というわけで、月曜に行こうと思ってた映画ですが、パパに邪魔されたので、またベネフィット使用により1,100円で観てきました。昨日!





また、がっつりネタバレします。




















































えーと、面白さで言うと、前編が面白いです。

後編は謎解きなので。

概ねまったりです。



結局、この裁判は、学校で起きてきた分からない…見たくない…考えたくない、そういうものをまっすぐ見て考えよう…そのためのものでした。

結局、どうしたって神原くんは柏木くんを助けることはできなかったと思います。

親に言えばいいじゃんとか、警察に言えばいいじゃんとか…後でゆっくり考えるとできそうなことはあったかもしれないけど、柏木くんに1日散々振り回されて、心も体も傷ついて、その上勝手に死にたいとかいう構ってちゃんを助けうる余裕のある中学生が果たしているでしょうか?

原作では触れていて、映画では出なかったことですが、柏木くんは神原くんが過去と向き合って絶望し、彼が自らを消すことを望んでいた。
それを見たかったのだと思います。

柏木くんを止められなかった自分を裁いてくれという神原くん。
でも、学校内裁判で誰かを裁くことはできません。

自分の罪は自分で背負っていくしかない。

こうして学校内裁判は幕を閉じるのです。





やっぱり、前後編にしても映画はムリでしたね。

原作と違い、教師になったのは涼子でしたが(原作では野田くんです)、野田くんのキャラが立ってないのが終始、残念でたまりませんでした。

もう絶対絶対、ドラマ化をお願いしたいです!!