遠くにみえる薄暗い会社の駐輪場に見慣れた人影

あぁ、今日は歩きなんだよ わたし。
パンクしちゃったからね。

人影が軽くこっちをみたような…

覚悟を決めて歩きだす 小一時間だからたいしたことじゃない
少しいくと後ろからチリチリンと自転車のベル音

顔を上げると ちとぎこちない笑顔でバイバイしながら通り過ぎていく社員君

気持ちがほっこり

手のひらってなんかいいなっておもう

ありがたいよね


なんどあの手のひらに気持ち助けられただろう

だぁれにも言えない悩みに押し沈んでいく心 なんどすくいあげてもらったんだろう