2024年がスタートしてあっという間に三が日が過ぎ、もう6日ですねガーン

一月とは思えないほどのとても暖かく穏やかな日が続いています。


こんな冬晴れの日はお出かけしないと勿体無いですラブラブ


1月4日には、うちから歩いて初詣に神社



元旦に初ウォーキングしたときには、この石段の下の歩道まで、参拝する人たちの行列ができていましたが、さすがに三が日が過ぎると空いていました。



昨年1年間家族みんなが健康で過ごせ、孫たちもすくすくと健やかに育っていることに感謝して参拝。そして今年もそうありたいと願いました。



そして、日中は15℃まで気温が上がると予報の出た1月5日、

この太陽勿体無いと急遽鎌倉へ2024年初ハイキングに出かけました。


鎌倉の山は何度もいろんなコース歩いていますが、この日は初めてのコースへ。

天園ハイキングコース、、、『鎌倉のアルプス』と呼ばれているそうな、、、と言っても最高地で159mびっくり


まず、いつものように北鎌倉で下車。

円覚寺は素通りして、建長寺へ。



建長寺総門


奥に大きくそびえる三門


建長寺には、昨年10月に関西の故郷から観光に上京した友人たちを案内して訪問したばかりです。


その時の記事はこちら↓



でも、天園ハイキングコースは、この建長寺の裏からスタートするので、まず建長寺へ。

拝観料を支払わないとそのハイキングコースへ抜けられないので、建長寺もゆっくり散策。参拝もしました。



国歌『君が代』に謳われるさざれ石↑

石灰岩が長い年月をかけて溶解し、小石を凝結してこのような形状の岩を作っています。


三門

いつ見ても巨大です。

三解脱門の略です。空・無相・無作を表し、この山門をくぐることによってあらゆる執着から解き放たれるそうです。


この歳になってもまだ色々執着ある私も、早く解き放たれたいとこの山門厳かにくぐりました。


仏殿

建長寺のご本尊・地蔵菩薩を安置。



法堂

住職が壇上で説法するためのお堂です。 

釈迦苦行像・お釈迦様が極限の禁欲(断食)を行っているお姿を現したもの。

天井には、建長寺創建750年を記念して奉納された雲龍図。


方丈(龍王殿)の正面にある唐門


方丈(龍王殿)


方丈庭園

静かな庭園を眺めながらのんびり。

すると、、、


この池のすぐそばの松の木から、色鮮やかな小鳥が飛び出し水面へ、そしてすぐまた松の木の中へ。

よく目を凝らして見ると、、、


色鮮やかなカワセミ?


何度も水面に飛び込み、また松の木へ。


カワセミが飛んだ後には水面に波紋。



そして、天園ハイキングコースを目指してさらに奥へ進みます。




建長寺の鎮守『半僧坊大権現』を祀るお堂を目指します。


しばらくすると狛犬が見えてきます。


その奥に連なる鳥居↓


いくつかの鳥居をくぐり、石段を登っていきます。


随分高く上って来ました。




半僧坊大権現への最後の石段です。


天狗がいっぱいびっくり

半僧坊大権現に仕える天狗が12体。


その中でも際立つのは最後の石段の両側でお守りしている扇を持つ天狗と剣を持つ天狗。


扇を持つ天狗



剣を持つ天狗


そして、半僧坊大権現のお堂へ到着。


そのお堂そばに、展望台があります↓

富士見台

その名の通り、富士山が大きく見えます↓


さらに石段を登っていきます。



建長寺境内から出て、新たな見晴台にたどり着きます。


建長寺境内とさらに遠くに相模湾が見渡せます。

⭕️印が先ほど通って来た建長寺の伽藍です。

随分上がって来ました。


さらに進みます。



相模湾と富士山




私たちは天園を経由して瑞泉寺を目指すことに。


横浜みなとみらいの街並みも一望。


鎌倉お馴染みのやぐらも。



足元の悪い岩場も所々ありますが、それほどきつくはありません。




急に前方の視界が広がる場所があります↓


登りきった先が大平山、天園ハイキングコースで最も高い場所です。(と言っても159m)


大平山頂上



反対側へ下りると、平らな広場があります。


隣には、立派なゴルフ場のクラブハウス。


横浜の街が一望。


相模湾も。



しばらく歩くと、また少し広い開けた場所に出ます。

ここが、天園です。

鎌倉市と横浜市の市境に位置して、横浜市では一番高い場所になるそうです。



『天園』は、かつて東郷平八郎が「天国の園に遊ぶよう」と形容したことに由来しているそうです。


近くに残る東郷平八郎の別荘『日源荘』の石碑


天園から約40分ほどで瑞泉寺へ到着。


瑞泉寺からのハイキングコース入り口。


瑞泉寺は、かつて長州藩士吉田松陰の伯父が住職を務めていたそうです。その折、吉田松陰は伯父を訪ね語り明かし、一緒に鎌倉・江ノ島を巡ったと記録にあります。


瑞泉寺山門


その後、鎌倉宮まで。


鎌倉宮のそばにバス停があるので、そこからバスに乗り、鎌倉駅まで行って帰途につきました。


北鎌倉駅から建長寺経由、天園ハイキングコースで瑞泉寺まで、ゆっくりのんびり、所要時間約3時間でした。たま〜に行き交う人もいますが、ハイカーは少なく、鎌倉の街の喧騒も全く届かない静けさと自然に癒されました。

風もなく快晴、穏やかなお天気の中、ハイキングができていい年の始まりになりました。



小町通り入り口



ちなみに、帰りにバスの中から見えた鶴岡八幡宮、若宮大路、小町通りなどは大混雑してましたあせる私たちはそれらのエリアには全く近付かず、電車に乗りました。