念願のソロモン前編観てきました。
がっつりネタバレします。
観に行く予定の方は閲覧を控えてくださいね。
全体的にですが、裁判に向かうまでのフリというかきっかけというか…それが違います。
原作にない柏木くんと涼子のシーンが重要なキーになっています。
で、柏木くんの遺体発見場面も全く違います。
そして、本作のもうひとりの主人公といってもいい野田くん(どっかで見たと思ったらまえだまえだのどっちかしら?)ですが…彼、イメージ違います。
最初、彼のこと野田くんの友達向坂くんかと思いました。
野田くんが向こう側を見てしまった重要な事件はすっぽり抜けていて、彼の家庭環境は全く見えません。
ただの気のいい生徒になってるのですが、本来、原作での彼は、ある意味恵まれない環境の中、必死に凡庸であることに執着する賢い子ですからね。
そういうキャラは映画の尺との関係もあって切られたのだと思います。
もちろん向坂くんもまりちゃんも違う…゚(゚´Д`゚)゚
私、この2人が好きだったのでぷちショックです。
豆ダヌキ校長はキャスト発表の時から違うと思ってましたが、やはり違いました。
ひとっことも豆ダヌキ発言なかったので、そのキャラも封印かと。
今のとこ、校長にもいいとこなしです。生徒を守るというより、完全に対応を誤った教育者になってました。
逆に、すごくよかったキャラもいます。
柏木くんと松子です。
柏木くん役の子は、一見、可愛い男の子なんですが、その口からは信じられないような残酷な言葉が出てきます。
そのギャップが柏木くんの兄が感じたような雰囲気にぴったりです。
そして、ヒール三宅さんの親友松子が…もう笑ってるのに泣かせるのです。
最初から、松子だと一瞬で分かったのですが、どのシーンでも笑っているのに、家族の団欒のシーンですら泣けてきました。
なんていい子なんだろう…なんて心の美しい子なんだろう…そのイメージは原作そのままですね。
そして大出ですが…うーん、ちょっとヒョロいかな(笑)
父親も全く知らない俳優さんでしたが、竹内力的な人を想像していたので、ちょっと雰囲気が風間トオルに似てる人でびっくりしました。
でも、意外と迫力ありましたよ。
前編のラストは、三宅さんの行いが無神経な母親にバレて問い詰められるとこで終わります。
その後、エンドロールで「えーーーー?」と思いながらぼんやりしていたのですが、
後編の予告で泣いてしまいました。。。
実は、予告で一番泣いちゃったのはナイショです(笑)
まだ後編をみてないので、何とも言えないのですが、結果は同じでも過程が全く異なるソロモンに仕上がっています。
もしかすると、原作を読んでいない方が映画を楽しめるのかも…とか思ったり(^_^;)
あー…この作品、テレ朝の「名もなき毒」スタッフできっちり2クールかけてドラマ化して欲しい。。。
そう思うの私だけでしょうか?
できたら、原作通り、電話ボックスのシーンからはじめて欲しいです。
あの赤いナップサックが重要なんですもの。
誰だか分からないただのおじさんのシーンからはじまる、普通で普通じゃない場面が宮部さんらしさじゃないかと思ったりするのです。
さて原作を読み直すとしよう。
文庫の続き買わないと。。。
そして、いつかみこが中学生になったら読んで欲しいです。
ダルイ、ウザイ、だからスルーしちゃう…そんな現代の中学生たちに自分たちの問題を解決するということは、どんなことなのか…それを考えて欲しいなと思うのです。
私が中学の時、この作品があったら出会いたかったなぁ…そう思わずにはいられないのです。
がっつりネタバレします。
観に行く予定の方は閲覧を控えてくださいね。
全体的にですが、裁判に向かうまでのフリというかきっかけというか…それが違います。
原作にない柏木くんと涼子のシーンが重要なキーになっています。
で、柏木くんの遺体発見場面も全く違います。
そして、本作のもうひとりの主人公といってもいい野田くん(どっかで見たと思ったらまえだまえだのどっちかしら?)ですが…彼、イメージ違います。
最初、彼のこと野田くんの友達向坂くんかと思いました。
野田くんが向こう側を見てしまった重要な事件はすっぽり抜けていて、彼の家庭環境は全く見えません。
ただの気のいい生徒になってるのですが、本来、原作での彼は、ある意味恵まれない環境の中、必死に凡庸であることに執着する賢い子ですからね。
そういうキャラは映画の尺との関係もあって切られたのだと思います。
もちろん向坂くんもまりちゃんも違う…゚(゚´Д`゚)゚
私、この2人が好きだったのでぷちショックです。
豆ダヌキ校長はキャスト発表の時から違うと思ってましたが、やはり違いました。
ひとっことも豆ダヌキ発言なかったので、そのキャラも封印かと。
今のとこ、校長にもいいとこなしです。生徒を守るというより、完全に対応を誤った教育者になってました。
逆に、すごくよかったキャラもいます。
柏木くんと松子です。
柏木くん役の子は、一見、可愛い男の子なんですが、その口からは信じられないような残酷な言葉が出てきます。
そのギャップが柏木くんの兄が感じたような雰囲気にぴったりです。
そして、ヒール三宅さんの親友松子が…もう笑ってるのに泣かせるのです。
最初から、松子だと一瞬で分かったのですが、どのシーンでも笑っているのに、家族の団欒のシーンですら泣けてきました。
なんていい子なんだろう…なんて心の美しい子なんだろう…そのイメージは原作そのままですね。
そして大出ですが…うーん、ちょっとヒョロいかな(笑)
父親も全く知らない俳優さんでしたが、竹内力的な人を想像していたので、ちょっと雰囲気が風間トオルに似てる人でびっくりしました。
でも、意外と迫力ありましたよ。
前編のラストは、三宅さんの行いが無神経な母親にバレて問い詰められるとこで終わります。
その後、エンドロールで「えーーーー?」と思いながらぼんやりしていたのですが、
後編の予告で泣いてしまいました。。。
実は、予告で一番泣いちゃったのはナイショです(笑)
まだ後編をみてないので、何とも言えないのですが、結果は同じでも過程が全く異なるソロモンに仕上がっています。
もしかすると、原作を読んでいない方が映画を楽しめるのかも…とか思ったり(^_^;)
あー…この作品、テレ朝の「名もなき毒」スタッフできっちり2クールかけてドラマ化して欲しい。。。
そう思うの私だけでしょうか?
できたら、原作通り、電話ボックスのシーンからはじめて欲しいです。
あの赤いナップサックが重要なんですもの。
誰だか分からないただのおじさんのシーンからはじまる、普通で普通じゃない場面が宮部さんらしさじゃないかと思ったりするのです。
さて原作を読み直すとしよう。
文庫の続き買わないと。。。
そして、いつかみこが中学生になったら読んで欲しいです。
ダルイ、ウザイ、だからスルーしちゃう…そんな現代の中学生たちに自分たちの問題を解決するということは、どんなことなのか…それを考えて欲しいなと思うのです。
私が中学の時、この作品があったら出会いたかったなぁ…そう思わずにはいられないのです。
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