天照大神さまには嫌われてるんだなとずっと思ってたんです。だから伊勢神宮にも行く機会ないんだなぁと。どちらかというと天照大神さまと喧嘩した素戔嗚尊の方が好きだしなとか、思ってたんです。だから出雲大社には行けたんだなと思ってた。
でも、狐が見える狐子ちゃんにその話をしたら
「貴子ちゃん、それ天照大神さまじゃないよ。神様はそんなことしないよ。」
と言われたんですよ。
「え。そうかな。失礼なこと言ったから『おいっ!』ってされたのかなと。おいの加減が分からなくて意外に強くて私が転けた、ってことで理解してたんだけど。」
「違うよ。それどこで転けたの?」
「鳥居に向かってすぐ右下。」
「あ、それ、やっぱり違うよ。神社は結界が張られているから、その周りって魑魅魍魎がうじゃうじゃいるわけ。そういう入りたいのに入れない邪のものに「お前は入ったことあるだろ。入れるのに何言ってるんだ」って小突かれたんだね。」
と。
「そうなんですかー?!」
なんだかつかえが取れた気持ち。天照大神さま勘違いしててごめーん。そしてありがとう。と思った。人と話すのって大切だな。自分の考えが及ばないことを教えてくれる。
これで晴れやかな気持ちでお参りできるなぁ。いつか伊勢神宮行ってみたい。
