頑張って自販機まで歩いてきたのに
釣り銭切れで50円玉が使えず
不貞腐れてるところです
どーもチッキです
こんばんは(∩´・ω・`)⊃ シュッ
さて前回の続き行きます🔻
最近うっかり気づいたけど細かく書くとキリがないね術後2日目じゃなくて1日目の②だからねこれ
そんなわけで日勤担当ナースのU田さんと挨拶を交わし術後1日目スタート
昨日夜中にフットポンプが外れ朝から食事も出る
朝食は術側を使うのに多少苦戦してフォークとスプーンを持ってきてもらい半分くらい食べたかな?
味は普通
その後歩行訓練だったが歩くのは全く苦戦しなかった、恐らく術日の腰痛地獄で足をめちゃくちゃ動かしていたのが功を奏したのだと思う。
ただ、ベッドから起き上がるまでね?
ベッドをウィーンと電動で起こして
そこからよっこいしょと足をベッドから落とす体勢にするまでが最初大変
腹筋鍛えておけば良かったなぁーとつくづく思った腹筋さえきちんと機能していれば、大胸筋等にかかる負担は最小限だった筈なのに
腹筋野放しにして放牧していたために
胸筋にもかなり動いていただかないと起き上がれない(ベッドを起こしてもね)
そこは私の日頃の自分への甘さの皺寄せだなと感じた
その後尿道カテーテルを外す。
感触としては
ばるばるばるっ‼︎と萎んだ風船🎈が体から引っ張られて抜けてく感じ
ちょっと気持ち悪いけど痛みは無い。
徐々に体が自由になっていく
点滴はお昼ご飯の時までと言う事で朝8時くらいに最後の一本栄養と水分が打たれた。
術日は一睡もしていなかったので、ご飯を食べてうとうとしていると
急に胸が苦しくなってきた
ご飯を食べたからかな?腹が膨れたから苦しいのかな?しかし胸も脇も痛いな…
そんなことを思ったが、術後一日目なんだから痛いのは当然だろうと黙っていた。
その後ナースのU田さんが傷口チェックという名目でバストバンドを外すと小さく
「えっ…」と呟いた
どうしました?と傷口を見る
ちょっと話は逸れるが、傷口を見た時の感想は
「カッコいい…」だった。
スパぁーっと綺麗ーーーに一本の線が斜めに長ーく入っておりボコボコした肉肉しさ一切なし
もっともっとグロテスクな仕上がりだろうと思っていたからすっごくテンションが上がった
やっぱり主治医はコミュ障だけど手術に関しては天才なんだなと、名医リストに乗る意味をまた実感し感動した。
傷口に感心している私をよそにナースのU田さんは少し焦っていた。
「どうしました?👀」と聞くと
「脇が腫れてる…」と言う
脇を見てみるとボコォっと風船膨らましたみたいに腫れていた
「痛いですか?」と聞かれ
「んー、手術当日より痛みが増してます。あと昨日よりバンドが苦しくなってますね腫れてるからかな?」と答えた。
すると「何でこうなったか分からないけどバストバンド(胸のコルセット)のサイズが合ってないんじゃないかな?買い直しましょ!後で買ってくるので今は外しちゃいましょ!」という。
「え?買い直すって…サイズ間違えてた言うこと?売店の人が選んだんですよ?サイズまで測って。それに今一番大切な時に締めないで大丈夫?」
と不安になって質問。
『大丈夫じゃないですか?私は消化器科のナースなんでよくわからないです。締めてるだけなんで外しても特に平気かな?と。ま、後で乳腺外科のナースに聞いときますよ!』
「よくわからないならDr.に確認して貰えませんか?後でじゃなくて今」
『やー…Dr.今忙しいんでその内聞いておきます!ではまた来ますね!』
と部屋を出て行ってしまった。
ここは消化器外科病棟。乳腺外科が満床だったから致し方なく他科へ入院した。
消化器外科は即命に関わる患者さんが多いため確かにバタバタと忙しい。
💨まぁ確かに忙しそうだな。。。乳腺でいきなり命を落とすような事は無いのだから少し待つか…
私もその時は少し協力するような気持ちで身を引いた。
それから2時間ほどするとズキズキと痛みが増して腕が痺れて一切上がらなくなってしまった。
んーーーー??これは明らかにおかしいぞ?
顕著な症状がで始めたので少し焦ってナースコールを押す
U田さん(以降「」で表示)が「どーしましたー?」と部屋へ来る
『忙しいところごめんなさい!さっきから腕が痺れて一切腕が上がらなくなってしまって…腕も凄く浮腫んできてるの!Dr.に診てもらえませんか?』
焦っている私をみて、まぁまぁ💨という感じでなだめて、「そのうち行っておきますね!じゃまた来ます!」と部屋を出て行った。
ちょっと待ってよ…これマジでやばいやつだって!
そう思ったけど周りはきっと本当に重症な方々なんだろうと思う気持ちが私を我慢させる。
そこから1時間、手首が普段の3倍くらいの太さになって手が握れなくなっていた
痛い…しかも動悸が凄い…貧血のように口の周りが冷たくて床に吸い込まれそうな具合悪さに襲われる。
お願い…一回でいいからDr.か、Dr.が無理なら上の看護師を呼んで…
そう思ってナースコールを押す
がナースコールのスピーカーから『チッキさんどーされましたー?』と出る
『腫れと痛みが増してきていて体調も悪いからDr.か、ほかの看護師に知らせてください』と言う
すると今度は部屋に来ることもなくナースコールのスピーカーから
『はいはーい!言っておきますねー』と言ってナースコールは切れた。
遂に部屋にも来なくなった。
そこから3回ほど呼んだが一度も来ない。
どんどん調子が悪くなり歩いてナースステーションまでは到底行けない
そんな時に何も知らない、ほかの看護師が『チッキさん!リハビリのオリエンテーションを乳腺外科(違う階)でやるみたいなんで◯時に行ってください』と言う。
今、調子が悪い事をこの看護師に伝えるチャンス!と思ったが消化器外科の看護師には乳腺の事がわからないという事を身をもって知った私はそのオリエンテーションに何としても向かおうと思った。
そしてフラッフラになりながら乳腺外科の階へ移動
乳腺外科のナースがすぐに『チッキさん!顔色悪いですが大丈夫ですか?どうされましたか!?』と聞いてきた
事情を話し具合が悪いと伝えるとすぐに処置室に連れて行かれ寝かされてDr.が来た
👩⚕️『あれー凄い腫れてるじゃん何これどしたどしたバストバンドは』
『サイズが合ってないからしなくていいと看護師さんに言われました』
👩⚕️『んなわけないじゃん!!今が一番大切な時期に』
乳腺外科のナースも『先生!すでに血腫が出来てます…あドレーンパック廃棄してない』
👩⚕️『えーーーーーちょ、チッキさん大丈夫?具合悪いね?動悸とかする?』
『します…具合悪い…動悸もすごいし脇も腕も胸も痛い…』
何とか絞り出して伝えた
👩⚕️『そうだよねいつからこんな状態⁉️』
「午前中からずっとです。ナースコールは七回ほどしてDr.に診てもらいたい。処置をしてほしいと訴えましたがずっと放置されてます」と伝えた
乳腺外科のナースがぷんぷんになり『担当の名前覚えてますか?』と聞かれたのでの名前を伝えた。
すると5分もしない内にが乳腺外科へ呼び出され
乳腺外科のナースに怒られる
『ありえないでしょ!この状態で放置とか!血腫ができてしまってるくらい消化器外科でもわかるでしょ?それにドレーンの排液は6時と14時には必ず廃棄しないといけないルールでしょ!?何故今日一度も捨ててないの?もうドレナージュする機能を果たしてない状態でこんなんじゃ患者さん具合悪くなって当然でしょ!?』と
『すみません。』
『それに何でまだ点滴してるの!?朝ごはん食べれたなら昼前には点滴外してなきゃおかしいでしょ?今すぐ点滴の針を抜いてください!』
「わかりました…」
そんなやりとりをナース同士でしていたが
気を失いそうに体調不良でぼぉっとしている私に
Dr.は腫れてあざになった血腫にアイスノンを当ててぎゅーぎゅーにコルセットで締め付けながら
👩⚕️『チッキさんごめんなさい!具合悪かったですね!ナースは改めてきちんと指導し直しますので🙏🏻一回圧迫固定します!もしこれでもどんどん拡がるならもう一度脇を開けて中を洗浄しないといけなくなるかもしれません』
という。
『それは、再手術ということですか?』
👩⚕️『はい。最悪の場合は…』
『いえ、無理です。もう手術は無理。いやです』なんとかそう言ったけどもう調子が悪すぎてゼェゼェしてる。
👩⚕️『そうですよね!そうならないように手を尽くしますごめんなさい!車椅子で病棟へ戻りましょう』
と言われて処置後が車椅子を押す
エレベーターで2人きりの時
私はてっきり『ごめんなさい…私がもっと早くにDr.に伝えていれば…大丈夫ですか?』くらいは言うと思っていた
しかしこの後彼女は
『乳腺外科の病棟ってうちより狭いですねーっ 笑』という。
ダメだ…この子事の重大さが分かってない…
腹が立ちすぎて、でも調子が悪すぎて
返事をしなかった。
部屋に戻り点滴を外すよう指示があったので点滴を外すかと思っていたら外さないので
『点滴は?外せと言われたでしょ?』と言うと
『点滴は最後までやります!また来ますねー』と言いながら点滴スピードを何やら調整してからさっさと部屋を出て行った
は?点滴外せの指示にわかりました言うてたやん
点滴をみるとその時3分の1ほど残っていた
この点滴は栄養補給と水分補給のための点滴だから打って体に害のあるものでも無いし
消化器外科のやり方としてはこの点滴までは打ち切るルールなんかな?
害がないという思いと、体調不良で気力が無いのとで文句は言わずに大人しく寝ようと思った。
うとうとしてそこから二時間ほどして目が覚め点滴をみると3分の1しかなかった点滴が2時間経った今もまだ終わっていない。
朝8時から打ってる点滴が、午後の15時半でまだ終わっていない
そんなことあるわけない
どんなスピードで落としたらこうなるの?と点滴がポタッと垂れるところを確認すると、止まっているかと思うほどにゆーーーーーーーーーっくりとたまーに落ちるスピードに設定されていた。
さっき最後まで打ちますと言った後、スピードを調節していたが、わざわざこのスピードに調節したと言う事になる。
今すぐ外せの指示に対してスピードを超絶遅らせた意図的に。。。
ブチッ💢
堪忍袋の緖が切れるとはこの事だなとわかるくらい自分の中でブッチーぃと音がした
即、点滴のスピードをスマホで動画におさめた。
そしてナースコール。
が出る『どーしましたー?』
『あんたじゃ話にならんから、他の看護師今すぐ部屋へ来させろ‼️』
語気の荒さに周りの看護師がどうしたどうしたとなりチーフクラスのナースが部屋に来た。
『チッキさんどうかされましたか?』とチーフナース。
『ちょっと見て?この点滴。このスピードあなたが見て適切なスピードですか?答えてください』
と話す。
『ん??止まってる??あれ?終わってる??いや、終わってない漏れてる?…漏れてないえ?え?ごめんなさい、全く適切ではありませんどうしたんだろ?』
と慌てるチーフナース。
「これね?乳腺外科のDr.やナースからすぐに点滴を外せと指示があったんです。お昼に。その時わかりましたとは言ったのに、その後最後までやると言って、わざわざこのスピードに変えていったんです。
そもそも!栄養と水分補給に7時間半点滴一本にかけるとかあり得ますか!?それをあなた方は把握出来てないんですか?誰もあれ?おかしいなと思わないんですか?
消化器外科ではそんな事の共有すらできませんか?術後すぐにこっちは命を預けてるんですよ?
点滴は遅くして外さない!ドレーンの排液は捨てない!痛い腫れてきたと訴えても一向にDr.に知らせない!殺す気ですか⁉️💢あり得ない‼︎
この点滴は動画に収めてますし?ドレーンの排液を捨てなかった事は乳腺外科のDr.もナースも把握してます!このままでは終わらせないですよ!?弱ってると思って患者を舐めんな!!💢』
とブチ切れた。
今までハイハイと全てに従い。ニコニコおとなしくしていたので、チーフナース呆然。
ひたすら平謝りを始めた。
『大変申し訳ございませんでした🙇♀️仰る通りで一言も返す言葉がありません。今から消化器外科のナース全員召集して周知し、二度とこのようなことが無いように、徹底致します!』
とその他にもずっと寄り添う形で謝罪がありその後、消化器外科の師長から謝罪、乳腺外科からも師長が謝罪にきた。
『私は謝罪してご機嫌をとってもらいたい訳じゃないんですよ。ちゃんと仕事をして欲しいんです。プロでしょう?私は胸ですから、この程度で済んでますけど、これ消化器だったらこんなことしてたらそのうち死人出ますよ?
乳腺のことはわからないとさん仰ってましたけど分からないから!報告相談するんでしょ?
あなたがたのご家族がもし手術のために入院してこの扱い受けたら心配になりませんか?腹立ちませんか?危険感じませんか?
もう二度と彼女を私の前に出さないで下さい。これが意図的にやったことなのか、単なる無能なのかは知りませんけどいずれにせよ命の危険を感じるので!この状況に夫が激怒しているので止めてはいますが、電話が来るもしくは乗り込んでくる可能性もありますのでその時は対応よろしくお願いします。怖いです!』
と伝えると謝りながら師長が
「怖い?は態度が怖かったですか?」と聞いて来た。
『いいえ?とてもにこやかで元気な対応でしたよ?』と答えた。
「え…それで怖いというのは…どういうことで…」
『にこやかに指示を無視して、にこやかに排液を捨てず、にこやかに点滴スピードを遅らせて、にこやかに相談せずにこやかに放置する。怖くないですか?』
と聞くと
『あ…よくわかりました申し訳ございませんでした、きっちり全体に周知いたします。』
となり、全体に即周知された。
乳腺外科の師長はとても気さくでしかも何がどれほど問題だったかをとても把握してくれていたし消化器外科のナースも以外は一生懸命看護してくれていたのでこの辺で、怒りはおさめることにした。
消化器外科の師長は、事の重大さを分かっていないが、患者に訴訟でも起こされたらかなわないという風のご機嫌の取り方をしてくるので相手にしなかった。
来るナース来るナースに『大変でしたね。不安な思いをさせてごめんなさい。全員が全員そんなではありませんから安心して下さいね』と言われる。それは充分承知していたので怒りはおさめた。
そこからは当たり前だが時間きっちりにドレーンの排液量はチェックされ中身も廃棄される
傷口も確認されDr.の回診も増え何もかもがピチッと動くようになり問題のもこの階から異動になりました。
しっかし、この時に出来た血腫が酷くそのために術後の右腕は像の足のように太くなっているし
あざだらけ。ただでさえ絞められるのは苦しい(肺炎の後遺症)のに、そこにアイスノンを挟むことで厚みがでて苦しさと痛み倍増
腕は伸ばせないし上がらないしでもう踏んだり蹴ったりになりました
これが術後翌日のお話
ハードだわぁーほんと
乳がん太郎の中でも中々ハードな状況だったし手術も中々ハードだったけど
こんな事までハードモードって🤦🏼♀️と思うけど
まぁこれも治って仕舞えば良き想い出となる。
結果良ければ全ておけ
と思う事にした( ´,_ゝ`)