スーパーで杏を見つけてなんとなくカゴに。

直井真奈美さんの小さめのコンポート


お尻みたいでかわいい

一日テーブルに置いていたらあっという間に追熟してしまった



とりあえずコンポート作ってみよう。





調べたら杏の種の中に入っている杏仁(種の核の部分)も

一緒に煮ると香りが良くなるらしいので

入れてみようと思ったけど…

どうやってこの硬い種を割れば良いのか…



そうだ、くるみ割りがある!と思ったけど

胡桃の殻よりだいぶ薄めな杏の種。


うちにあるくるみ割りは「てこの原理」で割るから胡桃の殻の大きさよりも杏の種は薄くててこの原理が使えない…ガーン…


トンカチで叩いても良いらしいけど台にするものはないし…



そうだ、縦長の向きして割ってみようと


なんとか割れました。



白くてキレイ



弱火でコトコト…



バニラビーンズも入れてみた。

(坂田阿希子さんのレシピにあったので)



明日、何かに使おう。



杏の種の仁を調べてみたら面白い情報がたくさん。


毒性が強いから食べるな、とか

ガンに効くから漢方にも使用されるとか

ガンを抑制すると言われるけれど危険なので摂取しないように…etc


この毒の素となるアミダグリンというシアン化合物

が問題らしいけど


面白いのがこのアミダグリンががん細胞に有効らしい。接種しすぎると問題らしいけど。


パキスタンの北部にあるフンザ地方は

有名な杏の産地で


杏の摂取量が高いためか

ガンの発生率が極めて低いとのこと。


このフンザは特殊な地域で

イスラマバードやパキスタンの他のエリアとは異なり、戒律はそれほど厳しくなく

人々は穏やかで世界屈指の長寿エリアらしい。

3月には杏の花が幻想的に咲き乱れ、最後の桃源郷と呼ばれているんだよ、風の谷のナウシカのモデルになった所なんだと

カンボジアのバックパック中に出会った人が話してくれて、

いつか必ず行ってみたいと思った場所。 


それから5年後、初めてフンザで見た薄いピンクの花は桜かと思ったらそれが杏だった。


花を咲かせた杏の木が遠くまで広がっていた。


フンザエリアの名物爺さん、ハイダー爺が作ってくれのは牛乳パックを型にして焼いてくれた杏のケーキで、とても美味しかったのが記憶に残ってる。


きっと杏だけでなく、長寿の理由は

食生活の他の要素や綺麗な水、環境のおかげでもあるんだろうけど。


老衰で最後を終えられるならいいなぁと思う。



そんな願いに反して


最近食欲なくて



残っていたスコーン半分のみ。

あとうちで作った量産ヨーグルト(にミックスナッツとメープルシロップ)


これがあるからヨーグルトとしょうが、にんにく、玉ねぎ麹も作ろうと思える



数年前、腸閉塞で入院したときは


もう絶対、カップラーメンなんて

食べません!


って思ったのに、喉元過ぎれば熱さ忘れるで

すっかりアレもコレもとジャンクな食べ物に手を出してる。


最近、胃が痛くて食欲が失せたとき

この私から食べる楽しみ取ってしまったら何が残るのか…とまたハッとして気をつけることにしました。


コロナの後遺症で味覚がかんじなくなったときも

楽しみが減るなぁとしみじみ健康に感謝したのに。


美味しいものが食べられるって幸せなことだわと再認識。