生まれ育った北海道で両親を看取り、介護ヘルパーとして働いていた珊瑚は、神保町の小さな古書店の主となった。
いや、まだ店主をやるかどうかも決めていない。
この店は、珊瑚の亡くなった兄の店だった。
慈郎兄さんは、この界隈ではちょっとした有名人で、扱う古書の幅も広く、それなりに繁盛していたようだ。
ご近所さんや親戚の大学院生美希喜ちゃんに手伝ってもらいながら、この鷹島古書店と大量の古書をどうしようかと考えあぐねていた。
ランチ酒でハマった原田ひ香さんの食べ物が出てきそうなお話だと思って図書館で借りました。
主人公の珊瑚さんはアラ還くらい![]()
もう一人の主人公ともいえる美希喜ちゃんは、珊瑚さんの甥の娘だったかな。
彼女はまぁ文学部の院生なので言わずもがなですが、珊瑚さんもかなり文学通。
困ってるお客さんにそっと差し出す本はドンピシャだし、美希喜ちゃんが「偏食の子が出る作品ってどんなのがありましたっけ」なんて言う問いにも即答。
そういうの憧れちゃうわぁ![]()
作品内に出てくるお料理(主にテイクアウト)も美味しそうで実際のお店もあるので、近くに住んでいたら食べに行きたいなぁと思っちゃいます。
もちろん、珊瑚さんオススメの本も面白そうで何一つ読んだことがなかったので
とりあえず、 谷崎潤一郎の「三人法師」は読んでみようと思いました。
原田さんお得意のちょいミスな感じもすっとして面白いので、楽しみにしています。
