姪御さんの一人は生後一ヶ月と少しという赤ちゃん連れでした。
亡くなった義弟には小さい頃から可愛がって貰ったからどうしても葬儀に参列したかった、とのことでした。
棺の蓋を閉める前のお別れの時には、ポロポロ涙をこぼしながら頬を撫でてくれていました。
そういう場面を見て、
義弟は奥さんのお身内に《家族》として受け入れられ愛されていたのだなあ、と胸が熱くなりました。
義弟には実家はないようなもので、高校卒業後には用事がない限り帰省していませんでした。
義弟の葬儀会場は私たち夫婦からすると《都会》の真ん中に思えたので、自宅のマンションが徒歩圏内と聞いて、夫は
親戚も知り合いもないこんな都会でひとりで頑張って家庭を築いて暮らしてきたんだなぁ……
としみじみと言っていました。
払いの膳の時に献杯の音頭を、と奥さんに頼まれて、自分は兄としてなにもしてあげられなかったから、と辞退したのですが、義弟の唯一の身内として参列していたのでどうしても、と請われてしまいました。
ちょっと口下手な人なので、私は横でハラハラしていたのですが……
奥さんのお身内に良くしていただいて、幸せな生活を送っていたことがよくわかって嬉しく思うし安心しました、心から感謝申し上げます、と涙声で挨拶していました。
朴訥としていましたが、心のこもった言葉だったと思います。
朝7:15出発
途中で夕食の買い物をして帰宅したのが17:00頃
車の助手席やテーブル席の椅子に座っていただけですが、やはり疲れました。
でも、家族葬に呼んでもらえて、お別れができて本当に良かったです。
義弟の奥さんや娘さんともいろいろお話ができて、機会をみて義父のお墓参りをしたいということだったので、その時は連絡してもらって案内する約束をしました。私、元気でいなくっちゃ
今日も読んでくださってありがとうございました。