熊野本宮大社の次に向かった熊野三山は、

熊野那智大社那智の滝(那智大社別社飛瀧神社)


まず、那智の滝へ

那智大社別宮飛瀧神社と記された鳥居をくぐります。

杉並木の間の長い石段を下りて、滝壺に近づいていきます。


(滝壺近くの下から見上げています)



迫力ある滝が流れ落ちています。その滝に向かって鳥居とお賽銭箱があります。ここでも手を合わせました。






那智の滝の次に、世界遺産熊野那智大社へ。



今度は落ち着いた熊野本宮とは全く違う色鮮やかな朱塗りの鳥居です。鳥居の先の石段を登って本殿へ。



石段を上がり切ると正面に本殿が見えます。




その左側にも社殿があります。



八咫烏(やたがらす)という文字が見えます。

上には真っ黒なカラスが乗っています。






八咫烏(やたがらす)とは、日本神話に出てくる導きの神様だそうです。最初の天皇となる神武天皇が東征の時、道に迷った際大和の橿原まで導いてくれたと伝えられている3本足の鳥です。3本はそれぞれ天・地・人を表すそうです。



余談になりますが、今日本国民が熱くなってるサッカーのワールドカップ、日本サッカー協会のシンボルマークもこの八咫烏ですね。



明治時代に初めて日本にサッカーを紹介した方が、那智大社のある勝浦のご出身だったことと、ボールをゴールへ導いてくれる神として、八咫烏が採用されたとか。


今この那智大社の社殿内では、『ワールドカップ2022年、必勝』と書かれた応援旗や日本代表チームのユニフォームなどがたくさん飾られていました。


日本チームは勝利に導いていただいて、グループトップの結果で決勝リーグへ駒を進めることができましたね音譜おめでとうございます㊗️


と、話は横道にそれましたが、、、

那智大社に戻ります。


樹齢850年と言われてる天然記念物の大樹があります。


那智の樟(くす)



古来より樟の精にあやかり樟霊社として祀られています。




根幹部は人が入れるほどの大きな空洞になっていて、胎内くぐりをして様々なご祈祷ができるようになっています。



胎内くぐりをした人々の願いが込められた絵馬やお札の数々。もちろん絵馬の絵柄は八咫烏。


見晴らし台もあります。



那智山の集落や那智原生林が見渡せます。




少し離れたところに小さなお宮を見つけました。

『児宮』とあります。『授産安産無事育成』という言葉が書かれています。


あと2ヶ月で長男にも第一子が誕生する予定なので、その安産をしっかりお願いしました。そして、長女のところの孫二人の健やかな成長も祈願して手を合わせました。