お久しぶりです。

皆さんお元気ですか?

ブログを放置し過ぎて

何から書いたらいいのか

分からないくらいですが、

カンナのアジソン病その後について

ご報告です。

 

 

 

10月10日に

カンナは5歳の誕生日を迎えましたが

今年の誕生日は来ないんじゃないかと

心配するほど

いつもぐったりとベッドに横たわって

震えていました。

寒いのか筋肉の痙攣なのかよく分からない感じ。

 

 

 

なぜこんなことになったのか、

分からないことばかりで

悶々と過ごす毎日でした。

毛は茶色くなり

特にお腹や髭はチョコレート色。

病み疲れたような力のない目をして

先代犬達が亡くなる前に

こんな感じだったなぁと

絶望的な気持ちになったものでした。

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アジソン病の診断を受けてから

検査の度に数値が良くないからと

二度にわたって薬が増量されましたが

良くなってるような感じもなく

悪くなる一方でした。

舌が白いことを指摘されて

検査の結果、貧血があることも判明。

もっと酷くなれば白血病の疑いもと指摘され

目の前が真っ暗になりました。

 

 

 

この頃は私の精神状態も最悪。

カンナがいなくなってしまう不安に

支配されていました。

 

 

 

全身の毛は硬く荒くバサバサで

背中はタワシのようでした。

身体中にブツブツと

小さなでき物ができ

いつも痒がっていました。

トリミングもためらいがちで

月一から隔月にしていました。

ストレスに弱い病気なので

短時間で仕上げてもらうように

お願いして預けていました。

 

 

 

真っ白い髭にふわふわの毛並みが

可愛かったカンナは

無惨な姿になりショックで心が痛かったです。

 

 

 

髭が茶色になったのは

唾液のせいかも…と考え

リトマス試験紙で確認すると

強い酸性を示していました。

犬のphは6,5位の弱酸性が理想だと

書いてありました。

以前試した時は確かにそうでした。

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この頃はなんとか治してやりたい一心で

体質が強い酸性に傾いているのなら

アルカリ泉質の温泉に入れたらどうかと

犬の入れる温泉を探して

あちこち行きました。

 

 

 

ここは熊本の山鹿温泉どんぐり村

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400円で一定時間温泉のお湯が出ます。

ドライヤーは100円だけど、

前に使った方が

「まだ使えるからこのドライヤーどうぞ」

と言ってくれたので

この時はタダで使わせてもらいましたよ。

お風呂は個室、ドライヤーは外。

真夏と真冬は厳しいかも。

 

 

 

大分県玖珠郡九重町の犬温泉は

ここは半分屋根のある露天風呂って感じ。

やはり真夏と真冬は難しそうです。

 

 

 

初めての時は

緊張してビビりまくり。

蛇口には近づこうとしません。

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ここは500円で時間制限なし。

ドライヤーも備え付けを使えます。

シャンプーも用意してありますが

愛用の物を持って行きました。

上の水分茶屋で

オーナーさんに500円を払います。

 

 

 

また、

食べる物はどうなんだろうと

一時的に漢方のドッグフードを

試したこともありました。

ドッグフード…

なんとか食べてはくれるんだけど

この頃なぜかトイレや洗面所に

籠るようになりました。

カンナは病気が原因で

精神に異常をきたしているのではと

あらぬ妄想を膨らませる毎日でした。

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変でしょ!?

理由が分からなくて

ずいぶん悩みましたが、

もしかして、

ドッグフードが嫌だった⁉️

 

 

 

手作りご飯に戻したら、

問題行動は無くなりました。

お籠もりしたのはドッグフードが嫌で

いじけた末の行動だったようです。

手作りご飯は間違ってなかったと

私も自信を取り戻しました。

 

 

 

でも、これじゃいけない!

なんとかしなきゃ!

カンナが死んでしまう…と

お盆過ぎに

セカンドオピニオンを求めて

別の病院を訪ねました。

 

 

 

カンナを我が家に迎えた時から

全ての診療記録を整理して

ノートにまとめていたので

これがとても役に立ちました。

後から見直すと、

私も忘れていた病歴を思い出し

残していて本当に良かったです。

 

 

 

ここでの診断も

アジソン病で間違いありませんでした。

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

この翌日から

カンナは日に日に元気を取り戻していったのです。

一番元気だった時を10としたら、

今はどのくらいですか?

と聞かれて

2ぐらいですと即答しました。

その答えに驚かれた様子の先生。

 

 

 

この時の治療は、

注射と少量の飲み薬

そして貧血治療の鉄剤。

 

 

 

2日後には目を見張るほどで、

きっと良くなると

希望を持てるようになりました。

一週間後の再診時には8ぐらい。

更にその一週間後には10の元気が

戻った感じです。

 

 

 

原因を尋ねたら、

薬が合わなかったのでは?

言葉の裏にあるものも感じたけれど

カンナが元気にさえなればそれで十分!

これ以上の幸せはありません。

 

 

 

アジソン病は珍しい病気で、

先生も今まで一度もこの病気の子を

診たことがないそうです。

ベテランに見える先生もそうなのだから

前の病院の若い先生がそうなのも

無理ありません。

ただ、

動物に対する愛をとても感じるのですよ。

転院は正解でした。

 

 

 

転院するにあたって

どこの病院がいいのか

何もわからなかったのですが、

植木屋さんとの雑談から

病院の名前だけは知っていたので

ホームページで確認して

決めました。

 

 

 

素人剪定に限界を感じて

植木屋さんに頼むようになったのは

今年一月でした。

アトピーの酷い愛犬をこの病院に

連れて行ってるけど

とても良い病院ですよ。

と教えてくれました。

 

 

 

植木屋さんを頼んだのも

そこから得た病院情報も

偶然というより必然な感じ。

カンナは病気が治るご縁を

持っていたのかも知れません。

元気になって嬉しいから

何とでも理由をこじつけちゃう!

 

 

 

長くなったので続きはまたね・・・