◇セキュリティ概念の導入を理解できるか?
●セキュリティ概念の導入をしっかり理解できるのでしょうか?
ディーラーは、エンターティナーのように思われがちですが、
実はそれ以前に銀行員と同じような扱いを受けることを知ら
なくてはいけません。
カジノに一歩入れば、そこではチップは現金そのものです。
ディーラーがゲストのチップをくすねる行為は「窃盗罪」に当たりますし、ハウスのチップを拝借すればこれは「横領罪」となります。因みにディーラーは、休憩室に向かう時でさへ、セキュリティゲートを通らないといけません。もしポケットにチップでも入っていれば、すぐに警備員に取り囲まれますね。
カジノディーラーは、常にハウスやゲストのチップ、つまり現金そのものを素手で取り扱うことを仕事とするため、厳しいセキュリティ教育を受け、それをしっかり理解していなければいけません。
これは、ハウス側としては安心して雇うことができ、ゲストとしては安心して遊ぶことができるという両側面からの信頼確保のためなのです。当然カジノスタッフも全員同様の教育を受けていて、カジノの組織は監視の連鎖とも言われています。
さらに、「Eye in the Sky」 や「サーベイランス」などの監視カメラの設置、その監視役、フロアを巡回する警備員やウェイトレス、そしてキャッシャーが全てセキュリティの中で運営されています。
今では、セキュリティのシステムは目覚ましい進歩を遂げ、イカサマを防止したり、不適格者の入店を排除することもできます。つまり、カジノ側の従業員だけでなく、カジノでプレイするゲストもこれを理解し、自分は常に監視されているんだということを忘れてはいけません。
前にも話しましたが、これが原発以上のセキュリティといわれる所以です。
