来年の秋頃、ハワイにディズニー・リゾートができるらしい。まぁ、ディズニー・ランドができるわけじゃないけど、でも21エーカーの土地に840室のホテルとウォーター・スライダーなどのアミューズメントもあるというから、絶対に流行るだろうなぁ。というか、何年も先まで予約でいっぱいなんてことにもなりかねない。
俺は、実はハワイもディズニー・ランドも苦手だったし、どちらかといえば嫌いでした。嫌いというのは「食わず嫌い」みたいなものでした。今から25年くらい前、アメリカのアナハイムに楽器ショーの取材に行った時、隣接していたディズニー・ランドに、広告代理店の奴に無理やり連れて行かれ、そこから「別に何が面白いんだろう?」っていう感じで嫌いになって、その後、東京ディズニー・ランドにいろいろな機会で誘われたけど、何気に断ってきました。まず、ジェット・コースター的なものがダメだし、高所恐怖症だしね。
でも、当たり前のことかもしれないけど、女性の方の中にはTDL、TDSが好きな人は多くて、女性と付き合えば、あるいは女性の友達にも「行きたい」と言われ、ちらちらと行くようにもなりました。自分から進んで行きたいとは、どこかに抵抗があって、まだそういう気持ちではないけれど、徐々にジェット・コースター的なものにも乗れるようになって、なんだかその爽快感も分かってきました。そして何より、あの非日常感、そのことのほうが俺には重要で、仕事や生活のことをいっさい忘れて、ディズニーの世界観に浸ってしまうことの潔さに少し愉しさを覚えてきました。
ハワイに関しても同様で、昔は「なんでわざわざ日本人だらけの海外」に行かなきゃいけないんだろうと思っていたけど、近場の海外、近場の非日常という意味でハワイもだんだん好きになっていきました。もともとは仕事でハワイによく行くようになって(LAに行く時もホノルルに寄っていました)、最初はいつもひとりで行っていたし、だからホノルルのホテルに泊っていても、ひとりだからワイキキ・ビーチに行くことはなくて、たいてい美味しくもない食事をして、夜は「王様」とかの、銀座にもあるようなクラブで遊んでいる感じでした。ところがこれも、結婚していた当時、妻や友達と遊びで行くようになって、ハワイの面白さを体感できるようになりました。今ではすっかりハワイ好きです。
でも今は、仕事も以前とは180度違う、認知症の方の介護の仕事だし、最近はハワイどころか海外にも全然行っていないけど、来年くらいは行きたいな。ハワイのディズニー・リゾート、非日常の二乗みたいなところで、のんびりと過ごすバケーションもいいだろうな。関西のおばちゃんたちのツアーなんかと一緒になると最悪だけど(笑)。でも、俺、誰と行くんだろう……。ひとりで行くなら、本当に日本人のいない海外がいいしなぁ。2012、2013年は休業するというスペインのエル・ブジで食事をしてみたい(笑)。