残酷な現実が二人を引き裂けば
より一層強く惹かれあう
いくらでもいくらでも頑張れる気がした
I'm just a prisoner of love
just a prisoner of love
ありふれた日常が急に輝きだした
心を奪われたあの日から
孤独でも辛くても平気だと思えた
I'm just a prisoner of love
just a prisoner of love
ラストフレンズの主題歌だそうですね。私は見ていなかったのですが。
通勤中最近はよくこの歌を 聞いている。
普段は朝だけ・・
いろんな歌をききながら自転車をこいでいる。
今日は小一時間ほど残業をした。もうひと気も少ない。
更衣室でイヤホンつけて音楽流しそのまま階段を5階から駆け下りた。
せつないフレーズが流れていた
階段を降りると自動ドアがある。ガラス戸なので外がみえる。
ドアの向こうに・・・青いつなぎ姿がふたり。1人は二週間ぶりに見る姿。少し動揺。
ドアが開き・・・
心よ落ち着け・・「お疲れ様」と声かける。
すれ違いざまに顔をみてしまった。さりげない顔のまま目が合う。
にこっとすることもできない・・・わたしと同じ表情の君
ひとまわり年下の・・職場の同僚。
今は部署が違うが最初の頃私を教えてくれていた穏やかで優しい先輩でもある
一年近く、お昼を食べる場所も隣りあわせだった。
ほとんど喋らない人だが、くだらない話や彼との話しなどでも話すと一生懸命きいてくれた。
去年の暮れ・・かれとも半年近く逢えなく、連絡が途絶えがちだった頃に心が揺れたことがある。
人付き合いの苦手なこの同僚がたまに見せるあどけない笑顔と、澄んだ瞳にドキドキした。
たまたまみんなで行くはずのカラオケがドタキャンが重なり、この同僚とふたりきりになり、折角だからと思いっきり歌いまくったことがあった。めちゃくちゃ楽しくて久々すっきり歌えた。歌の好みもなんとなく一緒で。
今日はありがとうと思わず握手を求めてしまったぐらい楽しかった。
彼女いない暦が長い同僚・・緊張したのか握手を返す手が・・・いたいぐらい。なんか可愛いなって思った。
その一週間後の会社の飲み会で、その同僚がチェッカーズのあの娘にスキャンダルを歌った。
危険な恋をウォーウォーウォ
しちゃいけないぜスキャンダル
いくら好きでもおまえはあいつのステディガール
愛さずにいられない たとえ禁じられても悲しいね俺たち
さよならが最後のやさしさになるなんてせつないスキャンダル
なんて歌詞
なんとなく ん?と思ってきいていたが・・・
帰りにたまたま一緒になり回転寿司で軽く食べた。
小皿に手を伸ばしたとき手が触れそうになり互いに手をひっこめた
「ちょっとしたカップルみたいですね」同僚が言った。
その日の夜 メールが苦手なその同僚から。。プチデートでしたね。楽しかったです。僕の中で○○さんが日に日に魅力的になっていきます・・・と・・そして最後に危険な恋をウォーウォーウォーと
冗談とも本気とも・・・わからないまま
ずうっと友達でいたいねって言った私の手をしっかり握りしめ「ずっと友達ですよ」って言ってくれた優しい同僚。
ずうっと年上の私の恋心に 嫌な顔もせず、いつも変わらずに接してくれた。
部署も変わり その同僚のいる部署はかなり激務で顔を合わすこともほとんどなくなっていた。
お昼を食べる場所も事務所が引越ししたため 離れ・・叶うはずのない思いを私も胸の奥にしまった。
まだ若い同僚。これから素敵な人と充分出会える・・幸せになって欲しい人だから。
いっときは彼とも別れようとまで思うほどに、あの澄んだ眼差しが頭から離れなかったこともある。
はやくいい彼女見つけて幸せになって欲しいなぁ・・と思う
不器用で・・・だけれど優しい人だ。やはり母子家庭で育ち奨学金で大学院まで頑張って出た人。
なんか母子家庭とか。。微妙に多い会社だな。シングルマザーも多い。
そんな友人というか・・母のような気持ちも入り混じり・・・明るい同僚として接していたのだが
自転車をこいでいたら・・・なんだか涙がこぼれてきた。
想いって難しい。愛されているのに・・満たされない。
愛してくれる人を、一生懸命思い続けていたいのに・・・。
私は自分から人を好きになった事が今までなかった。いつも私を必要としてくれる人を愛するだけ。
はじめて・・自分から好きになったのが・・・この同僚とは・・・。
ちゃんと心の奥底にしまったはずの想いが不意をつかれて・・・涙になった。