またちょっと続きみたいな話です
声のオーディションで読んだ課題は
子供の頃からアトピーで
母親に悲しい思いをさせた
姉弟に気を遣わせた
と悲しみを背負って生きて来た女性が
本当は子供番組の歌のおねぇさんになりたい夢があったのに
誰にも言えないまま大人になった
だけど狂疑乱舞の出演者募集を見た時に
どうしても出たいと応募
でも出演を決めた後も葛藤した物語
※※※
私は課題を読むたびに泣いて
泣いて
泣いて
いたのです
そして今日も
嗚咽かというほど泣きながら練習していたのです
これはさすがにおかしい
でね
気付きました
私の母
長女である私を産んだ後に体質が変わり
アトピーになったんです
特に背中に症状が出て
幼稚園に通う頃からずっと
母の背中のケアをしていたのは私
大人になっても
私が家を出たら
誰が薬を塗るんだろうって
3人兄弟の中で
長女の私が一番最後に実家を出たんですよね
私のせいだ
私のせいで母はアトピーになってしまった
そんな思いをずっと持っていたから
彼女のストーリーを読むたびに
涙が溢れて止まらなかったんだと
きっとね
そしてね
私の幼稚園の頃の夢
卒園文集的なものに書くために
幼稚園の先生に将来の夢を聞かれたのですが
私は魔法使いになりたいと言いました
却下されました
なんか他にあるでしょって
看護婦か幼稚園の先生と答えました
その時の傷も
関係あると思う
夢を正直に言わせてもらえなかった思い出
今でも忘れていないんだよね