昨年末までに書けなかった12月のブログ。

ちょっと間延びしてしまいましたが、私の備忘録として書き残すことにします。


古いネタで申し訳ありませんが、、、



10月から11月にかけ前期後期の二度に分けて、

『川崎浮世絵ギャラリー』で、『歌川広重・東海道五拾三次展』開催されていました。両方行くつもりだったのですが、前期の展覧会はすっかり失念してしまいあせる後期も終盤になってやっと思い出し慌てて行って来ました。


パンフレットより

今回のテーマは、広重の『雪月雨風の世界』です。




川崎浮世絵ギャラリーは、川崎駅北改札より徒歩2分のタワー・リバーク3階にある小さなギャラリーです。


川崎は江戸時代、日本橋から京都までの東海道五拾三次の品川の次の宿場町として栄えました。



そして、2023年に東海道川崎宿400周年を迎え、ちょっと密かにお祝いムードがあったようです。この浮世絵展もその一環です。




そういえば、コロナ禍真っ最中の2021年には、葛飾北斎生誕260周年を祝って静かに盛り上がりを見せていましたね。閉塞感いっぱいのコロナ禍に展覧会や映画に足を運び、いっときの気分転換させてもらったものです。









そして、コロナが落ち着き日常が戻った2年後に『歌川広重・東海道五拾三次展』


展示室内は撮影禁止なので、廊下などの様子を少し。








入館料はわずか500円。そこで出展作品リストをいただき、のんびり鑑賞しました。




『日本橋・朝の景』天保4年(1833)頃から始まり、品川、川崎、神奈川、、、と出発点の日本橋から終点の京都まで、順番に展示されていました。

江戸時代の人々の暮らしぶりや風景に想いを馳せ、自分も東海道を歩いているような気分に。


各浮世絵には、その風景の説明だけでなく描かれている旅人や宿場の人々が身につけているものや、生業の説明など詳細にわたり説明が付け加えれられていたので、とても興味深く鑑賞することができました。


例えば、このような↓

これは、実際の展示作品ではなく、帰りにギャラリー内で購入した本の1ページです。


購入した『広重・東海道五拾三次』


日本橋から順番に京都までの全ての宿場町近辺の街道の風景を描いた浮世絵を、もちろん全ページ立派なカラー刷り、詳細な説明も付き、見応えのある図録集です。これでなんと、¥500びっくり





私が訪れたのは最終日の2日前。

これ、最後の一冊、展示品でした。ギリギリ購入できてよかったです。


製作は、『東海道かわさき宿交流館』

この施設は、川崎駅からも程近い旧東海道の沿道にあります。


歴史好き、江戸好きな方には楽しめる施設かもしれません。


私は、せっかくここまで来たのでこの後、昨年オープンしたばかりの川崎市新庁舎の展望台を訪れました。

長くなるので、それは次へ続きます、、、