半球体ドーム屋根 | Metal works craft-R

半球体ドーム屋根

最近、建築家の方々のペタ(感謝)が増えたので、過去の仕事を紹介したいと思います。
1991年、20年前に施工したドーム屋根です。
今では一般的に仕様されてますが、当時のトタン板からガルバリウム鋼板が普及しだした頃でしょうか!?

私と相方の職人二人でコツコツ・セッセと40日間かけて張り上げました。

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この施工にはちょっとしたエピソードがありました。今思いだしても吹き出してしまいます。ガーン

ある板金屋さんの下請けとして引き受けたのですが…
なんと、元請けの板金屋が持ってきた材料は、2mの(あやめバッタ)で加工された一文字だったのです。
(同業板金業者の方々は、ここ大笑))でしょ?

簡単に説明すると、一文字板が4枚一組になり2mの材料です。

搬入されていた材料見て唖然となりました。

M・「社長!!これ??…」
元請け・「あやめで加工してきたんや、早く葺きあがるぞ~」

M・「無理です!!僕にはこの一文字張る事できませんわ」

元請け・「何が悪い(怒)」
M・「社長!!これ一枚だけなら張れますが二枚めは張れませんわ、天秤くらいますわ。張りだしの水切りハゼに引っ掛けてくださいよ」

元請け・「バカな事言うな!!」

…あんたがバカやねん…

元請け・試しに水切りハゼに引っ掛けてみる

元請け・「あれ?なんで合わんのや?」

?じゃねぇよ、当然だろ

M・「この仕事、他の職人探してください。僕ら引き上げますわ」

元請け・「ちょ、待ってな、どうにかならんもんかな」

M・「じゃ、この材料処分して新たにガルバをうちに入れて下さい。うちで加工しますわ」

元請け・「なんとかコレ再利用出来ないもんかな?」
だから、?じゃないって(笑)
できんもんはできん!!

というやりとりで新たにガルバをうちに入れてもらい加工を始めながら現場と往復の日々に突入~

半球屋根の割り付けには3日程かけ慎重に!!
(コレこの仕事の命ね)

夜は工場で一文字加工
昼は現場でコツコツ一枚ずつ張り込みの日々

最後の一枚。ィ~ねぇ~

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無事に葺き上がり足場も撤去されました


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コラッ!!ヘルメットかぶれっ(笑)

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長年、板金業をやってきて忘れ得ぬ思い出の現場でした。
もう先にはこんな物件を施工する機会ないでしょう

Rアール大好き!!

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