美咲ゆうのキュン♡をお届けします -110ページ目

美咲ゆうのキュン♡をお届けします

美咲のきゅん♡が詰まっています
ぼーいずらぶにはまってしまった美咲の勝手な妄想をダダ漏れ公開チュ♡賞味期限が切れているので、注意してね☆

冷房つけた? ブログネタ:冷房つけた? 参加中

はい。
でも、夕方から夜の寝るまでですよw今は…
これから、本格的な夏が来ると思うと…溶けるww
太陽、痛いです…。
そろそろ、チューチュ―の季節。真ん中でパキンッて割るアイス。
冷凍庫に常備です。




それでは、昨日の続き。
『彼氏たちの反撃』です。


! ATTENTION!
この小説は、BL小説です。
不快に思われる表現が出てくるかと思われます。
BLにご理解のない方は、この先に進むことをお勧めしません。






☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




ったくどこにいるんだ!!

優哉は校内中を駆けずりまわっていた。

―――まさかっ

思い当たる場所が後一か所あった。
一気に階段を3階まで駆け上がってその場所を目指した。

―――いた!

「やっと……見たけた……」

優哉はゼーゼーと息を切らしながら入り口ドアにもたれ浅い息を繰り返した。

「ナニそんなに慌ててんだよ。漏らしたのか…?」

用を済ませた匡がファスナーを上げ、洗面台の鏡越しに優哉を見た。

「お前も…余裕だよな…。大変なことが起きてるっつーのに」

「なに? なんかあったの?」

優哉の真一文字に閉じた口がワナワナと震えだし、大粒の涙がポロポロとこぼれ出した。

「なっ…どうしたんだよ」

匡は優哉のそんな姿にギョッとして、濡れた手で優哉の肩を掴み覗き込んだ。

「……キスしてた…」

「え? 誰が…?」

「うっ…せんせーとミカちゃんが…キスし……」

匡はブブッと下品な音を立てて吹き出し、お腹を抱えて笑い出した。

「ばーか。あり得んだろっソレ。お前の見間違えじゃねーの?」

「見たんだよ! 信じないんならいいよっ」

「わりぃ…。イヤ…お前が嘘ついてるとは思わないけどさぁ…」

「……相葉はイイよな…。背が高いし、ダンスうまいし…。
 男から見たって…カッコいいよ…。ミカちゃんが惚れるのも分かるよ…。
 でも俺は……。先生がなんで俺を選んだのか……分からない」

匡は軽く優哉の頭をポンと叩くと、洗面台へ向き髪を弄りながら、鏡越しの優哉を見つめた。

「なぁ…。柴山……。理由はともかくさぁ、お前もっと自信持てよ。
俺とミカの歳の差はギリ片手に収まるけど、お前らの場合両手必要だろ?
だたでさえ俺らの関係はリスキーなのに、せんせーが何も考えずお前と一緒にいるとは思えねーけど?」

コクリと頷き優哉はさらに涙が零れるのを加速させた。




「だけどよー。なんかこのままじゃ納得いかねーよな。ちょっと大人をギャフンと言わせてやろうぜ」

匡はニヤリとすると反撃計画を持ち掛けた。
今いる場所がトイレだということも忘れて、念入りに打ち合わせをし計画を練った。




「俺…何か自信ねー。これ上手くいくのか……」

「だいじょぶだって。少しは危機感を持ってもらわねーとな」

優哉の心配をよそに、ゲームでも楽しむかのように匡は「作戦開始!」と軽くステップを踏んでいる。

「こんなところで何をしているんだ?」

「ひっ!」

探しに行こうとした笠置が突然現れて優哉は悲鳴を上げてしまった。
そんな姿を見た匡は、内心「あちゃ~。出だしからコケてる…」と急遽アドリブに出た。
匡は、優哉に背後から抱き付き笠置を挑発した。

「あ。笠置せんせー、今帰るとこです。
さっきまでコイツ涙ポロポロ流しちゃって、すっげー可愛いーの。
カレシに浮気されちゃったんだって。だから、慰めてあげようと思って。
な? いこーぜ柴山」

笠置は顔色一つ変えず優哉をじっと見つめた。
優哉はその目線を避けるように俯いて通り過ぎようとした時「優哉…」と微かに声が聞こえた。
また涙が出てきそうになるのを堪えて、その場を走り去った。




駅前のワックで匡と優哉は、じっとメールの受信音が鳴り響くスマホを見つめている。
相手は、もちろん笠置だった。
もうこんな状態が15分以上続いている。受信ボックスもやがて二ケタになろうとしていた。

「なぁ…。これいつまで続けるんだよ」

「まだだって…。メール送ってくるうちはダメだって」

優哉は受信されるメールを見ながら、今すぐにでも返信してしまいそうになるのをじっと耐えた。
焦らして焦らして、居てもたっても居られなくなって電話で謝罪をさせようっていう作戦。
今のところ恐ろしい位に匡が立てた計画通りに事が流れている。






実はその頃、学校では笠置と美守は美術室でスマホを片手に話し込んでいた。

「笠置先生…。そろそろ電話してあげたらどうですか? 待っているんでしょ? 柴山くん…」

「ええ…。おそらく…。スマホを握りしめてると思いますよ」

優哉の姿を想像して口角を緩やかに上げた。

「はぁぁ。俺には耐えられません…。柴山くんがかわいそうです。
 もとはと言えば、こちらの行動を誤解しているんですよね?
 それを解いてあげたほうがいいのでないでしょうか?」

「みもり…。君の彼氏はなかなかの策士ですよ。コレは、僕への挑戦です。受けて立ってあげないと」

笠置はチラリと腕に目線をやると「そろそろですね」と鞄を取り上げ美守に念を押した。

「10分後に電話してあげてくださいね。それと、余計なことは言ってはダメですよ?」




スマホの着信音が変わった。
笠置からの電話だった。
匡の作戦では10コールぐらいしてから取る予定だったのに、優哉は1コールで電話に出てしまった。

「あぁぁ…」

匡はこれじゃ待ってましたって言わんばかりの対応だと頭をもたげると、急に優哉が立ちあがり振り返った。
優哉の視線の先を追うと、車道に車を止めスマホを片手にガードレールに寄りかかる笠置の姿があった。

「あ…相葉…。ゴメン…俺……」

「いいよ……。ホラ、早くいけって」

優哉は慌てて店を出ていった。
ココからでも分かるぐらいに顔を真っ赤にさせて俯く優哉に優しく手をかける笠置。
フッと笠置と目があったような気がした。
チッ。面白くねーと悪態ついていると、笠置は軽く手あげた。

「あーあ。何やってんだ俺……」

急に例えようのない寂寥感が襲いかかり、スマホをぎゅっと握りしめた。

―――なんだよ……。すっげー会いたい……。

スマホが手の中で震えだした。

―――ミカ……

「……もしもし?」

「匡?今どこにいるの……?」

「…うん……駅前…どうしたの?」

「今すぐ匡に会いたい……」

「…………」

「匡?聞こえてる?…今電話マズかった?」

「…いや。大丈夫だよ」

さっきまで笠置といたのか? と聞こうとしたがやめた。

「ミカ…俺もね、今すっごく会いたいって思っていたんだよ…」

匡はふぅとため息をつくと、クスリと一人笑いをして店を出た。


おわり




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

ということで、完結です。

美咲のキュンをあちこちにちりばめましたが、少しでも感じ取っていただけたら
嬉しいですらぶ2
彼らの作戦は成功なんでしょうかねえへ
短い話なので描写が少ない分読み手様によって解釈が異なったりするかな?
って思ってます。
またそれも、書き手としては楽しみだったりします。


ぜひ星藍学園ぐるっぽへお越しください。
閲覧は自由です。
書き込みへは、当学園への入学が必要ですのでご注意ください。
星藍学園 高等部 ぐるっぽ

今回はとももさんとあたしのキャラに店長さんとみちこさんのキャラを絡ませての話でした。

この四人のお話はこちらでも楽しんでいただけます。

Step Together 星藍学園 恋愛報告書 みちこさん

絵の中のきみ  みちこさん

Never let me go   ちべた店長さん

誰彼発恋。 たそがれはつこい 星藍学園 恋愛報告書 美咲ゆう




読んでくれてありがとwハート☆