最初はやはり迷った。

逃げ出したいけれど・・子どもたちの為にはどっちがいいのか・・・。


わたしは実の両親を知らないので尚更、どんな親でもいるだけいいのではないかとか。

わたしが我慢すればすむことなのではないのかとか。


それでも心に思い描いてしまうのは、楽しく笑う子どもたちとの生活。

いきいきと働く自分の姿。旦那との未来は思い描けなかった。


念じれば叶うというが・・・念じていただけでは、叶うわけもなく。

ただ強く思い描くうちに、はじめなくてはいけない何かが、ふみだすべき一歩の方向が見えてくるような気がする。

明るい笑顔の為にどうすればいいか。

ただ耐えるだけ日々からの脱出。



私の第一歩は、ずっとひとつ結びに長くしていた髪を切りに美容院へ行ったことかもしれない。

そして、自信を取り戻すきっかけはジムで身体を鍛え始めたことだったのかもしれない。


幸せな自分をイメージする。

思いたったら・・・怖くても進んでみる。とどまったままの闇よりはずっと明るい道が開けていた。


片付けと一緒なのかもしれない。

とっておきたいもの。いらないもの。どうしようか迷うもの。と分けていく。

片付け上手になるには迷ったら捨てろという。

これが・・なかなか難しいのだが。


できることや利用価値をもう一度考えてみて、それでも迷ったら進んでみるのも悪くない。


一歩踏み出したわたしは 最初はそれこそ無我夢中。

生きていくのに精一杯の日々だった。

そんな日々を過ごすうちちに いつしか時は流れ


仕事もいくつか変わった。

最初は稼ぎを追及して営業とか・・自分に合うあわない関係なくどんどんやった。

その中で、案外できるもの、できないものと自分が思い込んでいたのと違う結果も多かった。


今では職場でも信用され、若い同僚たちに慕われ、居心地のいい場所が増えた。

友人は少ない私だが、たまには誘ってくれる仲間もできた。

いつも見守ってくれる優しい彼にも出会えた。遠距離だからたまにしか逢えないけれど。


子どもたちの笑い声でうるさいほどのリビング。


日常を忘れたまにはライブに足を運んだり・・なんて心が自由なんだろう。


自分で計画し、それにあわせて節約したり。

義務感や、文句を言われないようにビクビクせずに作る食事。

美味しい笑顔が見られる幸せ。


心が安定する。表情が明るくなり・・明るい笑顔が幸せを運んでくる。


結構疲れはするが・・バタンキューと悩む暇なく眠れる幸せ。


守るべきものがあると強くなる。


失うものが無い時のどこか破壊的な、怖いもの知らずの強さとは別物の本当の強さ。


私が離婚で手に入れたものは・・・


自転車で鍛えられた逞しい足の筋肉と自由と強さ。

そして子どもたちののびのびとした笑顔