久々に行楽日和になった日曜日、いつものウォーキング、ちょっと足を伸ばしてみました。





さて、どこでしょう?


なんと、目黒駅から徒歩9分、白金台駅から徒歩7分という都心です。



首都高の脇に広がる広大なグリーン、以前から気になっていたのでウォーキングがてら電車で出かけてみることに。



港区白金台に広がる国立科学博物館附属自然教育園。


こちらは今から400〜500年前の豪族の館から始まっています。江戸時代は高松藩松平頼重の下屋敷、明治時代には陸・海軍の火薬庫、大正時代には白金御料地と歴史を重ねてきました。その間一般の人々が立ち入ることができなかったので、こんな都心にも関わらず豊かな自然がこの地に残されました。昭和24年に天然記念物及び史跡に指定され、一般に公開されるようになりました。(パンフレットより)


このような歴史により、荒らされることもなく手付かずのかつての武蔵野の草原や雑木林の姿を今に残しています。しかも、敷地面積6万坪という広大さ。そのうちの半分近くは特別保存地区として立ち入りできませんが、それでも大した広さです。


入園料は¥320、高校生以下と65歳以上は無料です。



普段ハイキングしていても、足元に咲く野花、可愛いなと思っても名前も分からず、何気なく通り過ぎるだけでしたが、こちらでは一つ一つに名前が表示されているので、それを見ながら観察して歩くのも楽しかったです。






『路傍植物園』と名づけられています。珍しいですね。



シイの巨木


樹齢何百年もいう巨木もたくさんあります。


湿地や池などもあり、水生植物園も。





倒木もそのままの姿で保存されています。


『おろち(大蛇)の松』


樹高33mもあったクロマツは、太い幹を青空に向かってまっすぐ伸ばしまるで大蛇のような姿は、かつて山手線の車窓からもよく見えたそうです。しかし、1979年の台風で落雷の被害に遭い、上から8mが折れてしまったそうですが、その後も生育を続けて名所として親しまれていたとか。

その後記憶に新しい2019年の台風19号の被害で、なんの前触れもなく倒れてしまったそうです。




写真撮り忘れたけど、鱗のような硬い皮に覆われた立派なクロマツは他にもみることができます。その姿はまるで大蛇のようだったり、龍のようだったり、見応えがあります。



館跡の土塁


室町時代にはここに『白金長者』の屋敷があったと伝えられているそうです。




ミュージアムショップもあり、そこには『今月のみどころ』の紹介もあるので、最初にそれを確認してから、その植物や昆虫や野鳥などを探しながら散策するのもいいでしょうね。



あざみの蜜を吸いに来ていたミツバチの写真、たまたま撮っていたんですが、、、↓


実は、ミツバチではなかったようですあせる

帰る間際に見た『見頃情報』に写真と共に説明されていた情報によると、『ホシホウジャク』というガの仲間だそうです。びっくり⁉️



⭕️印のところにはっきり書かれていました。どう見ても私にはミツバチにしか見えませんでしたがあせる 勉強になりました。



次回は紅葉の頃にまた来てみようと思いました。

まさに大都会のオアシスラブラブ