オトナ帝国の野望をみて感に入る。

過去に懐かしさと居心地の良さを感じるのは、過去にとっての未来がよきにしろ悪きにしろ、あらかじめわかっているからだろう。人間は、生き物は、予測不可能なことを本能的に嫌がるから、それは当たり前のことかもしれない。しかし、生きている以上、前に進むしかなく、進んでいくしかない。

オトナ帝国を見て、自分は過去はあるが未来がないことを、思い知る。過去に住むことができないのに、過去に住んでいる今の自分が、はなはだ情けない。一人暮らしをして、独身貴族の時間が長すぎて、この生活に長く居すぎたため、新しい世界に飛び込んでいく勇気を段々失ってしまったようだ。過去の安住に慣れすぎた。本当だったら未来をどんどん作っていくはずの人生なのに、作らなさ過ぎて、未来を描く能力を失いつつある。

こうしてはいられない。募る焦りを力に変えて、何とか前に進んでいかなければ。