリアな時を選んだほうが結果に期待できると思います。


まず、催眠誘導をし、M子さんは瞬く間にトランス状態へ。

退行催眠で家族との食事の場面へ行っていただきました。

Q : どんな所にいますか?

M子さん:ここは寝たりなんかする所。ふつーの部屋。家具とかある。

Q : 歳は? 服装は?

M子さん:5歳! かわいい服。

Q : あなたはどんな様子ですか?

M子さん:明るい。ニコニコ。

Q : あなたは今、何をしていますか?

M子さん:けんか(明るい表情)

Q : 誰と?

M子さん:親戚の子

食事中、ニコニコしながらけんかしているようです。

M子さんは四人姉妹の長女でしたが、この時はまだ妹が生まれていない様子でした。そして、M子さんのお母さんは、末の妹さんがまだ幼い頃に病気で寝たきりとなり、かなり辛い状態が続いたのち亡くなられたそうでした。そういった経緯があり、このお母さんの様子も私自身は個人的に知りたかったのですが…。

Q : 他に誰がいますか? お母さんは、そこにいますか?

M子さん:いる。

Q : お母さんはどんな感じですか?

M子さん:ふつー。忙しくしている。

お母さんは何をしているのか尋ねてみましたが、答えはありませんでした。対応する単語が出てこないのかもしれないです。

Q : 食事で、お父さんはいないのですか?

M子さん:それはね、男の人はね、忙しくてね、いないのよ(夜帰りが遅い)。
(私へ、『こういうものなのよ』といった口調で語っている。)


次に、子ども時代のもっとも楽しかった場面へ行ってもらいました。

Q : 何を着ていますか?

M子さん:服ですよ!

Q : (失礼しました。)
  あなたはどんな様子ですか?


M子さん:かわいい! すごくいい子!

Q : 何をしているの?

M子さん:花を見たり、いろいろ。

特に問題もなく、最も悲しかった場面へ移っていただくよう誘導してみたところ、

M子さん:この子はね、大丈夫ですよ!! すごくいい子で、なんにもそういったこと(悲しいこと)なんかない!

後のM子さん、ボケる前もボケた後も、強烈に不安症で心配性なのですが…。退行催眠ではその様子はまったく微塵もないようで、ただただ非常に幸せな子ども時代を送られたのだなといった印象でした。

これ以上進めても特別なことも出てきそうになく、そのまま解眠誘導を行いました。

直後の感想を尋ねると、『ああ~、楽しかった!』と、とても晴れ晴れと顔を輝かして答えてくれました。

退行催眠や前世療法においての再体験では、その当時の『感覚』や『感情』をもみごとに蘇ったりするものですから、とても心に響くもののようです。

認知症の初期の頃は、『記憶が無くなって行く』ということへの恐怖心や不安がよく見られますが、かなり重度になってくると、むしろ開き直ってもくるようで、M子さんは自身、どんどん記憶が消えていっているということは認識されているようです。

ですから、『思い出せない』という体験が多いなか、ヒプノセラピーでは非常に鮮明に過去を思い出せたことも久々の事で、楽んでくれました。

とりとめもないようなセッションでしたが、明るい内容でしたので、ここでちょっとご紹介させていただきました。

お読みいただきありがとうございました。


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非常に拮抗していた英国の国民投票の結果が出て、その影響力がすごいな~と感じた人が大勢おられると思います。

報道の途中のことです。

スコットランドは EU 残留派ですが、『その他の地方の人たちの格差への怒りが離脱への投票につながっている』といった内容の話がありました。

グローバル化の影響が地方へもたらしてしまった格差の拡大。

それに加え、移民の流入による社会保障費の減少。

これらの怒りが、離脱へと加算していったということのようです。


これを聞いて、なるほどなと思いました。

感情には確かにエネルギーがある。

目を閉じると感じやすいかもしれないです。

目では見えないけれど、ちょっと違った角度から見つめてみます。

こういった事は特に、結果の出た直後ってわかりやすいのかもしれないですね。

人々の感情が最も激しく出ている時なので。

とくに多くの人のまとまった『怒り』のエネルギーって、強力なようです。

離脱する事で、問題が解決するのかどうかといった議論はともかく、人々の怒りや不満といった感情が高まった時、世界の様々な『場のエネルギー』へも大きな変化やうねりをもたらしてしまう。




いろいろな不満や怒りはなぜ生まれているのか?

こうした事を、人間はよく注視してゆかなければいけないのだな。

こういった事を強く感じたニュースでしたが、

みなさんもそれぞれいろんな事を感じられたのだろうなと思います。

読んでいただきありがとうございます。


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