こんばんは!
昨日開催された「渡辺明杯かつしか子ども将棋大会」に次男君が参加しました。
中学生になって、子ども将棋大会がめっきり減った次男君ですが、
同じ中学生のお子さんを持つKさんからお誘いをいただき、参加することができました。
(Kさん、ありがとうございました!)
会場は、東京都の葛飾区地域産業振興会館(テクノプラザかつしか)にて。
電車を3本乗り継いで、青砥駅から徒歩12分の場所です。
会場入り口で記念撮影
さて、今回の将棋大会。
クラスは4つに分かれており、上から、
・渡辺明チャレンジクラス 64名
・A級 64名
・B級 64名
・C級 64名
の応募枠がありました。
会場の様子
次男君は最上位の渡辺明チャレンジクラスに参加です。
このクラスの参加者はちょうど40名。
チャレンジクラスの参加者を見ると、小学生から中学生まで名の知れた強豪がずらり。
小学生県代表、中学生県代表を始め、小学生低学年の部で全国制覇した子や中学生名人も参加。
なかなかのハイレベルです
開会式は盛大に行われ、渡辺明二冠の他、所司一門の棋士、女流棋士、奨励会員の方々もこの大会に駆けつけてくださいました。
<参加棋士>
・渡辺明二冠
・所司和晴七段
・宮田敦史七段
・石井健太郎六段
・石田直裕五段
・渡辺弥生女流初段
・磯谷真帆女流初段
開会式での渡辺二冠のご挨拶
さて、対局が始まりました。
1回戦
相手は小学4年生の強豪君。
4年生とは思えない落ち着きと、指している時の目力がすごい。(強くなりそうです)
次男君居飛車と4年生君振り飛車の対抗形。
次男君は相変わらず薄い玉形でしたが、要所で金を守りに使って補強し、最後は飛車角全てを相手に渡しながらも寄せ切ることができました。
2回戦
相手は中学生選抜県代表の中学2年生君。
次男君が受ける将棋でしたが、相手の猛攻を受けきり、攻めが切れたところで反撃して勝つことができました。
3回戦
5月の水戸京成百貨店の3位決定戦で当たった強豪5年生君が相手。
前回の3位決定戦は大激戦で、地方新聞に棋譜が載るほどでした。
今回も角換わりの将棋でしたが、今回は次男君が中盤をうまく指せたようで、勝つことができました。
いよいよベスト4です。
準決勝
研修会上位の中学生二年生君が相手。
棋力はほぼ互角なので、どちらが勝つかは運次第でした。
形勢は次男君が悪く、ひたすら受けて粘る展開。
白熱した将棋でギャラリーも増えてきます。
準決勝の様子
結果的には相手に最終盤で見落としがあって、次男君が勝つことができました。
次男くん曰く、相手の見落としがなければ次男君が負けていたようで、やはり運があったようです。
決勝戦
次男君と同学年の他県強豪君。
相手は小学生低学年の時から活躍されており、私も随分昔に千駄ヶ谷の連盟道場で負かされた記憶があります。
戦型は角換わり。
こちらも相手の攻めを次男君が受けて反撃を狙う展開に。
相手の猛攻にひたすら耐えていましたが、今度は終盤に次男君のミスがあり、そのまま寄せられてしまいました。
受けに角を打ったのですが、銀であれば凌いでいたとのこと。
30秒将棋の中の判断なので難しい部分もありますが、まだまだ力不足のようです。
よって、本大会は準優勝となりました。
5局全て相手が強い子ばかりでしたので、次男君もいい経験になったかと思います。
表彰式では、石田直裕五段より表彰状と立派な盾をいただきました。
表彰式の様子
表彰状と盾
今回の「渡辺明杯かつしか子ども将棋大会」は初めて参加させていただきましたが、参加人数が200名を超えたにも関わらず、受付から開会式、対局、指導対局、表彰式まで運営が実にスムーズでした。
渡辺二冠始め所司一門の先生方やこの大会を運営されたボランティアスタッフ、葛飾区の関係者様など数多くの方々がこの大会を作っていただき、子供達は一日将棋を楽しむことができたように思います。
また来年も開催されることがあれば、ぜひ参加したいですね。
この将棋大会に関われた全ての関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
あと、私自身は久しぶりに会った数多くの親御さんと楽しく談笑することができました。
知り合いが増えるとより将棋大会が楽しくなるので、本ブログを見ていただいた方でも、気軽にお声がけいただければ嬉しいです
では、今回はこの辺で。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました