16世紀から17世紀にかけてトラファルガー広場からウェストミンスターの間に、ホワイトホール宮殿という大規模な宮殿が存在していたそうです。
それがロンドン大火でほとんど焼失してしまいました。その中で唯一残ったのが、バンケティング・ハウス。


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何故これだけ残ったのか?当時にしたら珍しい頑丈な石造りだったからです。周りはまだ木造のチューダー様式建築だったそうです。

チューダー様式とは、ロンドンの代表的なデパートのひとつ、リバティーがそうですね。

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今のバンケティング・ハウスは3代目で、ジェームズ1世時代のものだそうです。
バンケティング・ハウスは、外国からの特使の歓迎会や仮面劇に使用されたそうです。



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入り口です。


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入り口の上には、チャールズ1世のレリーフ⬆︎

ジェームズ1世の息子がチャールズ1世です。

中に入ってみました。

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二階のホールへの階段の途中にはチャールズ1世の肖像画があります。

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ホールに一歩踏み込んだ途端、巨大な天井画に圧倒されます。

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チャールズ1世ルーベンスに依頼した 9枚の天井画です。父ジェームズ1世の施政と繁栄を讃える天井画です。

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その中央の絵画の下部にいるのは、ジェームズ1世です。その周りには知恵の女神ミネルヴァや天使たち。

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玉座の真上の天井にもジェームズ1世の姿。

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しかし、天井画が完成する前にジェームズ1世は死去し、この天井画の下の玉座には息子のチャールズ1世が座りました。


入り口に一番近い絵画は、イングランドとスコットランドの統合を表しているそうです。

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左下の二人の女性がイングランドとスコットランド。その二人がひとつの王冠を一緒に持っています。

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これらの天井画に王と神話に出てくる神や天使たちが一緒に描かれていることから分かるように、ジェームズ1世が強く唱えたのは『王権神授説』、つまり『王の権力は神から授かったものである』という絶対王政の思想です。
その思想を踏襲したチャールズ1世は議会派と対立し、ピューリタン革命へと進んでいきます。そして、裁判にかけられたチャールズ1世は死刑宣告を受け、このバンケティング・ハウスの前で処刑されたのです。


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(トラファルガー・スクエアからバンケティンググ・ハウスの前を通って、ウェストミンスターまで一直線に伸びる通り)
ホワイトホールという通りの名前だけが、宮殿があった当時の名残として残っています。


チャールズ1世が処刑される様子を表す銅版画があります。

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この処刑の絵は、バッキンガム宮殿クイーンズ・ギャラリーで昨年の12月より開催された『チャールズ2世、パワーとアート』でも展示されていました。
その時の記事は → こちら

まだ、5月23日まで開催中みたいです。


こちらのバンケティング・ハウスは、日本語のオーディオ・ガイドもありますから、レンタルするとさらに楽しめます。

いつも結構空いていて、ホールの両側にはベンチが並び、床にはいくつかのビーズクッションがあります。このクッションに寝っ転がりオーディオガイドを聞きながら、じっくり天井画を楽しめます。

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また 〝Historic Royal Palaces〟のメンバーズ・カードを持っていたら、何回でも無料で入場できます。

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そのメンバーズカードに関する記事は → こちら