宮部みゆきの大作「ソロモンの偽証」がいよいよ劇場公開です。






原作を読んで、震えるほどの興奮を感じました。

なので、映画化は楽しみであり、不安でもあります。

「模倣犯」の前例がございますので。

「模倣犯」もものすごい傑作だったので、楽しみにして劇場に行ったというのに、端折りまくりのかるーい作品になってたのが残念で残念で。。。


今回のソロモンは前後編なので、尺としては…うーんギリギリかな?


とにかく、この作品は、登場する中学生一人一人が主人公です。

ヒロイン藤野涼子はもちろん、ワルの大出、クラスで目立たないよう一生懸命な野田くん、自分のニキビが憎くてたまらない三宅樹里、謎の他校生神原くん、そしてクリスマスイブに転落した柏木くん。

他にも沢山の魅力的な子たちが出てくるのですが、彼ら全てを主人公として撮ることができているかが、映画の面白さを決めるのだと思います。

うーーん観に行きたいところです。

3、4月と連続で公開してくれるのでありがたいですね。


ソロモンの偽証(〔1〕(第1部)) [ 宮部みゆき ]

¥810
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