今年はやっとコロナも落ち着き制限のない春を迎えました。お祭りも再開です。

江戸三大祭り、そして日本三大祭りの一つでもある神田明神の神田祭が4年ぶりの開催となりました。まだ一度も行ったことがないので、それは行かなくては❣️





祭礼行列が東京の街を練り歩くという神幸祭が行われる13日土曜日は、朝からあいにくの雨になってしまいましたが、午後四時ごろには上がるという予報を見て行くことにしました。この不安定なお天気ならそこまで混雑しないのではないかと予想して。




午後3時前に神田明神到着。

この混雑ぶりに一瞬ひるみましたが、そんな私たちの様子を見た隣にいたおじさんの「明日はもっと混むよー。頑張って行ってきた方がいいよ。」という声に背中を押されて、神田明神の社殿へ向かいました。




人混みの中へ入ってみると、混雑は身動き取れないほどではなく余裕でした。


鳥居をくぐった先に、色鮮やかな朱の立派な門があります。隋神門です。



門をくぐって境内へ。




本殿の前には参拝する大勢の人の行列ができています。私たちも並んでまずお参り。


お参りした後は、東京を練り歩いている祭礼行列を追っかけて見学するつもりでしたが、午後四時から神輿の宮入りがあるというアナウンスを聞き、待つことに。その時間まで境内やその周りを散策することにしました。


神田明神境内図


本殿の周りにはいくつか小さな神社⛩️があります。



八雲神社

中に見事なお神輿が納められています。



関係者の方々がいらして、詳しく色々説明してくださいました。随分大きな立派なお神輿です。

てっぺんに乗っている鳳凰だけで重さ80kgもあるそうです。全体の重さが3トン、それを80人で担ぐそうです。多くの人たちが交代で入れ替わらないと練り歩けないですよねーあせる


山車も公開されています。



魚河岸水神社

徳川家康の入府と同時に江戸に移り住んだ日本橋魚市場の開祖、森孫右衛門が徳川家の武運長久と子孫繁栄、大漁安全を祈願するために社殿を創建したことが始まりだそうです。(神田祭り公式ブログより)





神田明神は、なんと創建1,300年ビックリマーク

随分歴史があります。

2023年は、弘法大師生誕1250年でもあります。それと変わらない長い歴史を持つ神社なんですね。


獅子山

親獅子が子を谷底へ突き落とし、その谷底を覗き込んでいる様子が表現されています。江戸時代の下野の名工が造り神田明神へ奉納したという記録があるそうです。


また境内には屋台もたくさん出ています。



最近なかなか見ない昔懐かしい射的もあります。

屋台定番のたこ焼き、焼きそば、りんご飴などはもちろん、焼き鳥、帆立やイカ焼き、鮎の塩焼きなどの食べ物もどれも美味しそうです。一部テーブル席も設置されていてそこでいただくこともできます。いろんな屋台を見て歩いていると、毎年地元の秋祭りを楽しみにしていた子供の頃のことが懐かしく思い出されました。


そうこうしているうちに、最初の神輿の宮入りが始まりそうだったので、慌てて本殿の前へ戻りました。







勇ましい掛け声と共に宮入りした神輿を見物した後、境内の脇の急な階段を降りて明神下(時代劇もよく出てくる地名ですね)へ移動。そこへ、ちょうどまた町内を出て神田明神へ向かう神輿でしょうか、勇ましい声が聞こえてきました。




明日14日日曜日がクライマックスの神輿の宮入りだと思っていたのに、今日もお神輿見ることができて大満足。

とっても元気をもらった気がします。


この後もラッキーなことに出くわすのですが、長くなるので続きはまた次回にします。