読みました。

 

ワイドショーか何かで文章が乙女チックだとか言われていたんで、全編そんな感じかと思ったらそうでもありませんでした。

 

大学に入るまでの経緯や、在学中、理研に入る前や入った後の研究の内容などが専門用語を交えて細かく書かれているので、文系の私には研究の内容まで把握することは難しかったです。

 

ただ、先生方に指導を受けながら、真面目にしっかり勉強してきた普通の若い研究者…そういった印象は受けました。

 

問題となったSTAP細胞ですが、そもそもは、アメリカ留学中に師事していたハーバード大の教授が提唱した説を証明する実験過程で生まれた細胞です。

 

私はよく分からないんですが、細胞単体じゃなくてマウスの中にその細胞がある…と証明されないと論文としては駄目なんだとか(私の理解力が低いので、間違ってたらスンマセン)。

 

なので、マウスの実験がすっごいうまい若山先生と一緒に研究していたんだけど、どうも若山先生にはキモイ(とは彼女は書いてないけど、キモがってるような感じは受けました)ところがあって、マウスでの実験のやり方を彼女には教えてくれなかったようです。

 

で、彼女なりに若山先生と研究して、笹井先生に指導してもらって論文書いて、しっかりチェックされて提出した論文だったのにあのようなことになりました。

確かに彼女は未熟だったかもしれないけど、その時その時のベストは尽くしたんだと思います。

 

検証実験の時も、我慢しろ我慢しろと言われ、実際、我慢以上の我慢を重ねて、若山先生にお願いする前までの過程ではちゃんと実験通りの結果を出していました。

…ただ、マウスの実験にうつるとそこからは駄目。

 

これって若山先生の方が何かしてたんじゃないの?

と思わざるを得ません。

 

問題発覚後も、若山先生を悪く言ってはいけない迷惑をかけてはいけないと思っていたようですが、若山先生は自分に責任がないことを周到にアピール。

結果、彼女だけが悪い…ということになってしまいました。

 

若い時の間違いって誰でもあると思うんです。

 

でも、彼女はどこで自分が間違ったのか分からないまま将来を閉ざされてしまいました。

 

頑張って取った博士号もはく奪され、やり直す道さえなくなってしまいました。

 

もし、彼女の記述が全て真実だとしたらあまりに可哀想です。

 

誰でも彼女と同じ立場になっていた…そう思いました。