造船会社の敷地内に職場があるのだが
普段私のいるドライルームの中は、いつも微妙に揺れていて普段は地震の揺れに気付くことは少ない。
けれども先週の金曜日は違った。
ゆっくりと横に揺れているのがわかり天秤の数字がすごい勢いで変わっていく。
隣の部屋の同僚とガラス戸越しに地震だよねと目で訴えあう
さすがに出たほうがよいと判断。
外に出るとプラントの人たちも外に集まっている。
造船会社の敷地内に職場があるのだが
普段私のいるドライルームの中は、いつも微妙に揺れていて普段は地震の揺れに気付くことは少ない。
みるみるうちにアスファルトだった駐車場も…水浸しに。
水道管も破裂し造船で使うパイプ等もグラグラ揺れ始め液状化現象も始まった。
景色がゆがんで揺れているのを初めて見た。
目の前で電柱や小屋が斜めに沈む。
最初は野球グランドに集合との事だったらしいがグランドはすでに水浸し。
ちなみに私のいた作業場所は放送が入らないので避難場所がすぐわからなかった・・。
会社構内の大通りに造船の社員さん達も全て集合。
余震も続き建物内にはいるのは危険なので4時半まで待機。
ヘルメットは持って出たものの防寒着を忘れて段々と寒くなってくる。
唯一の女性同僚とくっついていたからまだ良かったが・・途中社員くんが着ている防寒着をどちらでもいいから着れば と投げてくれたが・・気持ちだけありがたくいただいた。こんなときは優しさがしみる。
一生懸命、ここはしたが海だから揺れるんだと安心させてくれようと説明してたり。
つかず離れずの距離にいてくれるのはありがたい。
大勢の人たちを見ていると こんなときはみんなの人間関係が見える。やはり怖いときや不安なときは信頼できる人のそばにいたい。
途中、激しい爆発音がして煙が見える。
コスモの石油コンビナートが爆発していたのを知ったのは家についてニュースをみてから。
ただ不安な気持ちで煙の行方をみていた。
現場にいると状況の把握すらできない。
携帯のワンセグを使いニュースを見る人も。
大津波警報がでているのを知る。
晴れていた空も爆発の黒い煙に覆われ、煙から雨も…
あちこちで家族に連絡を取ろうと携帯を手にする人たち。
もちろん繋がるわけもなく不安になる。
危険確認が終え建物内に戻り簡単に片付けその日は帰宅。
帰り道も国道迄の長い一本道が怖すぎる。
ひとりで歩いているのがこんなに怖かったことはない。
途中また大きな爆発音がありびっくりし道路にしゃがみ込んでしまった。
もうやだ~と声にでる。
気持ちを取り直し歩き出し国道にかかる歩道橋の上に着いた時、また物凄い爆音。振り返ると火柱と煙。空一面が明るくなり熱い爆風に包まれた。
その頃、家の中でも娘が爆風でドアやガラス戸が振動しびっくりしたらしい。
7階の家のドアを開けると爆風と共に鉄板のようなものが沢山飛んでいくのがみえたらしい。
この爆発で会社の窓ガラスは沢山割れたことを出勤して知ったのだが・・・
家では水槽の水が半分ほどこぼれ下の棚の書類等が濡れ
延長コードのコンセントにもかかりジージーいっていたらしいが幸い家にいた娘が気づき火事にならずにすんだ。
ガス台にも油缶が倒れ油まみれ。
私が帰宅する前に次女がだいぶ片付けていてくれて助かった。怖かっただろう。
地震の時はウサギのモカを抱えテーブルの下に隠れたといっていた。
幸いな事に怪我人も出なかったが・・・
我が家は7階。 調度玄関を開けると石油コンビナートの炎が見える。危険なところの近くに住んでいることを実感。
今朝、出勤する時にも海岸通りの一本道はあちこち隆起や段差、ひび割れが。
家のドアを開けた瞬間、石油コンビナートが燃え続けている煙が横にたなびき会社辺りをつつみこんでいるのがみえ

会社本館のガラスは沢山割れ階段が破片だらけ。
トイレも使用禁止。
水も水道管破裂の影響で出ない。
計画停電や今後の地震対策に危険な薬品瓶等を危なくないよう片付け昼には退社。作業所の人たちはブルドーザー等で液状化現象の緑がかった泥を掃除し続けていた。
暴風が吹き荒れ 乾いた泥を巻き上げ・・とても荒んだ景色。
家に帰ると会社からの連絡網で私が作業するドライルームがある建物に危険箇所が見つかり次に大きな地震があったら倒壊の恐れがあるからしばらく休みになるらしい。
被災地の方々から比べたらまわりにけが人もなく幸せなんだと思うが不安な気持ちはやはり多い。
職場がなくなったら・・派遣の身のわたしは・・子どもたちの生活がかかっているし・・。
大きな地震がまたきたら・・
ツイッターに流れていた文章だか、テレビやネットにばかりはりついていないで、パートナーのほうを向いてください。目を見て「大丈夫?」と声をかけ、手をとって体感を感じ、抱き寄せ震えていないか確認してあげてくださいという言葉があったが大事なことだと思った。
こんなときはパートナーに限らず、子どもだったり身近な人も不安なはず。
しっかり安心させてあげることも必要だろう。
そしてしっかり生きなければいけない。
今できることをしっかりやる。そして被災地の方のためにできることもしっかり考える。
あと悲しいのは買いだめに走る人たち。
車に沢山つめる姿をみると・・本当に必要な人たちに行き渡らなくなってしまうのではないかと思う。
千葉の私たちはそれほど被害も受けていないのだし・・必要最低限の確保にとどめられないことか。
スーパーのパンの棚もお米の棚も麺類の棚も・・空っぽ。
トイレットペーパーもたまたま切れかけていたので買いに行くよう娘に頼んでいたらどこにもないと・・。
仕事帰りのスーパーはお一人様一点としていてくれた為 買うことが出来たが・・なんだか情けないなと感じた。
一刻も早くすべてが安定することを心から願う。
そして現場には情報がなくとても不安な時間が流れることを身をもって感じた。今も情報が遮断されている被災地の方々の気持ちを思うと胸が痛む。
危険な地域で救助活動を続けている方・・そのご家族。
本当に早くすべてが落ち着くといいのに。
原発も・・・ウランをつかった三号機のことを思うと・・とても怖い。
iPhoneからの投稿








