長い事アルミを使った水冷パーツは途絶えていましたが、最近ポチポチとアルミを使ったパーツが登場で電蝕の話が出て来る様になってきました。

 

EKは個別の商品説明でアルミと混在はしたらアカンと明快に書いていますが(This product should NOT be installed with any aluminum EK Fluid Gaming parts!)、他のメーカーは書いていません。

僕も個人的にアルミは混在しない方が良いと思うので基本的に水が触れる箇所にアルミを使っている物は取り扱わない様に気をつけています。

 

Bykskiはアルミを使ったパーツが結構有りますのでかなり気を遣っているのですが、入荷してから気づく事もあります。温度計や圧力計は興味が有るのですが明快にアルミ製ボディーなので取り扱う事は今後も無いです、ただメーカーの担当者とは常にSkypeでチャットしているので特注で素材を変更してもらえる物は出来る様に話しあっています(ひつこい位なんでアルミを使うのやと言ってますw)。

 

Bykskiは安いですがクオリティーは結構高く、またこちらの要望をある程度聞いてくれるので発注パーツを上手く選択し素材変更出来る物はやってもらったらええとこ行きます、BitspowerやEKと比べたらあきませんw

初めて水冷する時の価格面でのハードルは下がりますし品質は問題無いので水冷の裾野が広くなるにはもってこいのメーカーだと思います。

 

電蝕ですが配管内(水の触れる箇所)の異種金属で電位差が大きい物で発生します(電池と基本同じ原理)、シロアリが喰ったカジリの様な感じの見た目になります、ハッキリ判る写真がなかなか無かったのですが、なんとなく判る写真を見つけました。DangerDenのMaze4と言う昔のVGA用水枕で素材はアルミですので内側が見事に電蝕を起こしています。

アルマイト処理されていれば大丈夫と言われますが、パーフェクトな処理がなされていれば確かにそうですがピンホールがほぼ間違い無く有りそこから電蝕を起こしています、写真の電蝕はまさしくアルマイトのピンホールからです、ですのでメッキも同様ですね。

 

真鍮や銅、ニッケルメッキだけなら電位差がほぼ無いので電蝕は発生しにくいですし、長い間水冷パーツはこの構成でしたので電蝕の問題はあまり出ていなかった思います。

ここにアルミが入るとアルミと真鍮や銅は電位差が大きくアルミが溶け出してしまいます。

アルミばかりがやり玉に挙がりますがステンレスも要注意です、今までの配管にステンレスが入ると今度は銅や真鍮が電蝕を起こします、ステンレス使ったパーツはあまり無いですが、自前で制作するパーツなどは要注意ですよ。

2002年に個人的な興味でPC水冷を始めました、翌年の2003年には何を思ったかCoolingLabとして水冷パーツの販売まで始めてしまいました。

元々油圧機器の会社に勤めていたので配管方法等はよく知っていたと言うのが水冷を始めたきっかけでもあります。

 

最初は扱いパーツBlackIceラジエターでした、あの頃の塗装は凄かったw

セロテープを貼って剥がしたら塗装までペロッとめくれてくる始末、外国製品のクオリティー丸出しでした。

 

CoolingLabの名前は冷却実験室から来ています、昔はWEBサイトにも冷却実験室と表示していました。

文字通り水冷でどれ位冷えるのか、ラジエターの性能比較やポンプの性能比較など色々やってました、機材は今も残っていますが流量計なんかはポンプの性能が上がりすぎて素の状態(揚程0m)では測定出来ない流量になっています。

 

CoolingLabを始めてもう16年以上経過、時代はスマホやタブレットが普及して普通の人がWEBサーフィンするのにパソコンは不要になってPC自体が減ってきています、さてさて今後PC水冷はどうなるのやら・・・

 

今更なんでブログなんか始めるのって意見はありと思います、お客さんから有った質問とかでも他のお客さんとも情報を共有するには文字数の限られているTwitterよりも良いかなと思ったからです。同様の理由でちょっと前からはYoutubeも始めています。

水冷に関しては個人的な思い込みも書くかも知れませんがご容赦を、ただ無駄に?長い経験は役に立つかもですがw

 

水冷以外にも個人的に興味の有ることも書いたりしますので、水冷だけのブログにはしないつもりです。

なんでもかんでもですよ

 

それでは今後とも宜しくお願いします。