1話 | 妄想小説☆

1話

「ただいま~」

玄関のドアが開きお兄ちゃんが帰宅を知らせる。

「お、帰って来たか。おかぁ~」

その時僕は大好きなゲーム雑誌を片手にお菓子を頬張っていた。

「ただいま。そんなにお菓子食べてたら太るぞ」

「ん。僕は太りませ~ん」

何気ない兄妹の会話。たぶん普通の仲の兄妹・・・だったと思う。

そう、少なくともこの時この瞬間はそうだったんだ。


夕食の時間に今時の家族~って感じでバラバラに食事を取って、僕は

お風呂に入って汗を流した後、大好きなゲームをする為にゲームとTVの電源を入れた。

・・・ちなみに僕はこういう口調だけど一応女の子。今時の女の子っぽさは無い。。かも。。

ちょうどゲーム始めて一時間くらい・・かなぁ?なんか後ろでごそごそやってると思ったら

急にお兄ちゃんが抱きついてきたんだ。

(わっ!急に抱きついてきた///びっくりしたぁ!でも驚いた顔したら

 変な子だと思われちゃう;兄妹なんだからこれくらい普通だよね?

 普通にしなきゃ。。普通に///)

「ん、何?」

そう言うのが精一杯だったんだ///だってお兄ちゃんに抱きつかれるなんて

思ってもいなかったし、心臓が早くなってるのがお兄ちゃんにも聞こえそうで・・・

そんな事思ってる間もなく、今度は僕の耳に優しく唇で触れてきて。。。

(ひゃぁ!///何してるの!?)

初めての感触に戸惑っちゃって・・・

「いや、突然何事?ゲームに集中できないから変なことしないでね?」

って切り替えしちゃった。この時は大好きなゲームも忘れてただただドキドキしてた。

口から心臓が出そうってよく言うけど、本当に出ちゃうかもって・・・

恥ずかしさとドキドキで頭の中が真っ白になってたけどお兄ちゃんの

「ごめん・・・」

って言う言葉と照れてる顔は一生忘れないと思うんだ。これが僕の覚えてる限り

の始めてのお兄ちゃんの変な行動。この出来事から変に意識しちゃって///

ホントその後はねぇ~・・・ゲームに集中できなかった。

だって・・・今度は僕の胸をつついてきたんだもん///

(ひゃぁ///)

思わず口に出そうだったんだ~今までそんなとこ触れられたことなかったし。

一応僕も高校生。恥ずかしさはもう爆発しそう!!多分顔真っ赤だったかも///

お兄ちゃんは後ろから触ってきてたから僕の顔は見えなかったと思うんだ。

「え~い僕のゲームの邪魔をするなぁ~!暑さで気でも狂った?」

「そうかもしれない」

「れっつごー病院!」

だけどお兄ちゃんはドキドキする間もそんなに与えてくれず・・・